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これまでの人生

作者: ゆうや

2002年11月27日、俺は福岡で生まれた。

平凡とは言いがたい家庭だったが、絶望と言えるほど悪くはない。そんな家庭だった。 


父親はそこそこ大きめの病院で働いていた為か、金銭的には困ることはなかった。

…………はずだった。

母親がまともであれば。

俺の実の母親は金が欲しいが為に俺を使って父親から金を巻き上げていったのだ。


そのくせに、作る料理と言えば、カレーを一週間食べさせるとか、毎日野菜のみだとか。

そんな母親は、俺に犯罪行為を教えてくるようにもなっていた。

母親自身も犯罪行為にはなれているようで、やはりまともではない親だと思った。



そんな母親と父親は俺が2歳の時に離婚。

父親との二人暮らしが始まった。

しかし、最初の頃は母親からの暴力のせいか、名前を呼ばれるだけで恐怖で飛び上がっていた。


その後も、引っ越しを何度かして、祖母の家に住むことになった。

祖母は事情を知っているためかとても優しくしてくれた。


しかし、性格がひねくれている俺は何度も祖母をむかついたし、ずっとイライラしていた。

今思えば、誰かに苦しみを分かってほしかったのかも知れない。


それから数年後、父親が元々一緒に仕事をしていた人と結婚し、俺には家族が増えた。


初めての環境に慣れていなかった俺は新しくできた妹や母親にもつよくも当たるようになっていた。


反応したら言い争いが起きる。そんな家庭になってしまっていた。


中学2年の時はクラスの人から嫌がらせを受け、生きる事さえ嫌になっていた。

学校にも行かず、歩き彷徨っては夜中に家に帰る。そんな生活を送っていた。


中学の先生が何度も夜に家を訪ねて来たりもした。


その度にイライラしたり物に当たったりしていた。

自分の思い通りにならない毎日にイライラしていた。



先生や親に勧められた高校にそのまま入学。

高校デビューを果たそうと頑張るも、空回りし、余計に悪い状況になる。

自分が悪いのは分かっているが、どうしてもひねくれている性格のためか自殺の方向に持って行こうとしてしまう。


しばらく学校も考えてみようとは思う。



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