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夏生詩集

問い詰めないで

作者: 夏生

好き、といわなければ


わからないなら


思い合っていないのです



私の、僕の、俺の、こと


好きですか?


好きか?


どう思ってる?



問い詰めてどうするの



その人のことをよくみて


よく聞いて、気づいていかないと



問い詰められて出た、好きは


自白のようでなんだか


可愛いそう



逆に好きかと問われたら


好きだから、一緒にいるんじゃない


好きだから、君のために頑張って


いるんじゃないか、と


言いたくなりませんか?



好きかと、問い詰めないで


私は、僕は、俺は、


あなたのことが好きです


と、思えるだけで


十分なんです



その思いは


言葉や、仕草、ふっとした表情に


現れます



思い合っていれば


添うことができるでしょう



思い合えなくとも


人を好きになれた心は


輝いて


その輝きに引き寄せられる


人が現れるかもしれません




ですから




私の、僕の、俺の、こと


好きですか?


なんて大切な人を


問い詰めないで下さい





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