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189.増殖探偵・丸斗恵 エピローグ・1 出発の日に

「……ふわぁぁ……」


 けたたましく鳴り響く目覚まし時計の音に包まれた部屋で、ようやく恵が目を覚ましたのは、既に朝も9時になっての事だった。彼女がずっと昔に決めた探偵局の出勤時間からは大幅に遅れているのだが、もはや彼女にとってはそのような約束は建前だけのようなもの。それどころか目覚まし時計のほうが煩い、と思いつつも、彼女は朝の準備を始めた。


「えーと、お握りは、と……」

 

 朝ご飯を作るのが面倒という事で、今日は昨夜のうちに買っておいたコンビニのお握りが朝食だ。台所に置いてあった袋の中は、様々な味のお握りが数十個、ぎっしりと入っている。型崩れしているものはないのだが、こんなに大量のお握り、彼女の腹の容量を遥かに凌いでいる。確かに丸斗恵「一人」では食べきれるわけがない。だが、彼女にそのような数の概念は当てはまらない。比喩でもなんでもなく、彼女は正真正銘「一人」では無いのである。


「よし、着替え完了!」」」」」」」」」」」


 クローゼットの中から取り出した外出着に服装を変えた恵の姿が、あっという間に1人から2人、4人と増えていく。全員とも、紫色のスーツの下にクリーム色のワイシャツを着込み、下はすらりとした青のジーンズだ。これが彼女の持つ不思議な力「増殖能力」。先に着替えておけば、自分の数を増やした分の服を節約できるという利点がある。そして、最終的に10人という大人数になった恵は、そのままいそいそとテーブルに戻り、朝食を食べ始めた。何十個もあるお握りでも、数を武器に挑めばあっという間に無くなってしまう。幸い今回はある程度種類を絞っていたので、前のような争奪戦は起きなかった。

 ただ、それでも大人数と言うのはやはりそれなりに大変なことはあるもの。食後の手入れ、歯磨きや洗顔をしようと一斉に10人の恵が動いたせいで、行列ができてしまったのである。一応彼女としてはこういった事は慣れっこなのだが、同時にいつまでたっても終わらない自分に対しての文句の言い合いも日常茶飯事となってしまっているようだ。大きな胸も、意外とこういった場だと窮屈になってしまう。

 何とか準備を済ませた後は、会社への出勤である。もう朝起きてから何十分も経っており完全に遅刻なのだが、どの恵も一切気にしていない。全員とも全く同じ思考、同じ遺伝子……同じ丸斗恵なので、自分たちの中では誰もそれに対して異を唱える者はいない。むしろこの状況を楽しんでいる様相だ。基本的に十数人に増殖した後は、半数が職場へ向かい、もう半分が家でゴロゴロするという流れで、今日は誰が担当するかなどは自然に決まっているようだ。


「じゃ、いってきまーす」「ケイちゃんによろしくねー」

「デューク、また文句言うわよね絶対……」「ほんとしつこいんだから……」


 今日の仕事内容は今までと少々異なる特別なもの。会社に向かわない恵たちも、他の自分たちの報告を楽しみに待つこととなった。

 そして、扉を開けるとそこには……


「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」」「「「「おはよー!」」」……


 全てのマンションの部屋の扉から一斉に外に飛び出した、何十何百もの同じ姿の恵たちが待ち構えていた。

 建物中に何十階ものフロア、何百棟もの部屋を抱える超巨大マンション。その中は、常に大量の丸斗恵によって満たされている。全員とも全く同じ時間に起き、全く同じご飯を食べた後、同じ時間に出勤をする。以前住んでいた場所では出来なかったことが思う存分可能な事に最初は戸惑っていたのだが、完全に慣れた今となっては大量の自分たちとの生活は完全に日常の一部である……と言うよりも全員同じ「自分」なので、違和感などは元から全くと言っていいほどない。

 そして、恵が住んでいるのはこのマンション一つだけではない。玄関を出た移動用の廊下の外の景色には、全く同じ構造のマンションが並んでいる様子、その階の全てを出勤するべく移動している何千何万、いや何億もいるかもしれない丸斗恵の行列が見え続けている。この区域一帯は、丸斗恵が暮らしている何百万ものマンションで埋め尽くされているのである。そしてそのすべてに、「世界」のもう一人の住人が不思議な魔法をかけている。そのお陰で、いくら恵が増え続けようとも、何の苦労もなく過ごせることができるのだ。とは言え、毎朝こうやって大量の自分がいるというのは少々窮屈なもので、すぐに近くの自分の体にぶつかってしまう。


「痛っ!」「ちょ、ちょっともう少し前に行きなさいよ」「だって前のエレベーターが……」「また混雑してるの?」「デューク、また仕事サボってるわね…」「「困った助手よねー」」「「「「「「「「「「「「「ねー」」」」」」」」」」」

 

 遅刻した彼女たちが言える立場ではないような気がするが、そんなことを一切気にしないのが恵である。

 もう一人の住人の力によって、どんなに高い階に住もうとボタン一つですぐにエレベーターが到着し、10秒ほどであっという間に一階に瞬間移動してしまう。逆にこの機能がなければ、彼女はこの世界に住みにくくなってしまう。そんな彼を現在恵は怒らせている状況なのだが、それでもここまで強気なのはただ一つ、例えどんなに凄い力を持っていようと、丸斗恵「局長」の方が、彼……デューク・マルトよりも『偉い』からである。

 そして、マンションの一階に降り立ち、要らなさそうだが念のためという事でつけてもらったオートロック機能の入り口を出て、マンションの恵たちは紫色の濁流の中に加わっていく。


「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「おはよー」「ねえ、ケイちゃんたちの所行く?」「えー、どうしよう……」「私は行きたいなー」「私も!」「私も!」「私も!」「私も!」「私も!」「あ、でも私はいいや」「私も留守番したい気分ね……」「同じく…」「私はまだ悩んでる感じね…あ、おはよー」「おはよー」「二人になればいいんじゃないの?」「でもそれでどっちの私も…」「そうよねー、困ったことに」


 片側二車線の大型道路には、基本的に車が走ることはない。その代わり、朝や夕方はこの通り、マンションから出入りする何万何億もの恵で埋め尽くされ、辺りは彼女のお喋りで覆われていく。全員とも思考は全く同じ、要は壮大な独り言と言う状態なのだが、普通の人間が心の中で様々な思いに駆られ迷ってしまうのと同じように、彼女もそれぞれで自らの施行を様々な形でとらえ、互いに言葉にすることで改めて自分がどう考えているかを見直しているようだ。今回の主な話の話題は、これから彼女たちが行おうとする要件……もう一つの探偵局への出張である。久しぶりに仲間たちに会える嬉しさの反面、この世界でのほほんとしたいという怠け心もまた大きいようで、全く同じ恵の中でも意見の相違はいろいろと出てきているようである。

 そんな恵たちが向かう先は、基本的に徒歩十分ほどで着くように設定されている。無数の彼女たちが住む住宅街の傍にある、大きな町並みである。「本物」の町から切り取り、何千何万もコピーし続けた超巨大な街に着くと、そこには毎回恵を待つ者がいる。


「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」……


 一斉に挨拶で出迎えるのは、恵同様に揃いも揃って全く同じ容姿を持つ男性の大群。高層ビルがそびえたつ地上からガラスの傍の空中、さらには屋上に至るまであらゆる場所で、恵たちを待っていた。全員とも衣装は漆黒の燕尾服姿に黒い長髪、そしてお揃いの眼鏡。以前よりこの場所……異次元に住みつき、様々な世界を脅威に陥れていたデューク・マルト……正確には、オリジナルから複製され続けているコピーである。

 現在の恵の任務は、探偵局の局長と時空警察の捜査官として、彼らを監視し続けること。その出生にまつわる所以から、彼らコピーたちは基本的に恵の発案に異議を唱えることなく、素直に彼女の言うことに従い続けている。今回も遅刻した彼女を攻め立てる事無く、それぞれのデュークがそれぞれの恵の傍らについて、町のあちこちへと散らばり始めた。その間にも恵の数は増減を繰り返しており、それに従ってコピーのデュークたちも数を調整している。あっという間に巨大な街は、紫と黒で埋め尽くされ始めた。これが彼らの日常、毎日続けられている事だ。

 ただ、その中の一角だけ、他の二人とはまた違う対応をする者たちがいる。カモフラージュのために、これまた無数に存在している『丸斗探偵局』のうち、本物に設定している探偵局の部屋の中で待ち構えていたデュークは、何十億ものコピーの自分とは対照的に、恵に対して不平不満を漏らしていた。


「なんでこういう大事な時でも平気で遅刻するんですか!」

「知らないわよ!こんな早くに設定するデュークが悪いんじゃない!」

「人のせいにしないでください!だいたい目覚まし時計ずっと鳴ってたじゃないですか!」

「なに勝手に人の家覗いてるのよ!」

「仕方ないじゃないですか!いつまで経っても起きない局長が悪いんですよ!」


 先程から言っている通り、今日はこの「異次元」から外に出かけるという重要な日にち、仲間たちとも久々に会うためにスケジュールを設定している。それにも関わらず、いつも通りに殿様出勤をしてきた局長に対して助手が文句を言うのは当然のことかもしれない。さらにこの助手……オリジナルのデューク・マルトが、めったに遅刻したことがないほどの生真面目な性格というのも、この口論がより白熱する要因となっていた。彼女が寝坊すると高頻度でこういう言い争いが起こる。だが、毎回その勝者は決まっている。いくら無敵の力を有しようとも、いくら正論を並べようとも……


「うわー、デューク女性をいじめてるー」「わー、オリジナルいけないんだー」「さいてー」「いーけないんだーいけないんだー♪」

「い、いやだから、もう! ……はぁ……なんでいつも局長は……」


 恵局長どころか、いつも部屋の中にやって来る恵「捜査官」、そしてコピーの自分たちによって結局は根負けしてしまう、というのがオチである。とは言え、こういう結末になってしまうのはある意味仕方ない事だ、とデューク本人も割り切っていた。この空間にあるあらゆる存在の根源は、自分自身にあるからである……。

 そもそも、コピーの自分たちはあの時、丸斗探偵局や仲間たちの力によって完全に機能を停止し、物言わぬ石に変貌してしまっていた。それらが再びこのように生を取り戻させたのは、デューク・マルトに課せられた罰にあった。あの時自分の罪を悔い、足を洗うまで、ずっと彼は他人の嫌がることや怖がることばかりをし続けていた。それ故に、彼が引き起こした犯罪の温床を壊滅させたのちにそれをどう処理するかに関して、デュークが理想としていた事……コピーも含め、全てを消し去るという事とは全く逆のことをするという決定が行われたのである。ずっと暮らしていたこの異次元はそのまま残り、丸斗探偵局の異次元支局と時空警察の特別局、そして超巨大な牢獄という三つの要素を持つ空間になり、コピーたちは全員とも「再生」され、この牢獄の中に封じ込められているのだ。そしてもう一つ、デュークの願望を真逆に実現させる決定が行われたことで、コピーの数は「減少」せず、「増加」している……。


「それにしても良かったですよ、余裕をもって出発時間を決めておいて……」

「だから私はぐっすり眠れたんだけどねー」ねー♪」ねー♪」ねー♪」ねー♪」

「もう、駄目ですよ甘えちゃ……」


 文句を言いつつも、次第にデュークの心からは先程のいら立ちが薄れ始めた。良くも悪くも、これが自分と真逆の存在であり、一種の崇拝する偶像のような人物である丸斗恵局長だからである。こんな喧嘩なんて日常茶飯事、すぐに仲直りしてしまう。互いに探偵局を支え続けた信頼が、今の彼らを作り出しているのかもしれない。

 向こうの「世界」で昼食を取る流れなのだが、恵側が立ち寄りたい場所がある、という事で皆と合流するよりも少し早めに出発する、と二人は事前に決めていた。双方とも持っていくものの準備は整え、後は同伴者を揃えるだけである。先程自分たちも行きたいと言っていた自分と融合するために一旦探偵局の外に出ていった恵を見送った後、オリジナルのデュークは目の前にいる二人のコピーたちに言った。


「じゃあ、君たちでいい?」

「大丈夫、僕たちの中で話し合ったからね」「よろしく、オリジナル」


 その言葉を聞いたオリジナルのデューク・マルトの掌に、トランプなどが入りそうな大きさのプラスチックケースが現れた。すると、彼の目の前にいた二人のコピーの姿が光に包まれ、次第に何枚もの小さなカード上の物体へと変化していく。そして、両面とも黒一色のカードが数十枚、そのままケース内部へと収納されていった。この方法以外、コピーデュークが「外」の世界に出ることができる方法は存在しない。存在させないように、デューク・マルトが時空改変を行ったのである。

 今の彼らは、時空警察においては人間として扱われず、機密の「備品」として書類上では扱われている。そして、管理は恵とデューク、二人に一任されている。この二人以外、マイペースに動き回り、未だに反省の色をあまり見せていないコピーデュークの面倒を見ることのできる存在はいない、というのが唯一にして最大の理由であった。こうやってカード状に収納し、必要に応じてその中から一枚を取り出して元のコピーの姿に戻す。その際に、左の手首には銀色のアナログ腕時計に似せた「手錠」がかけられており、活動範囲は探偵局の局長や助手によって制御される。勿論、能力に関してもオリジナルによって大規模に制限されており、彼の許可なしでは全く無力のごく普通の一般人となるのだ。 

 とは言え、コピーたちが今もなお非常に危険な存在であるのは変わらない。ただ、荒んだ生活から脱し、少しづつだが改心し始め、そして何より自分たちに忠実な僕の一面もある彼らを「利用」しないわけにはいかない。今回連れていくのも、そのような考えだった。「外」の探偵局の皆と会って、少しでも様々な価値観を覚えてほしい、と。


「お待たせー!」


 元気そうな言葉と共に、恵も戻ってきた。何千何万もの自分と融合した姿……という事なのだが、実質的には増殖した自分と融合したという形なので、全く姿は変わっていない。ただ、そんな彼女でも数年前と比べるとかなり事情が異なっている。昔は「捜査官」と「局長」、そして「犯罪組織のボス」という三人がそれぞれ別の場所に存在していたのだが、現在はすべてが同一の世界に住み、そして同一の存在となっているのだ。ただ、「外」の世界にはもう一人、別格の存在となっている者がいる。デュークにも内緒の話だが、ぜひ彼女にこれまでの事を話してみたい。そう考えていたのだ。

 そんな事情はともかく、双方とも無事に準備が整った。窓の外にいる別の自分たちやコピーたちに留守番は託しているため、もし何らかの情報が時空警察に寄せられればすぐに帰るようにしている。とは言えそんな事態が訪れるというのは、それこそ過去や未来、そして自分たちの住む町に関わる重大な危機が迫っている合図、滅多に無い事なのだが。


「それじゃ、「いってきます!」」



「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「


いってらっしゃい!


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


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