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200文字小説集

運命のいたずら(200文字小説)

作者: 日下部良介

 落ちた…。

 彼女と同じ高校に行きたかった。


 合格発表の日。

 僕の青春は終わった。

   

 結局、僕は滑り止めで受けた公立高校へ入学した。

「良かった!また一緒だね」

 声を掛けられて驚いた。

 彼女だ。

「なんで?」

「私の第一志望は最初からここだったのよ。だから、君が私立を受けたと聞いたから、そっちへ行ったと思ってた。別々の高校になると思ったら泣いちゃった。でも、また一緒で本当に良かった!」

 神様!

 でも、落ちたなんて言えない。





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― 新着の感想 ―
[一言] こちらでは、青春が始まっている。 良いですねー。 「落ちた」とは言えない気持ち、解ります。彼女は受かっていたのかな?
[一言] 拝読しました。 切ないですね。まさか、実話?
[良い点] 彼は知らないな? ちょっかいをかける奴がゴロゴロしていることを。 彼は知らないな? 別の学校に通うほうが新鮮なことを。 彼は知らないな? [一言] 卒業から進学。 進路がかわれば関係…
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