異世界召喚された俺がいたのは魔王城！？〜勇者を召喚したのは魔王でした〜

異世界召喚。
大抵の場合、魔王に対抗するため、世界の危機、etc……そんな理由で王城に召喚されて王女などに話を聞く。
ありきたりではあるものの【識　長十郎】はそういった物語が好きだった。

そんな彼も社畜となり趣味すらも忙殺されやっと帰れると思った矢先、迫り来る光に包まれてしまう！

気がついた時に見えた光景は日本とは思えない装飾の大広間、王座。そして聞こえる綺麗な女性の声。
であるのならば現れるのは……

「我は魔王。ようこそ勇者よ！では死ね」

魔王だった！