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スライム娘の恩返し~転生して錬金術師になった不遇外科医は尽くし系美少女と平和な生活を送りたい~  作者: 砂礫零
第3章 スライム娘の大受難

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第39話 筋肉は役に立った

 癖のある濃い金髪と深い(あお)の目。しっかりと筋肉のついた、堂々たる体躯。そして…… トランクスいっちょうの露出ファッション。


〈いややぁ……〉


 ゼファーが、3歩ぶんほど後ろに退き、俺の陰に隠れる。


〈なんなん、このひと。昼間っから、ぱんいちですやん〉


「彼にこのスタイルを、許可したのは私ですが。なにか?」


 研究員の目付きが、若干あやしい。


「……筋肉好きなのか?」


「こほんっ! そそそそ、そういうわけではなくてですね! たしかに、毎回ハチ切れる筋肉で服が破けてしまうのも素敵ですけどっ! 普通に鍛え上げた筋肉が常時鑑賞できるというのも、なかなか美味しくて…… ではなく、普通に、服がもったいないからです! はいっ!」


 うん、だいたいわかった。

 ―― とすると、この男がここにいる理由は、ドブラ議員の研究施設の用心棒として雇われた、ってところか……?

 だが、そんな地位に甘んじるような男だったかな。プライド高そうなのに。


「えーと、()センレガー公爵? 生活に困ってるなら、おとなしく、お嬢さん(ソフィア公女)のもとに戻ったらどうだ? ソフィア公女とカイル皇子なら、老後の生活くらいは保証してくれるだろ」


「ふん。我輩は、余生など送っていられぬのだよ。使命が、あるのでね」


「使命? 用心棒が?」


「ふんっ…… 貴様がごとき青二才には、わからぬ」


 ()センレガー公爵は、神聖魔法の詠唱を始めた ―― まあ、それなら俺も。


「《神生の螺旋》!」


 俺の手に現れたのは、もはやお約束のあれだ。

 俺は静かに、()センレガー公爵の詠唱が終わるのを待った。

 やがて。


「〔神聖なる筋肉(ホーリー・マッスル)〕!」


 ()センレガー公爵の肉体はプチプチと軽く音をたてながら、数倍以上の大きさにふくれあがっていく ―― よし。

 そろそろ、頃合いだな。

 俺のほうの構えは、ばっちりOKだ。


「うがぁぁ…… 「-196℃の世界へようこそ」


 お約束な感じに雄叫(おたけ)びを上げはじめた()センレガー公爵に、俺は、まんべんなく液体窒素をふりかけたのだった。

 ―― ビックリした顔のまま凍る、()センレガー公爵。

 いや…… この液体窒素ボンベが出現した時点で、俺が前と同じ手に出るって、なんで予想できないんだ? 認知症か?

 まあ、それはともかく ――

  

「《錬成陣スキップ ―― ガラス装飾》 、スノードーム、錬成開始…… 《超速 ―― 200倍》」


 すかさず、スノードームを作って()センレガー公爵を閉じ込める。いっちょあがり。

 今回は空気孔も作っておいたから、酸欠の心配はない。このまま閉じ込めて、あとでソフィア公女に引き渡そう。


【スキルレベル、アップ! リンタローのスキルレベルが21になりました。MPが+14、技術が+18されました。鍛冶スキルがlv.3になりました。特典能力 《神生の螺旋》 の使用回数が30になりました。MPが全回復しました! レベルアップ特典として特殊スキル 《縮小化》 が付与されます】


== なろう版はここまでです ==

本人は真剣なのにネタ枠にしかならない筋肉おじさん……


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『ネオページ』で先行公開中!『スライム娘の恩返し』の続きはこちらです!

※ネオページでのタイトルは『転生したらなんでもできるスライム娘が押し掛けてきた』です
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