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詩みたいななにか  作者: 谷中英男
4/8

4

悲しみ


皆気づいているのに

何も言わない

年下に押し付けて

それでおしまい


それなら

僕が正そう

みんなが嫌がることは

誰にもやらせない


そう思っても

僕の考えは手に届かない理想郷で、

みんなに

笑って

流される


 


ひとり


僕はいつだってひとり

誰かと一緒にいても

僕の思いは伝わらない


風になびく稲穂と同じ


なびく間は認識され、

動かなければ

そこらのいしころと同じ


 


笑顔


君が笑えば僕も笑う

僕が笑っても君は笑わない


何が違うのか

僕にはわからない


でも

君が笑えば

僕はしあわせ


 


アルコール


僕にとっては薬

人との間を埋める大切な架け橋


君にとってもそうだった


いつしか時は過ぎ去り

君にとって恐怖になった


何がいけなかったんだろう

僕は悩んだ

悩んで忘れることにした


幾度めかの

暖かい秋に

恐怖を知った


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