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死神と呼ばれた″元″男  作者: トンカツ
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第四十話

 

 眼前に突き出された拳。


 それを男はかわすことなく、むしろ迎え撃つかのように額を突き出す。


 鈍い音が響き、男の首がやや後ろへ傾く。しかし身体は揺らぐことなく、余裕を見せつけるかのようにゆっくりと頭を起こした。


「軽いな」


「だろうな」


 アイーシャの目に驚きはない。逆にそうでなくてはな、と薄く微笑んですらいた。


「だが良い拳だ」


 横目で周囲を探る。ようやく意識を取り戻したのか、幾人かの男たちが頭を押さえながら立ち上がる。


「頭───」


「お前たちはそこらで転がってる奴等を片付けてから、広間の客のところに向かえ。

 邪魔だ」


「───ッ。了解」


(この男が何者なのかは知らない)


 周りの男たちの反応から、この男がかなり上の階級にいる人間だということがわかる。

 先程言っていた幹部にあたる人間なのかどうかまでは測ることが出来ないが、


(実力主義ってのは文字通りでの意味だろう。少なくとも、目の前にいる男の強さはさっきの奴等より数段上だ)


 面白いと緩みかけた口を咄嗟におさえ、内心で舌打ちをする。


(可笑しな話だ)


 知ることが()の戦い方だった。知っていることが()の強さだった。


 それが今はどうだ。


 振るわれた拳から生み出される風。唸り声すら聞こえてきそうな拳圧が頬を僅かにかすめる。


 名も知らぬ敵。戦い方も、その在り方も。

 そんな相手に対しても自分の技は通じると、どこか高揚感を得る今。


「クハッ───」


 唇を薄く湿らせ、歪んだ笑みを浮かべる。

 叩き付けてくる覇気に男もまた深い笑みを浮かべた。


「邪魔はいねぇ!存分に戦おうや!」


 ねじりこむように繰り出された拳。アイーシャは身体を横に向け、男の腕を絡めとるように自身の腕を動かす。


 折られる───。瞬時にそう判断した男は拳をすんでで止め、代わりとばかりに蹴りを放った。


 放たれた蹴りは上段へ。腕を顔の横へ。手首を軽く外側へ傾けてみせたアイーシャはそのまま腕を落とす。

 衝撃を微塵も感じさせず、力が抜けたかのようにストンと下へ落ちた自身の脚に、男は驚愕の表情を向ける。


「───ッ!?」


 否、驚く時間も与えられない。視界の端で舞う粉塵。咄嗟に顔の前に片腕を置く。


 鈍く響き渡る音。とても女の身体から放たれたとは思えない衝撃が腕から伝わってきた。


(なるほど‥‥‥)


 その衝撃のおかげだろうか。ほんの少し冷えた思考で、今の一連の動きをなぞっていく。


(流された、と言うべきか)


 剛ではなく、柔をもって制する。

 それは男にとって、数少ない体験であった。


 鞭のように振るわれる腕を、身体を反らすことでかわす。突き上げるように振るった拳はまたも、僅かな挙動のみでずらされた。


「───ッ!凄まじい、な!」


 力強く踏み込み、拳を放つ。しかしそれは牽制。本命はそのさきにある肘。

 アイーシャの目前で腕を曲げ、更に奥へ踏み込む。虚をついた一撃。これならどうだ、と男は笑い、すぐさま驚愕の表情へと変わる。


 下段に置かれたあったアイーシャの腕が跳ね上がり、振るわれた男の腕の軌跡にピタリと合うように手のひらを添える。

 手のひらの上に男の腕が乗った瞬間、パン、と軽い音がなり、男の腕が跳ね上げられた。


 空いた脇腹にアイーシャの足刀が突き刺さる───よりも速く男が身体を捻る。

 紙一重でかわしてみせた男は瞬時に間合いを取り、軽く息を吐いた。


(小手先は通用しないということか‥‥それならそれで良い)


 元より男に技術───ひいては武術の心得はない。喧嘩で培ってきた男の技量は、そこにはなかった。

 拳を握り固める。昂ってきた破壊の衝動が彼の笑みを更に深いものにする。


(いけないな‥‥‥だが、仕方ないだろう?)


 誰に問いかけるでもない疑問を胸中で吐露する。熱を帯びた息を吐き、男の身体が深く沈む。


(死ぬなよ?)


 瞬間、床が砕け、爆発的な速度で間合いを詰める。


(速い───)


 獣の如き形相を浮かべる男。その疾駆は先の動きよりも段違いに速いものだった。

 瞬く間にアイーシャの目前まで迫った男は勢いのまま五指を広げた拳を振るう。


 床が爆ぜ、巻き上がる粉塵。

 既にアイーシャの姿はそこにはない。それどころか見渡しても───


(上───ッ!)


 身体をねじりながらも拳を振るう。

 軽い衝撃が拳から伝わり、己の直感は正しかったと認識する間もなく男は床を蹴った。


 足元に、いる。身体を回転させながら男の拳を流しきったアイーシャが低い四つ足の姿勢で。


 ありえざる姿勢、挙動から放たれた蹴りが男の腕をかすめる。

 体勢を立て直し、再び相対すればそこには何事もなかったかのように立っている女の姿があった。


(コイツ‥‥‥)


「想像以上だな‥‥‥」


 ぼそり、と。彼女の口から洩れるその言葉。

 侮りともとれるその言葉だったが、不思議と悪い気はしなかった。


 軽く腕を叩いた男がニヤリと口の端を歪める。


「そいつは何よりだ。

 で、返答に心変わりはあったかな?」


「ハッ───

 まだ出し切れてねぇだろ。俺も、お前も」


 ピクリと男の眉が小さく跳ね上がる。

 面白い、と軽く笑いながら彼はゆっくりと構えた。

 腰を低く、両腕を相手を抱きしめるかのように柔らかく広げる。手のひらもまた握り締めることなく、柔らかく広げられていた。


(なるほど───)


 やりたいことは理解した。ならば、こんなのはどうだろう。


 不意に、女の身体が横に滑り出す。


 夢でも、幻でもない。おぼろげな影を残しながら、彼女は床を叩く音を立てることなく、右へ左へと揺らめく。


「───ッ!?」


 滑り出すように動き出したアイーシャ。擬音をつけるのであればヌルリとした動き、と表現するべきか。先ほどまでの動きとはまるで違う掴みどころのない動きに、男は目を見開く。


(遅い───いや、違う!)


 速度自体に大きな違いはない。それは動きが生み出した錯覚に過ぎない。

 影だ。彼女の動きが作り出す影が、錯覚を起こしている。


「クッ───」


 気付けば女が目の前にいた。

 反応に遅れた男は咄嗟に防衛を図り、顔の前に両腕を置く。しかし、


(今度は遅、い───んだァ、これは!?)


 両者の間合いが徐々に近づいていく。にも関わらず、遠い(・・)。手を伸ばせば届く距離であろう。しかし、男は縫い付けられたように動くことが出来ない。

 傍から見れば刹那にも満たぬ間。だが相対する身としては何ミニトにも感じられる間だった。


 焦れすら感じさせる間の中、それでも防御を解くことなく徹し続けていたのは流石と言ったとこだろう。

 両腕に訪れた衝撃と共に引き伸ばされた時間が戻っていくのを感じる。痺れすら感じるその衝撃にのけぞりつつ、それでも男は笑っていた。


(力、速度はそこまでぶっ飛んでねぇ。だが手札の数がまるで違う!)


 見本市のように次々と見せられる数多の技術。

 いつか行ったことのある『オークション』を感じさせる彼女の振る舞いは、男にとってこれ以上ないほど甘美な時間でもあった。


(素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!)


「フハハハハハ!良い!良いぞ女!ますます貴様が欲しくなってきた!」


 男の身体が僅かに膨れ上がる。鼓動が荒ぶるのを感じる。


(強い!俺が出会ってきた奴等の中でも上位に位置するほど!)


 人であれば灯篭騎士団、リャリャック兵団、七聖。異種族を含めば獣族、ティタン族、鐵。


 様々な強者と渡り合ってきた。それでも唸らざるを得ないほど、目の前にいる女は強敵だった。


 しかし、


(なんだ?何か違和感がある?)


 単に本気を出していないだけか。或いは何か隠し玉があるのか。

 彼女の動きは素晴らしい。こちらの対応が後手に回るほど、苛烈かつ美しいものだった。

 にも関わらず感じる違和感。その正体が分からない。


(何かが引っ掛かる‥‥‥)


 にらみ合いが続く。既に最初の戦闘体勢に戻った男に油断はない。ただ先ほど感じた違和感が脳裏にこびりつく。


 半身になり、両腕をだらりと下げた構えを見せるアイーシャ。やはりそこに無理は感じなかった。


(まぁ、良い‥‥‥いずれにせよ力の底は見えた)


 一般的な話になるが、魔力による肉体の強化の限度がどこまであるのかはまだ未解明であった。

 そも強化という曖昧な分野は数値化しづらく、一説によると大凡5~6倍ともいわれているが、それも特別綿密な研究の成果から得られたものではなく、憶測にすぎないものである。


 分かっていることは強化の限度には段階があり、それは緩やかに進んでいくという事。


 アイーシャの力は己の技術によるところが大きく、魔力による増強込みでも本人が持つ攻撃力が極めて高いわけではない(男基準)。


 確かに彼女が見せる奇想天外な動きは男にとって対応不可であるが、それ止まりであった。


(とはいえ、それは現状の話だ。コイツの魔力による強化がどこまでか分からない今、憶測だけで相手を測るのは愚考か)


 ふと、ここまで考えを巡らす自身を振り返り、思わず笑いが零れそうになる。


(似合わんな。頭を使うのはアイツ(・・・)にでも任しとけばいい)


 目の間にいる女を組み伏せる。

 それだけでいい。


 ほんのわずかではあったが、表情を変えた男を見てアイーシャは内心で感嘆の声を漏らす。


(切り替えたか。早いな)


 厄介な相手になった。それを分かっていながらも、彼女は自分が昂ってくるのを感じる。


 とはいえ、だ。


「どうした?疲れたか?」


 構えたまま、こちらを挑発するように口角を吊り上げる男。それに対し、アイーシャはそうだなと肩を竦めながら返す。


「思ったより疲れたぜ。本当はここまでやるつもりが無かったんだが。

 いくつかの仕掛けも無駄になっちまった」


「仕掛け?

 あぁ、あれか?」


 ここまで来る途中で見かけた天井に空けられた謎の穴。一体何の用途だったのか気にはなっていたが。


「まぁ結局のところ目的が果たせればなんでも良いんだ。保険なんてものはいくらあっても良い。それが全部無駄になったところで、結果がすべてだ」


 どこか独り言のように呟く彼女の姿を見て、男は小さく鼻を鳴らす。


「まるでもう終わったかのような言い様じゃねぇか。諦めてこっちにつく気になったか?」


 そんなことを口では言いつつも、本心ではないのだろう。

 油断なく周囲と、そして彼女の動向を探るような視線を向ける男に、彼女はくつくつと笑う。


「やっぱりお前は強いな。もう少し戦いたかったが、残念」


 ───時間切れだ。


 アイーシャが手を挙げ、瞬間、視界が、世界が暗転する。


「!?」


 光が一切射し込まれない世界。さしもの彼もこの闇は想定外か。一瞬思考を放棄し、呆けたように目を見開く。


(何、が───いや!)


 だが、それは本当に一瞬であった。

 姿勢を低くした彼は目を閉じ、己の感覚を研ぎ澄ます。


 息遣い。足音。毛先の震え。空気の揺らぎ。僅かな鼓動。

 人が大凡気配と呼ぶそれらを探る。


 しかし、


「チッ」


 僅か数セコにも満たぬ間であった。小さく舌打ちをしながらゆっくりと目を開ける。

 既に闇は晴れていた。


 辺りを見渡す。天井。床。壁際。どこを見ても彼女はいなかった。


「やられたぜ‥‥‥」


 元より逃げる算段はついていた。ここまで戦ったのは、恐らくだが彼女の興味が故であろう。

 彼女からすればこの戦いの結果はどうでも良かったのだと、ここにきてようやく気付かされた。


 とはいえ、それも仕方のないことだった。実際にアイーシャの戦いぶりに時間を稼ごうといった様子はなく、全力で男と対峙していた。

 油断していれば膝をついているのはこちらだ。そう思わせるほどの迫力があった。


 男が廊下へ出る。薄く立ち込める煙は僅かに揺れており、先ほどまでそこで誰かが通ったことを示唆していた。


(動いたことにまるで気付かなかった。ここまでとは‥‥‥)


 男が感心したように息を吐く。一瞬、客が集まる広間に紛れているかと考えたがすぐにその考えを捨てる。

 ここまで完璧に逃げてみせた相手だ。とうに外へ出てるだろう。


「ハァ‥‥‥さて、どうするか」


 今日広間の方に集まっているのはそれなりの立場にいる者ばかりだ。何の説明もなしというわけにはいかないだろう。

 とはいえ、そちらにはうってつけの人材がいるため自身が出張る必要はない。部屋の片付けも、まぁ適当な奴に押し付けてしまえば良い。


 残った問題は追いかけるべきか。


(‥‥‥『天使の涙』はさほど重要なものじゃない。目くらまし(・・・・・)に使えればいいか程度のもの)


 だったよな?と己に問いかけ、小さく頷く。つまりわざわざ追いかけて取り戻す必要はない。

 よし、無視しよう。そう思った瞬間。


 ふと、思い出したかのように顔をあげる。


「しまったな」


 頭をガリガリと掻き、悔しそうに口の端を曲げた男は小さく呟いた。


「俺としたことが、名前を聞くのを忘れちまった」


 ついでに自分の名前を告げることも。フゥー、と長い息を吐いた男は仕方がないかと肩を竦め、


「次に期待、だな」


 そう言ってその場を後にしたのであった。







 ──────────







「お疲れ様です、アイーシャさん」


 館を抜け出し、予定していた場所で最初に向かえたのはミルシィであった。

 朗らかな笑みを見せ、駆け寄ってくる彼女を見てアイーシャはおう、と答える。


「中々骨が折れた」


「はぁ、全く。あれほど戦闘は避けるようにと」


「わりぃわりぃ」


 そう言ってアイーシャは懐に入れておいた『天使の涙』をヒョイと放る。

 慌てて受け取るミルシィを尻目に、奥に停めてある馬車へ乗り込んだアイーシャはで、と言い、


「どうだった?」


 馬車の中。ほのかな灯りに照らされたグレイの顔が軽く動く。

 彼は語ることなく、横へずれる。すると、奥には横たわった少女の姿があった。


 薄く上下する胸を見たアイーシャは上出来だと笑う。


「しかし、アベスタ。凄まじい力だったな」


「フッフッフッ。そうであろう!そうであろう!」


 アイーシャの影から立ち昇ったアベスタが鼻の下をこすりながら自慢げに胸を張る。

 事実、今回の大手柄といえばアベスタだろう。


「ティナまでの道案内。道中の鍵開けに最後の目くらまし。

 正直、あの男には勿体ない力でしたね」


 作戦の概要を知っていたミルシィがそう言いながら馬車に乗り込む。

 そう言ってやるな、とアベスタが苦笑した。


「我自身も、我の力がこうして使えるとは知らなかったからな。知った、というよりは思い出したのはお前たちのお蔭だ」


 そうだったな、と口の中で呟く。


「お前の力を存分に探りたい気持ちもあるが。それはアイツにやらせるか」


 さて、と言って前方に顔を向け、頼んだと告げる。

 その言葉に御者台に座っていた男が小さく頷き、ゆっくりと馬車を進める。


「いやぁしかし。相変わらず大変なことをしているな。

 まさかあの赫狼相手に大立ち回りとは。恐れ入ったぜ」


 御者台に座る男が僅かに視線だけを後方へ向け、楽しそうに話す。

 そうか?と首を傾げるアイーシャに男はそうよ、と力強く答えた。


「アイツらには何度煮え湯を飲まされたか分からんからな。

 実際襲われたことも何回か‥‥‥あぁ、そういえば初めて会ったときも赫狼絡みだったか?」


「そうだったな。

 しかし、改めて礼を言うぞグレッグ」


「えぇ本当に。まさか逃げ足を確保してくれるなんて助かりました」


 アイーシャの言葉にミルシィも重ねる。

 よせやい、と照れ臭そうに男───グレッグが鼻を掻く。


「いやビックリしたぜ。久しぶりに顔合わせてみりゃ、とんでもねぇ依頼をされたわけだからなぁ」


 彼が組合へ訪れたのは昨晩のことだった。いくつかの酒瓶を片手に上機嫌に現れた彼は、瞬く間に取り囲まれ、顔を青白く染めるハメになっていた。


 そのことを思い出し、アイーシャはあー、と言って頭を掻く。


「アレはすまなかったな。計画がいよいよ固まってちょいと気が張ってたんだわ」


「まぁ良いけどよ。お蔭で面白いもんが見れたし」


 余程腹に据えかねていたのか。グレッグは愉快そうに笑ってみせた。


「道中の心配はいらんからこっちは気にしなくて良いぜ。

 話したいこともあるだろうしよ」


 そう言って正面を向いたグレッグは何も聞いていない、という体を作る。

 そうだな、と頷いたアイーシャは今度は後方へと視線を移した。


 この場にいながらも、静かに息を殺している者。


「それで」


 自身に向けられた言葉であると瞬時に理解したのか。ビクリと肩を跳ねさせ、落としていた視線をゆっくりと上げる。

 向けられた視線は不安が多分に含まれているものであったが、確かな強さを感じさせるものでもあった。


「テメェの先は決まったか?───マサシ?」


 問われたマサシが数度、口を開閉し。やがてゆっくりと口を開け、


「決めた。決めたよアイーシャさん。俺は───」



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