四条目:拉致には十分気をつけましょう
紺「シンドイ」
この弥先輩の一言でなんとか生徒会メンバーは退散してくれた
そのおかげで無事(?)に入学式は終わった
僕もこれからは普通の学生のはずだったのに
「ここはどこーーーーー!!」
拉致られました
黄「フフフフ、よくきたわね1年B組出席番号12番寿 緑!」
いや、あんたが連れてきたんだろうが
にしても、うちのクラスは対応早いなー
誘拐されてももうみんな普通だったよ
あれ目から汗が
「シクシクシク」
「ほれみい姉さん、めっちゃ泣いとるやん」
黄「うるせー、八重歯」
「だから、オレには 黒井 遊星ちゅう立派な名前がなー」
黄「はいはい」
「あのー僕はなぜここにいるんでしょう?」
黄「いやー、聞くところによると紺に困っている所を助けてもらったとか?」
「あ、はい」
黄「そ・れ・で」
うわー、ニヤニヤしてるよ
ろくなことじゃないんだろうな
黄「君にはこの生徒会のパシ「ゴホン」じゃなっくて」
今パシって言ったよね!
黄「生徒会の補佐をしてほしいの」
「パシリじゃなくて?」
黄&黒「違う違う(ちゃうちゃう)」
「とりあえず仕事内容は何ですか?」
黄「おっ、やる気に「なってません」
チッ
舌打ちしたよこの人
黄「まあ、補佐って言ってもほとんどあたしらと変わんないけど」
黒「ええーっと、まず行事での裏方役やろそれから荷物点検にあと書類点検、学校設備についてと部活の予算決め大方こんなもんやな」
「へぇー」
黄「まあ、とにかくこれ強制だから」
「えっ」
黄「生徒会命令」
「横暴だ!職権乱用だ!」
黄「あたしが法律じゃーーー」
そんなーーー
黄「アッハハハハハ(ゴッン)痛い!誰よ後ろから殴った奴!」
黒「オ、オレしらへーん」
あれって
紺「一体何をしているんだ 瑠衣」
いやーなんかドラゴンが見えるよー
黄「こ、紺」
黒「抜き足、差し足」
紫「何処に行く気だ」
黒「ゲッ!しーちゃんまで」
朱「あーあ」
松「き、気をつけないと」
それからしばらく二人は説教をされていました
ほんとに大丈夫か