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181.丸斗探偵局の一日

 丸斗探偵局は、基本的には朝9時に全員が出勤するスケジュールになっています。当然ですが、私も余裕を持って朝の6時か7時に起床して、準備を整えてから探偵局へ向かうことにしています。時々寝坊をしてしまうこともありますが、もし間に合わない時は事前に連絡をして身支度を終えてから出勤します。慌てて向かうよりは、しっかりと前準備をしておいたほうがこちらも安心する、前に先輩から教えてもらった言葉です。

……あ、申し遅れました。丸斗探偵局の新人探偵、丸斗蛍です。


 今日は幸い寝坊や遅刻することなく、探偵局へ向かうことが出来ました。町の人たちも、眠い目をこすりながら仕事や学校へ向かう様子が見られます。大変かもしれないですが、こういう人が頑張っているからこそ私たちの生活が成り立っているんですよね。

私の住むマンションから歩いて十分ほどの場所に、勤務先の丸斗探偵局があります。まだ出勤完了予定時間には充分余裕がありますが、私が来た時にはとっくに探偵局の部屋の鍵は空いていました。勿論閉め忘れたって言う事じゃありません。この探偵局で助手を勤めるデューク・マルト先輩は、いつも私よりも早くやってきているのです。


「おはよう、蛍」


 読んでいた分厚い本を閉じ、先輩は笑顔で挨拶を投げかけてくれました。私が来るまで、この心理学の本をずっと読んでいたそうです。眼鏡がよく似合うかっこいい姿どおり、デューク先輩は頭もとっても良く、何百ページにもなるこの本もあっという間に半分まで読み進めていました。少しだけ見せてもらったのですが、いろんな人たちの格言や思考の在り方が並んで、なんだか混乱しそうな中身でした。先輩が内容を優しく説明してくれたのですが、それでもよく分からないというのが感想です…………。


「凄いですね……昨日もこういう本を読んでいたのに内容を全部分かっちゃうなんて」

「英知は勇気と希望をくれる。この本に書いてあったことさ」


 他の人たちの意見に触れる事で、様々な考えを自分の中に作り出すことが出来る。確かに腹が立つときもあるけど、そういう言葉は案外図星の時が多い。そう先輩は言っていました。そういえば、昔のデューク先輩は自分の考えが最優先で、他人の反発を全て消し去ってしまった過去があったんですよね……。時々私も同じような考えになってしまいますが、それがどういう結果をもたらすか、そしてそれがどんなに悪い事か、一番分かっているのかもしれません。

 こんな事を考えていたらいつの間にか私の顔が暗くなってしまったようで、デューク先輩が出来たてのコーヒーを出してくれました。普通は私の方が用意するべきなのかもしれませんが、優しい先輩の言葉に甘えて、美味しく頂くことにしました。先輩が言うには、東南アジア産のコーヒー豆を使用した高級品だそうです。フェアトレードと言って、安い金で大量に買い占めるのではなく、相手と対等の立場になって相応のお金を支払って買ってきた……らしいですね。まあ、言葉通りなんでもできるデューク先輩でしたら瞬間移動で海外に行って、現地のお金で物を買う事なんて朝飯前かもしれません……やっぱり、先輩は凄いです。


 この丸斗探偵局には、あまり依頼は来ません。一日に複数依頼が入れば嬉しいほうで、時には一週間近く何も依頼が来ないときもあります。ただ、その分今日のようにのんびりと先輩や大事な仲間と過ごす時間が作れるという利点もあります。でもやっぱり、何か仕事をしないと体が鈍ってしまいそうなときもありますね。そんな事を考えながら背伸びしていた時でした。


「……そういえば蛍、局長から連絡は?」


 そうでした、この探偵局で仕事をしているのは私とデューク先輩だけではありません。黒猫のブランチ先輩と、私たちを指揮する局長の恵さんがまだ出勤していないのです。この二人の先輩は毎日何かしらの理由をつけて寝坊したり遅刻しては堂々と出勤してくるんです……もう、朝9時に集まるように決めたのは恵局長のはずなのに……。しかも、今日の恵局長は今の時間でも確実に起きているはずなんです。だって、朝8時くらいに着替えをしていたときに、局長から朝の挨拶を兼ねたメールが届いたんですよ?それなのにやってこないなんて……。


「二度寝、ですかね……」

「間違いなくその可能性はあるね……」


 デューク先輩も呆れ顔でため息をついていました。この探偵局を二人で開いた時からずっとこの調子、先輩がいくら注意しても効果が全く無いそうです……まあ、局長はマイペースですからね……。でも、だからと言って今の時間は午前11時。ブランチ先輩は多分街の中を気ままに歩いているから問題は無いかもしれませんが、幾らなんでも遅すぎます。さすがに起こしにいこうかという話になった時でした。探偵局がある部屋のドアが開き、話題の主がやってきたのです。


「おはよう……デュークにケイちゃん」

「お、おはようございます……って局長、どうしたんですか?」


 何やら暗い顔でやって来た恵局長。ついどうしたのかと私もデューク先輩も気になったのですが、理由ははっきり言ってしまうとしょうもないものでした。


「……え、じゃあ局長ずっと朝起きてからドラマを……」

「だって続きが気になるじゃないのよ……」


 何でもアメリカかどこかの海外ドラマを偶然見始めたら止まらなくなってこの時間までずっとテレビに釘づけだったそうです……。せっかく早起きしたのにそんな事に使っていたんですね……。それで、どうしてあんなにがっかりとした暗い顔でやってきたのかというと、最終回の終わり方がかなり中途半端、主人公が絶体絶命の危機というところで終わってしまうという展開になってしまったからだそうです。しかも、その後にインターネットで続きが無いか調べていたらしいのですが……


「クリフハンガー……ですね、局長」

「何なのそれ?」

「物語をわざと中途半端で終わらせて、見ている人に続きがどうなるかと想像させる方法ですね。アメリカではドラマのシーズンの区切りでこのような方法を取る事が多いようですが……」

「もしかして、そのまま終了してしまったとか……?」


 人気があまり無かったドラマの場合、中途半端なまま続きが製作されず、そのまま終了されると言う事も多い、とデューク先輩は言っていました。恵局長が知ってしまった結末はまさにその通りだったようです。でも、どうやら局長の方のドラマのほうはしっかりとオチがついたようですね。ちゃんと早起きしたら真面目に探偵局へやって来る、約束を守るって大事な事ですよ、局長……新入りの私が言うのもあれですが。


「……ま、ケイちゃんの言うとおりね……」

「そうですよ局長、ちゃんと明日からは早起きして……」

「今度こそまともに終わるドラマを見る!」


 …………一切反省していませんでした。デューク先輩も諦めの表情で私を見つめています。天真爛漫っていうのも考え物ですね……はぁ。


======================================


「おはようございますですニャー!」

「ブランチ遅い!今日も遅刻よ!」

「局長が威張れる立場じゃないですよ……」


 ブランチ先輩が出勤してきたのは、恵局長がやってきてから一時間後。もうすっかりお昼時、近くのスーパーでお弁当を買いに行こうとしていた時でした。まあブランチ先輩の場合は元々野良猫、街を自由気ままに歩き回る存在ですので仕方ない一面はあるかもしれないですけど……。いつの間にかお昼ご飯もどこかのレストランの残飯を漁って済ませていたそうです。勿論デューク先輩の出した洗浄装置でしっかりと体を清潔にしているので、細菌やウイルスの心配はありません。でも……


「ニャー……」

「そんな撫で声出してもこのトンカツはあげませんよ……」

「それに食べ過ぎたら太るわよ?ネコの女の子にもてないわよ?」

「そういう時はデューク先輩のじくーかいへんでスリムにしてもらうんだニャー」

「うーん……博物館で猫の骨格標本として人気者になるようには……」

「ニャニャニャ、それだけは勘弁ニャ!」


 そんな訳で、ブランチ先輩も恵局長と同じようにマイペースなようです……。

 でも、普段はこうやってだらけてばかりいる二人も、事件が起きたり何か大きな出来事があると、とっても頼もしくてかっこいい一面を見せてくれます。森羅万象、出来ない事は一切存在しないデューク先輩もですが、恵局長も得意の増殖能力で何人にも分身して、どんな無茶な依頼も解決してしまいます。そして、ブランチ先輩も。

 この探偵局に来る前は、ブランチ先輩はずっとこの町の動物たちを仕切る親分として君臨していたそうです。今は完全に探偵局に馴染んでいますが、昔は局長たちと対決したり、古い屋敷に住む女性の方をこき使っていたと聞きます。今のブランチ先輩を見るとそんな酷い事をしていたようには見えませんが、一緒にいた動物病院の郷ノ川先生は、デューク先輩や局長に肝を潰して心底反省したんじゃないか、と言っていました。

 その時、確か先生はこんな事も言っていた記憶があります。街の動物と人間の関係が、あちこちでおかしくなっている、と。


 午後も依頼が来ずに世間話で終わってしまったのですが、ちょうど盛り上がったのはそういう話題でした。


「え、餌やり?」

「全く、最近のネコはだらしないニャ……」


 なんだかおじさん臭い言葉ですが、ブランチ先輩の悩んでいる問題は深刻なものでした。

 一応私たちの住むこの町では、野良猫や鳥たちによる被害は他の場所に比べて一桁近く抑えられています。街の人たちの努力もありますが、ブランチ先輩をはじめとする町の動物の皆さんもこういうことをすると大変な事になる、だから避けるようにという形で互いに注意しあうようにしている事も大きいようです。森や草原ですと、例えばぐうたらしていると餌を取れなくなって死んでしまう事は当たり前に起こってしまいます。それに、魚のようにニセモノの餌で釣られる事もあるかもしれません。それがこの町で起こらないとも限らない、そういう感じで注意を促していました。ですが、他所からやってくる動物はそういうルールを知らずに迷惑をかけてしまうことが絶えないそうです。


 その中でブランチ先輩が気になっているのは「餌やり」に関する事でした。正直、私はそんなに大変な事になっているなんて考えもせずに、気にしなくてもいいんじゃないかと先輩に言ってしまったんです。


「何を言ってるニャ蛍!そんニャ自分勝手な好意で喜ぶニャさけないネコは嫌いだニャ!だいたいそういう人間は俺たちを舐めてるんだニャ!言葉も分からニャいからって……」

「ぶ、ブランチ落ち着いて……ケイちゃんびびってるわよ……」

「あ、あわわ蛍ごめんニャ……」


 ……まさかあそこまでブランチ先輩が怒ってしまうなんて思いもしませんでしたが、改めて理由を尋ねてみると、私も随分不用意な事を言ってしまった事が分かりました。

 あまり先輩の過去を聞く機会が無かったのですが、この町にやってくるまでにそうとう辛い思いをしてきたようです。確かにブランチ先輩はミュータント、どんな存在でも一瞬で判別できる鼻や髭、そして耳を持つ凄腕の探偵なのですが、それが活かされるまでには長い時間がかかりました。他の野良猫に餌を奪われ、喧嘩にはすぐに弱腰になってしまい、食べ物も居場所も無い日々がずっと続いてしまっていました。そこに持ち前のプライドが悪い方向に働いてしまい、空威張りという言葉通りの情けない姿を晒し続けていた……ブランチ先輩が恥ずかしそうに言いました。それが本物の「威張り」……というより「驕り」に転じたきっかけは、ふとした偶然、この町の動物たちの過去の重役級の存在を助けたことがきっかけというのも初めて知ることが出来ました。


「なるほど……」


 デューク先輩もこういった詳細な話を聞くのは初めてだったようで、なるほどという表情をしています。それは恵局長も同様のようでした。お二人ともそれなりの「過去」を持っていますが、それを自分と当てはめて蔑むようなことは一切考えて……そういう考えをついしてしまう私もまだまだかもしれないですね……。

 少し間をおいて、自分の意見を言ったのはデューク先輩でした。


「とても失礼な事を言うけど、ちょっとした嫉妬も混ざっているようだね」

「ど、どういうことですか……!」


 今度はうっかり私が声を荒げてしまいました。でも、それは朝に先輩が言っていた言葉通り、私にとって図星だったからに違いありません。メイドやそれに繋がるオタクがどうしても私には好きにはなれないのですが、それは過去にメイドに関わる辛いことがあったためだというのは私もよく分かっています。ずっと何かに関して苦労し続けた者は、それを他人に押し付けてしまう事もある。自分が出来なかった事を他人が平気でやっている事への苛立ちと共に。そして、それは絶対に避けることの出来ないことだ、そう先輩は言いました。


「デューク、随分冷酷な事言うのね……」

「す、すいません局長、それにみんな……」

「いいですニャー、デュークさんの言葉は難しくてややこしくてさっぱりですからニャ」


 それで良かったのか悪かったのかよく分かりませんが、ともかくブランチ先輩は気にしていないようです……。

 ただ、苦笑しつつもデューク先輩はブランチ先輩の言葉はよく分かる、と返しました。確かに嫉妬心はあるかもしれないですが、それ以前にこういった餌やりについての問題はあちこちの町で深刻化しているそうです。そういえば前にミコさんの故郷に行ったときも、餌やり禁止の看板がいくつかあったのにその側に猫の餌の残り物が転がっている、そういった光景を見たことがありますね……。先輩の情報ですと、勝手に野良猫に餌をやる人たちのせいでネコの糞や食べ残しがたくさん増えてしまい、近くの住民の方は困っているそうです。でも、そういう場合に限っていくら注意しても餌をやる事をやめることは無い、こうも付け加えました。


「猫が好きな人たちなんですよね……。どうして他の人の迷惑も考えないんでしょうか……」

「それにルールまで破るなんて……」

「オレはニャんとなく分かりますニャ。オレと違ってその人たちはネコと言葉が通じニャいから一方的に嬉しがってますからニャ」

「ブランチも結構冷静な考えなんだね」

「ニャぁ、よーするに嫉妬ってやつですニャ」


 確かに猫は可愛い一面もあります。ですがそれは、基本的にお昼のブランチ先輩のようないわゆる猫かぶりという場合が多いようです。そして、人間側もそういう可愛いそぶりを見せる動物ほど愛し、優先させてしまう。どうしてもそういうことが出来なかったという昔の先輩が何度も経験した事、だそうです。


「だからって、一気にその餌場を消したら消したで……」

「オレたちには美紀さんがいますニャー」

「でも他の所はそうはいかないですよね……」


 この町は、ブランチ先輩をはじめ、前にお世話になったカラスさんや、色々と治安を守ってくれる栄司さん、そして影で動物の皆さんをまとめてくれる美紀さんのおかげで程よいバランスが成り立っています。ですが他の町ではそうはいきません。先ほどブランチ先輩も言ったとおり、ネコと人間は基本的には言葉も仕草も通じない間柄。それに人間側もネコが好きな人や嫌いな人で意見は分かれるものです。


「人間側も、ただ餌やりを禁止するだけじゃなくてそれなりの管理をするようにしよう、っていう動きもあるようですね」

「ふーん……まぁ、餌やるの人間側だもんね」

「でも、ルールを守らない人もいるんですよね……」


 ブランチ先輩も言うとおり、結構難しい問題のようです。さらに事態をややこしくしているのは、互いに意見が真っ向から対立している場合もあると言うものだそうです。猫がとことん好きな人、とことん嫌いな人、一度口論が始まると決着する事がない……一切相手の事を受け入れない事態になる事も多いと聞きました。最悪、事件に発展してしまう事も……。


「ニャんだか人間って大変ですニャー」

「楽しい事もあるけど、結構人間って面倒な事もあるのよ。ま、それもそれで面白いんだけどね」

「でも、こうやっていろんな意見が聞けるっていいことですよね」


 いろんな考えを知ることで、しっかりとした自分が生まれる。朝にデューク先輩から聞いた言葉が、さっそく私の中で生かされました。ただ「猫に餌をあげる」という行為でも、その中には様々な考えがあります。迷惑をかける存在を悪く言うのは正しい事かもしれませんが、それで全ての人が納得する事はありません。色々な意見に耳を傾けた上で、しっかりとした考えを持つというのが、解決方法の一つなのかもしれないですね。


「さすが蛍だね」

「あ、ありがとうございます……」

「あーずるい!ケイちゃんばっかりデュークに褒められて!」「猫かぶってるニャ!ずるいですニャ!」

「これが早起きの三文の徳ですよ、お二人とも」


 局長とブランチ先輩も、いつの間にか難しくなっていた話に一区切りがついたことに安心しきっていました。つい話が盛り上がってこういうことになるのも多いですが、やっぱり一番はこうやって皆で和気藹々と語り合い、笑いあう事かもしれないですね。


===============================


 話の種は尽きませんでしたが、結局今日も肝心の依頼は来ませんでした。まあ、その分平和と言う証なのかもしれないですけどね。


 夕日も落ち始め、そろそろ今日の営業も切り上げというときに、ふと恵局長があることを言いました。多分局長としてはさりげなく言った言葉なのかもしれないですが……


「私が局長になったら、ですか?」

「うん、ケイちゃんがもしここを継ぐなんてことになったらどうなるんだろうなーって」


 ……そんな事、考えもしませんでした。私の身の周りには頼もしい人ばかり。探偵局の皆さんや、恵局長が築き上げた人脈の数々。それを、この私が受け継ぐことになったら……。一度考え出すと、なんだかどんどん深みにはまってしまいそうです。


「でもホタルが局長になったら遅刻したら怖そうだから嫌だニャー……」

「遅刻しないのが当然じゃないのよブランチ」

「完全に自分のこと棚に上げてますね局長……」


 とは言え、ブランチ先輩の一言で、うっかりまた真剣になりそうになってしまった私は元の余裕を取り戻すことが出来ました。

ここから先の未来、一体どういうことになるかなんてまだ分かりません。でも、一つの可能性として、私が「局長」になる事も考える必要があるのかもしれないですね。


 局長やデューク先輩、ブランチ先輩がこの場所から去る時はいつか来るでしょう。その時、私や丸斗探偵局は一体どうなっているのかな……。

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