02話 結構バズったぞ?
前回のあらすじ
異世界に来てしまったニートの雨霧 空。
転生した先でタピルという男に会う。
そいつと一緒にユーチューバーを目指すことに…
俺とタピルはそのたまたま取れた面白映像をユーチューブにアップロードしてみた。しかしすぐに結果は出てこないので、しばらくタピルにこの世界を紹介することにした。
「でもタピルを外に出していいのだろうか、もしそのままどこかにいってしまって迷子にならないだろうか、そうなるといろいろと面倒だし外を見せるのはやめておこう、、、って」
もう部屋にタピルの姿はなかった。
「もうじっとしててくれよ。」
「おーい!タピルー!あ!」
玄関の前にタピルはいた。
「よかったーまだ外出てないのか、って、まてまてまて!」
タピルは外に出てしまった。すると、
「なんだこの魔法は!!!!!!金属の塊が動いてるぞ!!??」
きっとタピルは車を知らなかったのだろう。タピルは車を見て腰を抜かしていた。あっちの世界は文明はあまり発達していなかったので車を見て驚くのも当然だろう。でも物体を動かす魔法はそんなに難しいものなのだろうか、少し気になって聞いてみた。
「物を動かす魔法は簡単じゃないのか?」
「魔法の力に驚いてる訳じゃないんだ、こんなに物体移動魔法を身に付けている人がいることに驚いているんだよ。」
「なんなんだ?それ?」
「魔法っていうのはひとそれぞれ固有魔法かまあるんだよ。でも物体移動魔法がメインで固有魔法になっているひとなんてあんまりいないんだよ。」
どうやら生まれつき得意な魔法が決まっているらしい。
「ところでタピル、お前の固有魔法はなんなんだ?」
「オイラは時空間認知魔法だよ」
それを聞いたおれは完全に頭がはてなだった。
「全くわからん説明してくれ」
「これは少し先の未来が見えるよっていう魔法ね、でもオイラ自身魔法が苦手だから一分くらいしかわからんのよね」
なんだか魔法ってロマンあるなーって思うな
「俺も魔法使えんの?」
「いやわからない。最初は杖とか必要かもね」
「杖って?」
「杖は魔法の力を上げてくれる補助アイテムだよ、それがあれば魔力の少ないひとでも少しなら使えるともうし、才能あれば結構いい魔法使えると思うんだよね」
「ちょっと今度試させてよ」
「いいよー」
こんな感じで俺とタピルは仲良くなってった。
そして家に帰り、
「そういえばタピル、あの時投稿したお前がコーラ俺の部屋にぶちまけた動画今どうなったんだろうな」
「確かに!ちょっとみてみようぜ」
その動画の再生回数は、、、
{{{1.2万回再生}}}
「おー!!」
「まあまあ再生されてないか!?登録者数も1000人くらいいってるんじゃないか?」
「たしかにな!もう収益化できるんじゃねえの!?」
{{{登録者数14人}}}
「。。。あれ?」
「なんか、おもってたのと違うな」
「一万人も見てくれてるのにねー。」
「きっとテーマが決まってないからだよ。」
「テーマ?」
「だってチャンネル登録してくれる人はその見た動画と同じような動画が見たくて登録するわけだろ?」
「たしかにな!じゃあオイラたちでドッキリ系ユーチューバーになろうぜ!」
「まあドッキリ系とかもいいけど、なんかもうちょっと今までにもないような、、、」
彼らは忘れていた。
「そうだ!!」
お互いに異世界人ということに。
「異世界をテーマにしたチャンネルにしよう!!!」
ここまで見てくださりありがとうございます。
ついに彼らのチャンネルは本格的に投稿されていく、、、
いままでにもない異世界系ユーチューバーで有名ユーチューバーになることはできるのだろうか、、
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三日以内には次の話を投稿します。
もういちど言いますがブックマークお願いいたします。