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遠き空の下  作者: 狼花
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1章‐8 破られた日常

 この広大なカルネア連合からすれば、ハルシュタイルは敵国である。自分は敵国の騎士の持つ軍刀を所持し、魔物にも慣れている。それに、キシニアでは見ない漆黒の髪と赤の瞳。それがセオンを異質にしていた。


 何度かフォルセに請われ、ともに山中で魔物を退治したことがある。無意識のうちに斬るべきところを知っている自分は、簡単に魔物を倒すことができてしまった。フォルセらは助かると言ってくれたが、もしかしたら自分は彼らにとって害なのかもしれない。セオンは何となくそう考えていた。


 思いつめずに楽しく暮らせ―――フォルセはそう言ったが、徐々にそれは難しくなっていた。キシニアの人々との違いを知るたび、不安で仕方がなくなる。


「セオン? どうしたの?」


 横合いから声をかけられ、セオンは我に返った。テーブルを拭きながら動きを止めてしまっていたようである。

 心配そうなテルファに、セオンは微笑んで首を振った。


「何でもない、大丈夫だよ」

「なら良いんだけど、最近疲れているんじゃない? 無理しなくても良いよ」

「俺が好きでやっているから・・・・・」


 セオンはそう言いながら、テーブルを拭く。


 セオンがフォルセに引き取られ、3カ月が経とうとしていた。忙しいフォルセとユリウスの代わりに、今では殆どの家事をセオンが引き受けている。そしてほぼ毎日のように宿【黒い豹】に行き、手伝いをしていた。暇な時間があればテルファやヒンメルに料理を教わり、ここ最近でセオンの料理の腕はかなり上達し、フォルセとユリウスを唸らせるほどだった。


 時々騎士団にも顔を出すようになった。騎士【黒豹】たちの間でセオンは客員騎士というような扱いになっているが、セオンはかなり慎み深く、何処までも謙虚だった。ランシールは実の兄のように接してくれて、セオンも彼と特別親しくなっていた。長い名前が呼びにくく、セオンはランシールを「ラン」と呼ぶ。ランシールから歴史や地理の話をたくさんしてもらい、さまざまな知識を身につけることができた。孤児院育ちの彼がなぜそこまで賢いのかと聞くと、ユリウスに教えてもらったのだと答えが返ってきた。ロキシーともそれなりに親しくなったが、事あるごとに酒を勧めてくるので断固拒絶している。彼らとフォルセ、ユリウスが過ごす場所と言えばもっぱら医務室である。


「セオン、まだ何も思い出せないの?」


 テルファの言葉にセオンは頷く。自分の記憶がないことはフォルセやランシールら一部の騎士を除いて、テルファにしか話していない。


「困ったことはないから気にはしていないよ」

「私にできることがあったら、何でも言ってね」

「有難う」


 セオンが微笑む。

 この3カ月で、セオンはかなり変わった。目覚めた当初はぼんやりとしていたが、今では明るく笑うことが多くなった。そしてセオンとテルファ、ふたりの距離はかなり縮まった。ぐいぐいと積極的なテルファに戸惑って一定の距離を保とうとしていた最初の頃に比べ、今ではセオンも拒むことをしない。フォルセとは違った意味で特別な存在である。


「こぉら、店の中でいちゃいちゃするんじゃない」


 ヒンメルが茶化しながら咎める。セオンがはっと赤面して「すみません」と言う隣で、テルファが不満そうに頬を膨らませる。


「いちゃいちゃって何よぅ」


 そのテルファの様子を見て、セオンとヒンメルは同時に微笑んだ。


 一通りの手伝いが終わると、ヒンメルがパックに詰めた数種類の料理をセオンに差し出した。


「ほれ、今日の分」

「いつもすみません、ヒンメルさん」

「そりゃあこっちの台詞だ。タダ働きさせちまってるんだからな、これくらい受け取ってくれ」


 いつも手伝いに来ては、帰り際にヒンメルがお裾分けをくれるのだ。


「まっすぐ帰るの?」


 テルファが問うと、セオンはパックを袋に入れながら首を振った。


「いや、ちょっと買い物があるから市場に寄っていくよ」

「じゃあ、私も行く!」


 テルファがそう言ってぴんと右手を挙げた。ヒンメルが肩をすくめる。


「おいおい、店はどうするつもりだ?」

「お客さん、この時間はいないもん! 見事な閑古鳥でしょ。だから、お父さんひとりでなんとかなるよ!」


 痛いところを突かれ、ヒンメルが唸る。昼と夕方の間のこの時間、確かに店内に人は少ない。夜になるとまた繁盛するのだが。


「あのなあ、接客以外にも帳簿つけたり客室掃除したり・・・・・」

「じゃあ、ちょっと準備してくるね!」

「ってこら、人の話を聞け!」


 ヒンメルの声もむなしく、テルファは2階にある自室へ駆けて行った。ヒンメルが髪の毛をかき回す。


「あのお転婆娘が・・・・・」

「元気ですね」


 セオンが微笑む。ヒンメルもにっと笑い、セオンの髪の毛をくしゃくしゃに掻き回した。


「お前はほんと、良い奴だよ。セオンがいるから、フォルセとユリウスも安心して家を預けられるんだろうな」

「いえ、そんなこと・・・・・」

「謙遜するなって! まったく、テルファもフォルセもユリウスも謙虚さが足りねえ」

「え、フォルセさんも!?」


 セオンが驚いて目を見張る。ヒンメルが豪快に笑った。


「ああ、そうさ。知らなかったか? あいつ、意外とずけずけしているぜ。気に食わないことがあると誰だろうと食って掛かるしな」

「そ、そうなんですか・・・・・」

「なんでも、最初の配属先はキシニアじゃなかったって話だ。けど嫌だから上官に頼み込んだとか―――普通ないだろう? 騎士と上官が異動先で揉めるなんて」


 セオンが苦笑した。そう言われれば確かに、フォルセならやりそうだ。


 テルファが下りてきて、ふたりは厨房の裏口から外に出た。市場で食料の買い出しを済ませると、傍の店の店頭に並べられた商品に見入っているテルファが見えた。見ていたのは硝子細工だ。この街の鍛冶師たちは、同時に硝子職人でもある。美しい硝子装飾をたくさん作っているのだ。


 棚の上に並べられた硝子細工の施された髪飾りに目が留まった。花をかたどった明るい赤の硝子が、テルファによく似合いそうだった。


 セオンはさりげなく、懐に手を突っ込んだ。食料などの生活必需品はフォルセから預かった資金でやりくりしているが、それ以外にセオン個人が使う、いわゆる「小遣い」をいくらかもらっている。自分のために何かを買うことなどほとんどないから、だいぶ溜まっている。


「テルファ」


 セオンが呼ぶと、テルファが振り返った。


「あっ、買い物終わった?」

「うん。・・・・キシニアにはこういうのもあるんだね」


 セオンが硝子細工に目を落としていうと、テルファが頷く。


「これも剣とかと一緒で、連合中に流通しているんだよ」

「ふうん・・・・・・これ、似合うと思うよ」


 髪飾りを持ち上げると、テルファが笑った。


「そうかな? でも、そんな贅沢できないよ」


 セオンは無言でその髪飾りを見つめた。そしておもむろに店内に入り、カウンターにそれを置いた。テルファが目を見張る。


「えっ!? セオン・・・・!」


 会計を済ませてテルファの許に戻ったセオンは、それを差し出した。


「はい、プレゼント」

「で、でも・・・・!」

「いつも色々教えてくれるお礼」


 テルファは顔を真っ赤にし、そっとその髪飾りを受け取った。


「・・・・有難う、セオン。大切にするね」


 テルファが微笑んだ途端、どこからか声が聞こえた。


「ひゅーぅ、真昼間からお熱いねえ、おふたりさん!」

「ロキシーさんっ! こらっ、待ってください!」


 セオンとテルファは同時にびくりと硬直し、視線を巡らせた。こちらに駆けてくる人影がふたつ。追う者がランシールで、追われる者がロキシーだ。


「ら、ラン! ロキシーさんも・・・・」

「やあセオン、テルファ! ごめんね、今ちょっと手が離せなくて!」


 ランシールはそう言い残してロキシーを追いかけた。それを見ていた町人が微笑む。ここでは、あの光景は日常茶飯事だ。


「そんなことしていると、またフォルセさんに叱られるよ」


 ふたりの後姿を見送り、セオンは呟いた。

 くすくす笑っていたテルファが、セオンを見上げた。


「・・・・ねえ、セオン。どこにも行かないでね?」

「え?」

「私、今の日常がとっても大切なの。セオンも、私の中にいなくちゃならないんだから・・・・だから、黙ってどこかに行かないでね?」


 セオンはテルファを見つめ、それから強くうなずいた。


「大丈夫。俺はどこにも行かないよ」


★☆


 ―――さて、キシニアの砦にはあるジンクスがある。あまり癖のない深い蒼色をしたロキシーの髪が何故か癖っ毛になると、近いうちに騒ぎが起こるというものである。その的中率はほぼ100パーセントだ。


 そしてこの日―――というのは、ランシールとロキシーの追いかけっこをセオンが目撃した数日後である―――ロキシーの髪は見事に膨れ上がっていた。朝からずっと水でぬらして直そうとしているがまったく効果がない。


「もう苛々するなぁ、このハネ」


 外側にはねてしまった前髪をロキシーは引っ張る。ランシールが眉をしかめる。


「ジンクス発動でしょうか」

「それだけ見事にはねればそうじゃない?」


 ユリウスも同意する。場所は勿論医務室だ。ランシールが振り向き、壁にもたれて立っているフォルセを見る。


「副長もそう思いませんか?」

「ああ・・・・・」


 曖昧だが確かな同意の言葉にロキシーが目を見張る。


「信じてるのかい、副長?」

「ロキシーは一種のアンテナだからな。暇そうに見えても役に立つさ」


 ロキシーが肩をすくめ、じろっとフォルセを見やる。


「俺のこと散々医務室浸りとか酒場浸りとか言っていますが、副長だって頻繁に医務室で時間を潰しているじゃないですか」


 沈黙。ユリウスがフォルセの肩を肘でつつく。


「反論しないの?」

「・・・・・何を言っても言い訳になるからやめておく」


 まさにロキシーの言う通りだったのだ。ランシールが腕を組む。


「副長は問題ないんですよ、貴方と違って。執務もちゃんと済ませてあるんですから」

「へいへい」


 ロキシーは生返事をした。フォルセは壁から背を離した。


「だが、ロキシーのアンテナは正確だ。先程隊長から聞いたんだが、以前から連合がハルシュタイルへ送り込んでいた密偵と連絡が途絶えたらしい。最後の報告は『ハルシュタイルに妙な動きがある』ということだったそうだ」

「妙な動き・・・・・・」


 ユリウスの言葉をランシールが引き継ぐ。


「戦争の準備、でしょうか」

「おそらく。首都から来た書簡に、防衛強化と臨戦態勢をとるようにと指示が書かれていた」


 あっさりとフォルセの口から出た言葉に、一瞬で緊張が奔る。


「だから、こんなところで暇をつぶしている時間などないということだ。これから軍議を開く。ランシール、ロキシー、部隊長を招集してくれ」

「はい!」


 ランシールが頷き、身を翻す。ロキシーも素直に医務室を出て行った。


「緊急のことの割に、フォルセも和んでいたね」


 ユリウスの言葉にフォルセが肩をすくめる。


「改めてロキシーの正確さに驚いていたんだよ」

「なんでもいいけどね。それより騎士はこれから砦詰めになるんでしょ? セオンはどうするの」


 フォルセは少し黙り、答えた。


「兄さん、頼む」

「フォルセが心配だってセオンが言ったら?」

「大丈夫だと伝えてくれ」

「砦に行きたいって言ったら?」

「押しとどめるんだ」


 ユリウスは「やれやれ」と両手を広げた。それは承諾の意味だ。フォルセは頷いて、医務室を出た。


 すぐに軍議が開かれ、フォルセは事情をもう一度説明した後、様々な指示を矢継ぎ早に出した。山中の見廻りは中止。籠城の構えを取り、明日から城門を閉ざすことを布告。ルーネス鉱山で働く採掘員も撤収させる。森方面とハルシュタイル方面への見張りを強化し、いつでも戦えるよう武装を整える。騎士たちは即座にその作業に当たった。


 籠城を知らされた豪快な街の民も、さすがに動揺していた。だが【黒豹】たちの強さを知る彼らは心配していなかった。


 話をユリウスから聞かされたセオンは表情を暗くする。


「戦争、ですか・・・・・」


 ユリウスは頷きつつ、セオンに珈琲のカップを差し出す。


「狙いは俺・・・・・とかじゃないですよね」


 それは願望に近い。ユリウスは首をかしげた。


「どうしてそう思うの?」

「最近、そんなことばかり考えるんです。俺がいるせいで、みんなを傷つけるんじゃないかって・・・・・」


 ユリウスは微笑んだ。


「たとえそうだとしても、フォルセはキシニアを守るよ。彼はこの街を守るために騎士をやっているんだからね」

「そうなんですか?」


 ユリウスは天井を見上げた。


「アーリア鉱山の爆破事故のあと、キシニアは最悪の不況に陥ったんだ。アーリアから得ていた資材がなくなって、資金源を失った人がたくさんいた。僕とフォルセもそのうちのひとりだった。物乞いみたいな生活だったけど、日々を生きて行くくらいの食料はいつも手に入った。みんな僕らみたいな子供にも優しかったんだ」


 セオンが黙ってユリウスの話を聞いている。


「ヒンメルさんに助けられたあとからフォルセは、暖かい手を差し伸べてくれたキシニアに恩返しするために騎士を志した。僕は、路傍に迷うたくさんの傷病者を助けたかった・・・・・」


 そこまで話したユリウスは「あ」と呟いて頭を掻いた。


「話がそれちゃったね。ごめんごめん」

「いえ・・・・・」

「そういうことだから安心して。頼りにならないかもしれないけど、両手がふさがっているフォルセの分も、僕が君を危険な目には遭わせない」


 にこやかな表情でそう言われても、確かに頼りになるとは思えなかった。しかしセオンは、そのユリウスの優しさに安堵をおぼえていた。こんな戦時下に置かれる街でも、彼らは決して笑うことを忘れたりしない。フォルセやユリウス、テルファなど、セオンを知る人々は最近少年に言う。「良く笑うようになった」と。その笑顔を忘れたくなかった。


 砦詰めの毎日は7日間続いた。これと言った変わりもなかったが、騎士の疲れはさぞ溜まっていることだろう。それでも不平一つ言わないのは、フォルセの仁徳か。


「ちょっと見てくれよ、これ! この髪のボリューム、半端ねぇぜ!」


 向こうでロキシーが騒いでいる。フォルセとランシールが顔を見合わせて遠方の人だかりを見ると、ロキシーの髪がさらに癖になっていたのだ。普段以上のボリュームである。


 ランシールがフォルセを見て意気込む。


「いよいよみたいですね、副長!」

「そうだな・・・・・だが、あれで時期を測るというのはどうしたものかな」


 と、フォルセは頭を悩ませがちである。ただ、ロキシーが相変わらず騒ぎ続けているので砦内の雰囲気は明るいままだった。


「副長!」


 ひとりの騎士がフォルセの元に駆け寄ってきた。


「策敵部隊から報告です! ここから約半日の距離にハルシュタイルの軍旗を確認しました!」


 柔らかだったフォルセの表情が一気に強張る。


「分かった。総員、配置につけ!」


 フォルセの指示でばたばたと騎士がそれぞれの場所へ散っていく。最初は籠城戦である。


「フォルセ」


 不意に背後から声をかけられ、フォルセとランシールが同時に振り向いた。そこには隊長ハーレイ・グラウディがいた。


「ハーレイ隊長・・・・・」


 フォルセの隣でランシールが不審げな視線をハーレイに送る。ハーレイの口から飛び出した言葉は意外なものだった。


「あの少年・・・・・セオンはどうしている?」


 フォルセは呆気にとられながらもよどみなく答えた。


「兄とともに私の自宅にいます」

「・・・・籠城の指揮は私が執る。お前はランシール、ロキシー以下数名を連れ、遊撃として市街の警備にあたれ。いや・・・・セオンを守れ」


 ランシールが思わず身を乗り出した。


「ちょっ、隊長!」


 フォルセは抗議しかけたランシールを制し、頷いた。


「分かりました」

「でも副長・・・・・!」


 隊長のいる前で堂々とランシールがフォルセを擁護する。彼にはフォルセの指揮権をはく奪されたと聞こえたのだろう。フォルセは首を振った。


「隊の総指揮は隊長の執るものだ。私が代理をしていたにすぎない。みな、隊長の指揮に従うこと。有無は言わせないぞ」


 フォルセの声に、騎士たちは不承不承の態で頷いた。


「ランシール、ロキシー、行くぞ」


 ランシールも不服そうだが、ロキシーは何も気にしていなさそうな顔である。フォルセはハーレイに一礼し、駆け去った。


 砦内を駆けながら、ランシールは不満そうに口を開く。


「どうしていきなり自分が指揮を執るなんて・・・・・」

「隊長は優れた騎士だ。私たちを遊撃に回したのも意図があってのことだろう。不満を言うのはよせ」


 ランシールは押し黙る。ロキシーがのんびりという。


「上官に忠実な部下っていうのが、騎士のあるべき姿だよなぁ」

「僕は上官に忠実なつもりです」


 その上官とは、勿論フォルセのことだ。フォルセはもう咎めず、自分の思案にふけっている。

 なぜハーレイは真っ先にセオンの心配をしたのだろう。そればかりが引っかかっていた。ハーレイはセオンのことを何か知っているのか。


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