めんたる村の妖精ねむねむ
めんたる世界の自然に囲まれた妖精村にいつも、眠い。
ねむねむと言う妖精の男の子がいました。
ねむねむは、いつものんびりや、ご飯を食べていても居眠り、ねむねむ。
テレビを観ていても、居眠り、ねむねむ。
ねむねむは着替えて、外に遊びに行こうとしました。
でも、そんな、ねむねむを見てママは心配して言いました。
「ねむねむ、いつも眠いと危ないわよ。ちゃんと、お布団で寝てから行きなさいね」
「はぁ~いねむ」
ねむねむは、お布団でぐっすり眠ってから、外へ遊びに行きました。
でも、森でキバナコスモスの花を摘んでいた、ねむねむはつい、うとうと…
「ねむいねむ…」
ねむねむは、花畑で眠ってしまいました。
夕方になり、帰って来ないねむねむを探し回った、ママが花畑にやってきました。
そこには、うさぎやキツネが一緒に眠っていました。
「あらあら、もう、ねむねむ。心配したのよ」
ママは、ねむねむを抱き上げると、おんぶをして家に帰りました。
あったか、ぽかぽか。ママの背中で、ねむねむねむ、ねむねむくん。またあした遊ぼうね。
<おわり>
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