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俺の姉がモテすぎる、主に女性

作者:

暇つぶしにでも読んでいただけたらうれしいです!

2024/09/09

一部構成を変更、ストーリーは変更ありません。


「わたくしと婚約してくださらない?」


 淑女然としたその笑顔に嫌な予感がした。綺羅星の如しと言われる微笑みが隕石となって降り注いだ。


***


 俺、セドリック・スペードの双子の姉、グロリアは王宮騎士団に入団して近衛隊に選出され、ついには王女殿下の専属護衛に抜擢された。

 まぁ、あの姉ならやるだろうとは思っていたけどな。


 王宮騎士団は入団試験が厳しく、訓練は過酷。そこから近衛隊に選ばれるには血筋・容姿にも優れていなければならない。が、身内の贔屓目なしに姉は入団できた時点ですべての条件を満たしていた。


 我が家、スペード辺境伯家の先代当主の母、俺達の曾祖母は降嫁した王女だったこと。

 領地に戻れば姉の姿見たさに領民が街道沿いに列をなして出迎え、騎乗した姉が手を振れば歓声が沸くこと。特に年頃の娘さんたちが九割。

 また領地にあって、隣国との国境付近に盗賊が出たと聞けば姉は単騎で飛び出し、他の騎士たちが現地に辿り着いた時には盗賊の首領を捕縛、それ以外は全滅していたらしい。ついでに拐かされたらしい隣国の貴族令嬢を救い出していたという実績もある。その御令嬢、迎えが来て帰国の途につくときにも目は姉ばかりを追いかけていたな。


 血筋・容姿に優れ、実力も申し分なし、と言えるだろう。


 それ、姉じゃなくて兄じゃないのかって? いや、姉で間違いない。


 背は俺とあまり変わらないから、女性にしては高いだろう。しかし、高く結い上げた闇色の髪は腰に届くほど長く緩やかに波打ち、切れ長の濃青色の瞳に烟る睫毛、金属鎧では判然としないが騎士服であれば体の凹凸がはっきりとわかるくらいに体つきはしっかりと女性なのだ。

 同期入隊の騎士たちは誰も姉に敵わず、三人がかりでようやく互角の勝負になったという逸話もある。彼らは姉をその見た目で侮っていたらしいから自業自得だ。

 ちなみに俺は同年代の男と比べても平均的な背の高さだから俺の背が低いわけじゃない。

 どっちが強いか? 一対一で姉と互角に戦える相手は俺が知る限り二人。そしてそれは俺じゃない。


 そんな姉はお転婆で我が儘と評判の第一王女、キャロル殿下付となり、なにをどうしたのか殿下を手懐けてしまったようだ。


「殿下、次は歴史の授業のお時間です」

「いやよ! わたしは乗馬がしたいの!」


 これは姉が着任当日の専属侍女と殿下とのやり取りだ。別件で偶然立ち会うことになったのだが、それが二週間後には。


「殿下、次は刺繍のお時間です」

「わかったわ。そうそう、課題の薔薇がもう少しで刺し終わるのだけれど、緑の糸がたしか残り少なかったの。申し訳ないのだけど足しておいてもらえるかしら?」


 人が変わったようだと、侍女は涙を浮かべて感激していた。

 まだ幼さが残る中にすでに淑女の片鱗もあり、この短期間で驚くべき変化だ。

 王女に何があった、お前が何かしたんだろうと姉を問い質したのだが。


「特別なことはして何もしていない」


 ときたもんだ。時機的に姉が何かしたとしか考えられないから、無自覚の人誑しは実に恐ろしい。


 そんな折のこと。本日は件の王女・キャロル殿下よりなぜか午後のお茶に招かれた。

 指定された王宮の庭園、その一角にある東屋で待つことしばし。侍女とともにやってきた殿下をみて立ち上がり最上礼をとる。


「本日はお招きいただきまして、」

「固い挨拶は抜きでお願いするわ。内密のお話がございますの。スペード内務大臣補佐官様」


 内務大臣補佐官とは俺の役職のことだ。大層な肩書にみえるだろうがなんのことはない、内務大臣の父親が体の良い使い走りにするため、他部署で頑張っていた次男坊の俺を引っこ抜いたのだ。やりがいある職場だったのになぁ、軍部の事務官。


「内密の話、でございますか?」


 そして告げられたのが、これだ。


「わたくしと婚約してくださらない?」


 衝撃が半端ない。理解不能がすぎる。


「申し訳ございませんが、今一度?」

「わたくしと婚約して、ゆくゆくはわたくしを妻にしていただきたいのですわ」


 言われたことはわかる。わかるからこそ何言ってんだと思う。


「それは、正式な打診でしょうか?」


 ありえん。こんな話が王家から、しかも本人から来るはずない。


「いいえ。お父様にはまだお話していないのです。あくまでわたくしの望みですから。まずあなたの同意をいただいてから話を進めようと思って」


 それこそ順序が違うだろ。

 仮に王家からの正式な打診であれば我が家はおおよそ断れない。正攻法かつ正しい手順だ。それを避けて俺の同意を得てから? なぜ?


「王女殿下との婚約とは我が身に余る栄誉ですが、なぜわたしを望まれておいででしょうか?」


 領地も爵位もない、ただの文官でしかない俺の元に王女殿下が降嫁することは不可能。

 望まれてるのは俺自身? いや、ないな。俺とすでに恋仲であるとかそうでもなければ……まさか?


 一気に頭が冷えた。


「殿下。貴女がほんとうに望まれているものは、わたしとの結婚ではありませんね?」


 つとめて声を低めると思ったより冷たい声が出た。殿下の、ティーカップにかかっている指先がかすかに震えたのがわかる。


「わたしは、姉の身代わりでしょうか?」


 姉の身代わりに縁組みを望まれたのはこれで二回目。初回は例の拐かされた御令嬢からだった。

 あの時は一旦帰国したあとで正式に打診された。こちらで保護している間、俺は直接関わることを避けていたのでこれには疑問だらけだった。話し合った結果、かの御令嬢はさすがに同性の姉と結婚はできないので、やむなく・仕方なく俺との結婚を考えたという。

 見た目も多少似ているから他の人より我慢できると思っただのと面と向かってかなり失礼なことを言われて流石に腹が立ったし、その親は親で貞操の無事は確認できているが、悪い噂が流れてしまって自国ではとうてい良縁が望めない、こちらなら娘のことを知っていただいているはずだからとかなんとか抜かしたので、なぜ盗賊に拐われたかをきっちり話してお引き取りいただいた。


 この御令嬢、隣国では違法とされている賭博に興じていたところ捜査が入ってなんとか逃げ出したが、今度は盗賊に捕まり、売り飛ばされる寸前だったと調べがついている。

 おかげでその盗賊と手を結んでいた人身売買組織を潰せたまでは良かったのだが、そんな素行の悪い女性はお断りだ。


 そして今回。姉の人誑しのとばっちりも二回目になる。そろそろマジ勘弁なんだが。


「…わ」


 回想を終了したところでふと殿下を見ると、なぜか睨みつけられていた。


「わたくしは、あの人の、グロリアのいもうとになりたいのですわ!」


 淑女にあらざる握りこぶしでのいもうと宣言に思考が半分吹っ飛んだ。


「い、もう、と…?」

「ええ! グロリアはわたくしの理想のお姉さまですの! わたくし、幼い頃からお兄さまでなくお姉さまが欲しかったのです」


 アレが、理想の姉…だと? 兄の間違いだろ絶対。


「ようやく理想のお姉さまが見つかったのに、お姉さまと呼びたいとグロリアにお願いしましたら立場があるから呼んではいけないと言われてしまったのです! 」


 当たり前だ。そんなお願いをされたらあの姉でも相当困ったろう。様子が目に浮かぶ。


「だったらどうすればいもうとになれるかわたくし考えましたわ! お兄さまと結婚してほしいともお願いしましたけれど、畏れ多いと言われてしまって。でしたらこれしかないと思いましたの!」


 ややこしいことを…名高い我が儘姫は猫を被るのが上手くなっただけでまだまだ健在らしいな。


「正直なところ、貴方との結婚なんて嫌ですけれども」


 殿下の目が、姉に傾倒するあまり俺を「劣化版」と見下し、お前で我慢してやると言わんばかりだった例の賭博令嬢の眼と似ているように感じて、かなり気分が悪い。


「貴方、グロリアと双子で男性なのだからあの人より格好良いかと思ってましたのにほんの少し似たところがあるだけ。先日の武闘大会でもあの人は優勝されてましたのに貴方ときたら予選も通過されていないではありませんか」


 悪かったな、格好良くなくて。アイツが漢前すぎるだけだ。男女の双子がそうそう似ててたまるか。あとその大会は参加すらしていない。


「それに以前は軍部に所属されていたと聞いていますが、まったく役に立たなくて仕方なく御父君のもとにいらっしゃるのでしょう? 情けないですわね〜」


 誰だそんなこと言ったやつは。

 たしかに武官としてはそこまで腕が立つ方ではなかったし実戦にも大会にも出たことはなかったが、訓練には参加していた。

 軍部の武官は揃いも揃って書類仕事が嫌いだ。姉もその例に漏れず。机に向かって文字を読んだり書いたりするくらいなら市街の警邏を一日中やる方がマシだと言い張ったほど。だから俺は武官でなく事務官に転向し、書類仕事に明け暮れていただけだ。

 俺が異動してからしばらく、軍部からの書類に不備がありすぎて苦情が俺のところに来るという不条理を味わった。文句は引き抜いたウチの親父(内務大臣)と承諾した軍務大臣に言えと返したらその後軍関係からの書類は俺を通すことにされてしまった。異例のことらしい。だから俺は軍部で事務官でも役立たずではなかったと思っていたが、俺は自己を過大評価しすぎなんだろうか。


「ちょっと! わたくしの話、聞いていらっしゃいますの!?」

「ええ、聞いておりますとも」


 聞きたくはないが物思いにふけっていても聞こえてきて困る。手を付けられなかった茶がすっかり冷めてしまった。良い香りだったのにもったいなかったな。


「これ以上拝聴する意味はないですがね」

「な、なんですってぇ!」

「お話を整理します、殿下」


 殿下の瞳をほんの刹那だけ強く見つめた。睨むのでない、ただ見つめるだけだ。そうして言葉を続けなくしてこちらの話を展開していく。


「貴女はわたしの姉であるグロリアの義理の妹になりたいというだけの理由でわたしとの婚姻を結ぶべく、非公式にわたしを呼びつけ、わたしの同意を得てから話を進めようとした。間違いはありませんね?」


 少し嫌味に聞こえるようにまとめてみたが特にむっとする様子もなくめんどくさそうなため息。


「まぁ、そうね。不本意ですけれどもそれが一番の近道」

「なわけないでしょうが。むしろ一番ありえない、不可能な道です」


 近道どころかそこは通行不可だ。


「なんですってぇ!? わたくしからの話を断るとおっしゃいますの!?」


 断る断らないの話ではない。できないのだ。それをこれから順番に説明するのだが。


「まず、仮の仮にですが。わたしが殿下との婚約を承知したとしましょう。ですがその次にどこへ話を持っていったとしても即座に却下されます」

「どうして言い切れますの!?」

「理由はいくつかありますが、当家の先々代が当時の王女殿下を伴侶としてお迎えしております。それ以降、国内貴族に王族の方はどなたも嫁いでおられません。殿下の国内における降嫁先から当家はまず真っ先に外れます」


 これで納得してもらえるだろうか? いや、こりゃまだむりだな。だからなんだと視線が物語っている。


「わたしは辺境伯家の跡取りではありません。わたし自身が爵位を賜らなければいずれ平民となる可能性があります。ですので殿下の降嫁先として、わたしという選択肢はありえません」

「そ、そんな…!? では爵位さえ」

「爵位といっても伯爵位より上でなければなりません」


 スペード辺境伯家当主は他に子爵位を持っているので俺がやらかさない限り平民になることはおそらくない。だが子爵位を俺がもらったとして王女の降嫁先としては足りない。俺自身に伯爵位以上を貰えるような功績はいまのところない。

 ちなみに、次期当主で当家の騎士団総領である兄にはすでに妻子がある。殿下は義妹になりたいそうなので俺がダメなら兄をということはないだろう。

 この年の離れた兄が姉と互角に戦えるその一だ。兄が領地で騎士団を率いて、その妻である義姉が領地の経営を引き受けている。どちらも俺たちにとっては両親と同じくらい頭が上がらない。


「実のところ、わたしにはすでに婚約者がおります」

「な、なんですってぇ!?」

「隣国の貴族令嬢でしてね。わたしの身分がもし平民になってもかまわないと承諾ももらっておりますので」


 嘘ではない。

 隣国のとある令嬢と縁あって婚約している。例の賭博令嬢の妹で、姉とご両親の非礼を詫びてくれた唯一の人だ。


「ま、まだ婚約なら」


 殿下の声が上擦っている。想定外が続いて焦っているようだ。これくらいは調べればすぐにわかること。情報収集不足だな。


「相手の家は隣国の王家に覚えめでたい由緒正しい伯爵家です。隣国貴族との関係が悪化しても破棄せよと? いまお話した以外の理由もまだありますが、どうあっても殿下の望みは即座に却下されます」


 まぁ、最大の理由はそのうち知ることになるだろう。まだ知らないようなので俺が話してしまうのはまずい。知ってたらこんなアホなこと言うわけないし。


「殿下、くれぐれもこれ以上この件で動こうとなさいますな。大人しく淑女教育に邁進なさってください。それが貴女のためで」


 大人しく淑女の真似事をしてろ、と言いたいところをとっさに言葉を選んで言い捨て席を立つと、後頭部に意識喪失寸前の衝撃を受けて俺はその場に崩折れた。


「〜〜〜〜〜っっっ!!」

「お前というやつは!」


 聞き慣れた声がとおくの方で聞こえた気がした。いや、いる、俺の真後ろに姉いる!


「リ〜ア〜っっ! お前、力を加減しろ!」

「これしきでどうにかなるほど軟弱なお前ではないだろうが。それより! キャロル様に謝罪しろ!」

「謝罪が必要なことなど言った覚えはない。むしろ、」

「黙れ! わたしの主を泣かせたことは万死に値する!」


 泣かせた? 泣いてるか? むしろ泣きたいのはこっちだっての!


「グロリア! いいのです、わたくしがいけないのです。自分の望みを叶えたいばかりに、スペード補佐官に無理なお願いを申し上げたのですから」 

「いいえ、可能な限り王族の方々の願いを叶えるのは我らの役目」


 きりっとした顔でデタラメ言うな! それはお前だけの信条だろうが! 俺は可能でもダメなら駄目と言うぞ。

 見ろ、お前の発言で猫被ってしくしくしていた殿下が目を輝かせたろうが。


「では、わたくしとスペード補佐官の結婚を後押ししてくださる?」


 これにはさすがの姉も顔色が変わった。


「き、キャロル様はコレと恋仲だったのですか!?」

「いいえ! まったくもってそのような事実ありませんわ!」


 どゆこと? みたいな顔して俺を見る姉に首を縦に振ってみせる。


「ああ、そんな事実はない。そして実は俺が殿下をお慕いしていた、などという展開もない。殿下から婚約・結婚のお話を頂いたが不可能だとお伝えしたところだ」

「そ、そういうことか、わかった。キャロル殿下、おそれながら殿下とこの愚弟ではどのような理由があろうと結婚はできないのです」

「そんな、グロリアまで」

「たとえ殿下が両陛下へ直接お話されたとしても、両陛下が承認されることはないでしょう」


 これでもまだ言い募る殿下だったが、諄々と姉に諭されてようやく・渋々納得した。


 心底疲れた。いまのところ俺の唯一の癒しである婚約者殿に早く会いたいと、あと数日が待ち遠しかった。


***


 待ちわびた数日後の話。

 婚約者殿と参加した王家の夜会において、我が姉グロリアと王太子、アルト殿下の婚約が発表された。

 この慶事は二年ほど前すでに内定していたのだが、関係各所より心身の安全のためと一部を除き今日まで伏せられていたのだ。


 王族席のキャロル殿下もこの場まで知らされていなかった一人。一度断られたため予想外だったのだろう。口をポカーンと開けて、王太子殿下に寄り添って美しく微笑む姉の姿を見つめていた。場が拍手喝采の中でようやく我に返ったのか、俺をぎぃっと睨みつけてきた。なぜ言わなかった! と思っていることが丸わかりだ。


 そう、俺とキャロル殿下の結婚がありえない一番の理由がこれだ。王太子殿下に強く望まれ王太子妃、ゆくゆくは王妃になるグロリア。その双子の弟である俺のところにキャロル殿下が降嫁など他の貴族家が断じて認めるはずがない。

 そもそも殿下が俺との結婚を望んだ理由が「グロリアの義妹になるため」。何もしなくても待てばその立場は手に入ったのに、余計なことをするから。


「グロリア様、お幸せそうですわ〜」


 傍らで俺の婚約者が嬉しそうに囁いてきた。少し視線を落として微笑みかけるとさらににこっと微笑まれる。うん、芽生えかけたザマァ思考に羽が生えて彼方へ飛んでいった。うん。癒される。


「ええ。あの二人は政略でなく結ばれてますから」


 政略ではないが、策略? 攻略? あの出会いは何と表せばいいんだろうか。


「まぁ! そうなのですね!」


 この純真な婚約者殿はおそらく恋愛結婚だと勘違いしただろうな。


 あの二人がどのような経緯で婚約し、二年も熟成されることになったのかはここでは語らないが、王太子殿下は俺が知る限りで姉と互角にやりあえるもう一人だということだけは述べておこう。


読んでいただきありがとうございました♪

複数の爵位保有、降嫁先が伯爵位以上云々や軍部からの異動がどうのこうのについてはあくまでこの世界の設定ですのでご承知おきください。

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