なっさんの新寺学園クラス紹介!(1年生編)
弐科「今回は三二君が登校している新寺学園のクラスの紹介やで!」
小さなスタジオに明かりが灯った。
一つの小さなソファに弐科が座り、もう一つのソファは空いている。
弐科「はい!今回は新寺学園のクラスを3回に分けて見ていこうと思とるさかいよろしく!」
弐科はここで空いているソファに気づいた。
弐科「で、今日のゲストは来てへんの?」
スタッフは裏でそのゲストを迎えていた。
六車「すみません;寝坊しました;」
新寺学園の六車だ。
弐科「おお!よう来たよう来た!というわけでゲストは六車浩康君や!」
六車「どうも!」
弐科「聞いたところ、先生全員にあだ名を付けとるらしいやないの」
六車「はい!俺の特技ですので!」
弐科「特技かい!野球とちゃうのかい!」
会場は笑った。
六車「まあまあ;」
弐科「じゃあ早速今回は1年生のを見てみよか;」
六車「はい!ではどうぞ!」
六車はモニターを指した。
~見方~
組・担任と主な担当教科(担任については六車がつけた呼称で表記しています)・野球部(一軍、マネージャー)の所属者
・特徴
~1年生~
1-1・定規(数学)・いない
・新入生の中でも特に真面目で(入試の)成績が良かった生徒が集まったクラス。成績(4月に行ったらしいテスト)は7クラス中1位という堂々の結果に。
1-2・催眠術師(世界史)・いない
・比較的温厚な性格の生徒が多いクラス。そのためか授業中に生徒が寝るということが多発している。その結果『ゆとりクラス』と言われている。成績は7クラス中3位となぜか強い。
1-3・ロリ(化学)・市田、和泉哀
・女子が多いクラスで、男子は40人中わずか7人という状態。(ここの校長はどういう基準でクラス分けをしたのだろうか…)ただ、その7人のうち1人は現在入院しているとのこと(原因は骨折らしい)。成績は7クラス中4位。
1-4・ゲテ(生物)・諫川
・何故かはわからないが何かしらのオタクが集まったクラス。担任もまた害虫オタクという変わった趣味を持つ。もともとは『新米』という担任がいたが、就任してわずか12日でいなくなってしまったため(原因は妊娠らしい)、今の担任はその代打。成績は7クラス中6位。
1-5・バッハ(英語)・いない
・とっさのアイディアや、噂の浸透速度に関しては一番とも言われるクラス。中でも新聞部の文月、科学部の斗升は格別らしい。そのため1年はテスト範囲を5組に聞きに行くのだとか…成績は7クラス中2位。
1-6・むーさん(音楽)・いない
・音楽好きが揃ったにぎやかなクラス。だがその好みはまるでバラバラなんだとか。ちなみに担任はクラシック派らしい。成績は7クラス中7位。
1-7・ピカン(美術)・いない
・よく言えばバランスがとれた、悪く言えば無個性が集まったクラス。唯一目立つとすれば担任かといったところのクラス。成績は7クラス中5位。
弐科「…以上かいな?」
六車「はい!以上です!」
弐科「担任のあだ名とかよう付けたなぁ;」
六車「あ、はい;1年のクラスはちょっと苦労しましたよ;なにせ2年も離れてますから!」
弐科「そらそうやろ;」
六車はアハハと笑った。
弐科「じゃあ次は…なんや?『六車浩康が名づけた、担任紹介!』?さっきやったやん;」
六車はチッチッチと指を振っている。
六車「さっきは”クラス”を紹介しました。担任の事はほとんど触れてないですよ?」
弐科「せやかてどうでもええやろ;」
六車「気になると言う稀有の存在を無視するなんて俺にはできないので、じゃ、早速どうぞ!」
弐科「ああ勝手に!」
~見方~
クラス:担任(主な担当教科)
・あだ名の理由と特徴
~担任のあだ名とその理由紹介~
1-1:定規(数学)
・授業の際、大きな定規を毎回持ってきては使用するから。本人曰く「この定規は俺の相棒」。
1-2:催眠術師(世界史)
・授業を受ける生徒の8割は眠ってしまうから。本人も「俺の声は眠くなる何かがあるぞ」と認めているらしい。
1-3:ロリ(化学)
・身長が149㎝とかなり小柄で童顔。見た目で言えば13歳に見えるためこのあだ名がついた。だが実年齢は36歳らしい(文月調べ)。
1-4:ゲテ(生物)
・害虫オタク。また一時期毒ヘビが家に住みついていた時期があったらしく、いなくなったときテンションがガタ落ちしていたという。
1-5:バッハ(英語)
・体型がバッハのようだったから。ただ、授業のとき喋り方がまるで貴族のようになるらしい。それに対しての反応は賛否両論なんだとか。
1-6:むーさん(音楽)
・苗字からとった。また困ったことに(?)特徴がない(新任だからよく知らない)。
1-7:ピカン(美術)
・独創性の絵を描くから。決して頭がピk(ryというわけではない。
弐科「最後2人適当やないのか?」
六車「いやいやそんなことないですよ!」
弐科はいろいろと突っ込みたかったが時間が来たようだ。
弐科「今回はここまでのようや。じゃ、また2年生編でお会いしましょう!さいならー!」
六車「ありがとうございました!」
次回は2年生編です!