キャラ紹介1
武藤零二
通称 深紅の零。
身長一六七センチ 体重五八キロ
WD九頭龍支部に所属しているマイノリティ。
性格は極めて好戦的で、短気。命令違反も多数の問題児。
それでもその戦闘適正は飛び抜けて高い為に表向きは問題行為も不問とされている。
イレギュラーの系統は自然操作系能力による”炎熱使い”とされているが、その過剰な身体能力及びに生存能力の高さにその評価を疑問視する向きもある。
(厳密には”熱使い”。自身の体内の水分等を熱沸騰させる事で身体能力を極限に高めている。本来の能力である、焔は事情により使えなくなっている)
家族構成 行方不明の兄が一人。父母は既に他界。
産まれてすぐに研究機関に預けられた為に面識は一切無い。
それから二年前迄は同研究機関で、機密実験の被験者となり、様々な”調整”を受ける。
彼の名前の零二は研究機関では”02”から。
外に出た後に、九条羽鳥から付けられた。
上記の研究機関を二年前に、実験での暴走により壊滅させる。
その結果を受けてWD上層部が抹殺しようとしたものの、九条羽鳥がその身柄を引き受け、九頭龍に。
その際にイレギュラーを制限するための”処置”を受けている。
それで、炎が使えない。
(但し、それでも完全に炎を抑えるのは不可能。その為に零二が拳で相手を殴ると一定確率でその”残り火”が相手を内部から焼き尽くす)
保護者として、旧知の友人である加藤秀二に預けられ、現在に至る。
この二年間で一般常識等を秀二に教えられたものの、正直めんどくさいと考えている。
実家も九頭龍にあるが、滅多に寄ることはない。普段は九頭龍中心街にある繁華街に住み込みしている。
理由は、暮らした事もない実家に何の愛着もないのと、秀二こと”秀じぃ”が怖いから。ちなみに一対一の手合わせで勝てた事は未だ無い。
一応補足すると、実家はとある巨大企業グループに連なる為と、両親の遺した遺産を彼が引き継いだ為に、結構裕福だったりする。(本来の相続者である彼の兄は消息不明で権利を放棄)
普段は、九頭龍の繁華街にあるバーやマンションに住み着いている。
何気に学校の成績も意外と上位だったりする。
本人曰く、「あンなン、覚えりゃいいだけじゃねェか」との事。
イレギュラーの結果、自己代謝が常人よりも異常に高い。
その反動で、暇さえあれば何かを食べている。
甘いものが大好きで、特に和菓子が大好物。
苦手な物は納豆等の匂いの強い発酵食品。