表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は私を怨む  作者: yama
1/1

1.恋心にピリオドを

一巻の登場人物

葵 咲  (高校二年生)

立花 蓮 (高校二年生)

東雲 鋼 (高校二年生)

前田 佑莉(高校二年生)

SAKI SAIDE

{放課後の教室} 

外からは運動部の声が聞こえてくる。

そんな中彼女  あおい さき は、明後日の方向を見つめてから一時間ほど経過しようとしていた。

「ここまでくるとなんだかもう涙も出ないな」

なぜ咲がこんなことになっているのかというと・・・


{時間をさかのぼること約3時間前、昼休みの時間}

咲は基本的に友達がいないのでお昼ご飯はいつも屋上につながっている階段で食べている、咲曰く一番落ち着いて食べれるそうだ、そして今日もいつも通り階段でお昼ご飯を食べてると話声が聞こえてきた。 『めったに人の来ないこんな階段に何の用だろう?』と思いつつおそるおそる覗いてみるとそこにいるのは、クラス中で女子のリーダー的な存在の  立花たちばな れん と、 クラス内で男子のリーダー的な存在の  東雲しののめ こうが二人がいた。

すると蓮が「私とてきあって!!」そして鋼が「いいよ」と返事をする。ここまでくるとわかる人もいると思うが、結論から言うと咲は鋼のことが好きで先ほどのやり取りを目撃して今に至るというわけだ。

『なんかあっさりOKしてたな~』「帰ろう」

そして絶望しながら帰る咲であった。

ここで咲が鋼のことを好きになった理由を話しておこう

{1年ほど前、入学して間もないころ}

咲はかなりの人見知りなので毎日スマホでソシャゲをプレイする日々を送っていた。その頃、隣の席にいたのが鋼でよく話しかけてくれていた。そのうち咲は鋼に恋心を抱くようになっていた、だが告白する勇気がなく一年があっさり過ぎていったというわけだ。回想はここら辺で終わっておいてそろそろ本編に戻りましょう。

{時は戻り帰宅後、咲の自室}

ベットの上でくつろぐ咲だったが、ふとお昼のことを思い出してしまった。

『なんで早く告白しなっかたんだろう・・・』

すると無意識に涙が流れていた。

『いつもそうだ、何をするにも私は一歩手前で周りの目を気にしてしまったり自分を優先できなくてやりたいことができなくなってしまう。なんでだ?なんで私はいつもいつもこうなってしまうの??もうこんな自分嫌だ!!』

咲は本気で後悔した。

『よし!今日から変わろう!私は今までの何もできなかった私を怨みつずける。この恋心には終止符を打とう。そして鋼君なんかよりかっこいい人と付き合おう!。』

鋼への思いを完全に切り捨てた咲の自分を変える物語が始まる。

{翌朝、学校の教室}

昨日あんな決意をしたはいいものの何をすればいいか分からない咲は朝から頭を抱えていた。

『どうすればいいんだ?まず友達を作るべき?それとも見た目から?全然わからないよ~』

そのままあっさり時間はったってしまい。

{昼休み、いつもの階段}

咲はお昼ご飯を食べながら作戦を練ることにした。

『まずは誰かに話しかけるところから始めなきゃいけないけど・・・。誰に話しかければいいかわからないよーー!!』

学校でほとんど話したことがない咲はたとえ話が合う人とでも話せる自信がなかった、それでも咲はやると決めたことはやり通すタイプで高校受験なんかも偏差値が足りなくても乗り切ってしまったりしちゃう意外と頑張ってしまうのだ。

『とりあえず行き当たりばったりで趣味が合いそうな人に話しかけてみるぞ!!』

そう決意して咲は教室に戻った。

{昼休みが終わり、5時間目}

咲は周りを見渡しながら誰なら話かけられそうな人がいないか探していた、だが趣味が合いそうな人はいるがどうやって話しかければいいかわからない咲は、結局話しかけられないまま今日の授業が終わってしまった。

{放課後、教室}

『話しかけるのってめちゃ難しいんだが!?』

といった感じで有言実行できるのかが怪しくなってきてしまっている咲のところに一人の少女がやってきた。

「あ、、あの!」

急に話しかけられた咲は、とてつもなく動揺してしまい。

「は、ははは、はいぃぃ!」

そんなこんなで家族以外と久しぶりに話をする咲の話し相手は、同じクラスの  前田まえだ 佑莉ゆりだった。

「あ、あのぉそのぉ、ぶ!文芸部に入ってくれませんか!!」

唐突に誘われて咲は混乱していた。

「わ、私?なぜ??」

「いつも本読んでたりソシャゲしてて、えーーと、、二次元好きなのかな?て思ったから、、、です}

たしかに休み時間は、話す人もいないので本読んだりだりソシャゲしたりすることがほとんどだった。

そして内心めちゃくちゃうれしい咲に断る理由がなかったので。

「それなら、ぜ、、是非 よろしくお願いします」

という感じであっさり人と話すことができた咲は、部活にまで入ることができたのだった。

はじめまして、これが初投稿です。

文が汚かったりしてるかもですけど大目に見てくれると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ