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異世界落譚  作者: 破竹
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1話

こんな感じのを続けていけたらなぁと。

「いらっしゃいませ。本日の御用件をお伺い致します。」


「あ、初めてのお客様なんですね。大丈夫ですよ。説明させて頂きますと、まず冒険者になるためにはこちらの書類に必要事項を記入していただき、その書類を元に審査を経てからの登録となっております。審査といいましてもほとんど確認のようなものになってますので安心してください。はい、ペンをどうぞ」


「え?字の読み書きが出来ない?えぇと…あ、はい!わかりました。それでは記入は私がしますので口頭でお答え頂けますか?農村の出身の方とかー、まぁそういう方もいらっしゃるので大丈夫ですよ」


「はい、これで必要事項は全部記入させて頂きました。後は審査待ちになるのですが…もし宜しければ、簡単なアンケートにご協力頂けないでしょうか?」


「はい。お客様はかなり遠方からこられたそうなので、こちらの地方と名称や習慣の違いが多いと思われます。当ギルドもそういったお客様の情報を広く把握し、今後の対応に生かしていきたいのです。」


「ありがとうございます。すぐに終わりますのでご心配なく。まずは…こちらのカードに描かれている動物の名前から」


「まずこちらから…イヌ…ですか。では次…ネコと。これは…ウシ…なんですね。最後に…はい、ウマですね」


「では次に、食事に使う道具ですが、この四種類の内で使い方の分かるものはありますか?全部一応はわかる…と。一番使い慣れてるものは?あ、これなんですね…念の為どう使うか見せて頂いても?…はい、結構です」


「審査が終わるまでもう少々お時間頂きますので、別室でお待ち下さい。御案内致します。…では、審査が終わりましたら呼びに参りますのでそのままでお待ち下さい」




「すぐに国土安全省へ連絡を。…もしもし、こちらギルド組合です。いつもお世話になっております。はい、そうです。また出ました。すぐに駆除班をこちらにお願いします。はい、間違いありません」


「イセカイ原産ニホンジン。特定外来種です」

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