表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩みたいななにか  作者: 谷中英男
8/8

8

 幸せはいつだって逃げていく、

 どんなに小さくても

 

 誰かが邪魔して、

 何かが壊して、

 幸せを掴めない


 でも、こんなこと誰にだって起こることだ

 いつでも幸せで

 失敗しない人間なんていないんだから--


 割り切ろうとしても、

 自分が普通であるとは思えない

 大切な人たちに傷つけられ続け

 誰も信じられなくなることが

 どこかしこで起こってるとは思いたくないから




 僕には小さな部屋で充分だった

 自分の力で手に入れて、

 自分の力で維持できる小さい部屋だけで


 望みはやすやすとは叶わない

 叶ったかと思っても

 夢のように覚めてしまう


 僕の意見は無視され、

 ホームレスと同じ空間を共有する毎日


 安らぎの場所はついぞ訪れない





 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ