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【連載版】出戻り転生傭兵の俺のモットーは『やられたらやり返しすぎる』です  作者: 楽市
第十三章 怒りと赦しのジャッジメント・デイ

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第328話 終末前日譚/金鐘崎アキラの薫陶

 探しているうちに、夜が明けてしまった。


「げ、午前六時……?」


 飛翔の魔法によって空を舞うキリオは、スマホで時間を確認して青ざめる。

 景色の果てに、ゆっくりと上がりつつある朝日が見える。朝です。


「一体、どこに行ったでありますか、サティ……」


 流れる汗を袖で拭い、キリオは小さくボヤく。

 スダレに電話をしてみたが一向に出ない。あの姉は寝るとなかなか起きない。


 思いつくところは全て探した気がする。

 今日の決戦の舞台となるホテルの周りや、サラ・マリオンのマンション近くも。

 タクマの家の近くや、アキラのアパートなども回ってみたが、空振り。


 探し始めてから四時間。

 本当に、行けるところは全て行った。回れるところは回り尽くした。

 しかし未だに、サティは見つかっていない。


「失敗したでありますなぁ……」


 今になって、キリオは己の失敗を悔いる。

 あの明かりのない部屋で、キリオはサティに弱さを告白するべきではなかった。


 マリエとのことだって、しっかりと話し合えばサティに通じたはずだ。

 今はまだ、それを論じるべき時期ではないと、ちゃんとしっかり言えばよかった。


 あのとき、自分はサティに話すのが遅すぎたと思った。

 だから話してしまった。


 しかし実際は、早すぎた。

 少なくとも、サティの気持ちが不安定なあのときに話すことではなかった。


「全く、我ながらどうしようもない……!」


 度重なる失敗に、自責の念ばかりが積み上げられていく。

 他にやりようはあった。あったはずだ。だが、自分はまたも間違ってしまった。

 このままでは、自分に対する怒りが最も強くなってしまいそうだ。


「とにかく、探さねば。次は……」


 自虐もほどほどにして、キリオは次に探す先を考える。

 だが、どこを探せばいいのだろう。思いつかない。


 スマホでサティにかけてみても繋がらない。

 そもそも彼女は服を着て出たのだろうか。それはさすがに着ていったと信じたい。


 ああ、それにしても疲れた。

 昨日から、多少なりとも休めはしたが、睡眠はほとんどとれていない。

 体力は全回復魔法でどうにかなるが、気力が削れている。


 それにしても、自分はどうやれば『真念』に至れるというのか。

 わからない。自分一人で考えることにも、限界を感じている。このままでは――、


「いや、今はそれよりもサティだ。サティ、どこだ……」


 気疲れによってか、キリオは集中力が欠如しかけていた。

 空を舞いつつも、自分がどこを飛んでいるかもロクにわかっていない状態だ。

 サティを探しているつもりで、さっきから同じところを巡り続けている。


 そしてさらに二時間が過ぎて、午前八時。

 やっと自分の現状に気づいたキリオは、天都原区上空をフラフラ飛んでいた。


「何かもう、疲れたでありますなぁ……」


 結局六時間以上探して手がかり一つなし。さすがにこれはメンタルにクる。

 他にもマリエのことや『真念』のことなどもあり、キリオはくたびれ果てていた。


「……あ」


 そんなキリオが見下ろす先に、見覚えのある家が飛び込んでくる。

 宙船坂家であった。



  ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 ――宙船坂家地下、観神之宮(かんみのみや)


『で、気がついたらここに来ていたというワケなのよ?』

「畏れ多くもそんな感じであります……」


 地肌剥き出しの小さな泉の前で、キリオはあぐらをかいて座りこんでいた。

 そんな彼の話し相手になっているのは、泉の上に浮く鏡の向こうにいる幼女。


 冥界の神カディルグナである。

 家主である宙船坂集(そらふねざか つどう)は気を利かせて、今この場にはいない。


「何というか、こちらのおうちを見たら、その、衝動的に駆け込んでしまって……」

『よっぽど追い詰められてたのよ。大丈夫なのよ?』

「あ~、はい。今は何とか落ち着いたので、少し休んだら出るでありますよ」


 冥界の神に心配されてしまう程度には、キリオは疲労困憊に見えていたらしい。

 こうして話を聞いてもらえたからか、今は幾分、気持ちが和らいでいる。


「まだ何も解決はできていないでありますが、何とかするでありますよ」

『って言ってるその表情が半ば虚ろなのは看過できないのよ?』

「え~。疲れてないでありますよ、それがし。ほらほら、この通りであります」


 ニッコリ笑っていきなりラジオ体操第一を始めるキリオ。


『キリオ、誤魔化し笑いが薄気味悪いのよ』

「ひでぇでありますな!?」


 幼女の姿をした神は、なかなか容赦がなかった。


『強がったところで、あなたが疲れ果てているのは事実なのよ。キリオ・バーンズ』

「……そう、で、ありましょうなぁ」


 再び地べたに座り込み、キリオは力のない、弱々しい笑みを浮かべる。


「それがしは、父上殿に託された課題を実現できそうにないであります……」

『それが、あなたを悩ませている理由の一つなのよ?』

「で、あります。どうにも『真念』に至れる気がしないでありますよ」


 目下、最も自分を悩ませている事柄を、キリオは神に吐露する。

 サティのこと、マリエのこと、考えるべきは色々あるが、何よりまずはそれだ。


「それがしがそこに至れば、全ては解決に向かうはず。そう思いはすれども……」


 掴もうとしても掴めない。

 至ろうとしても至れない。

 そんな自分に、いい加減に嫌気が差している。陰鬱なため息が漏れる。


『なるほどなるほど~、なのよ。ならば――』


 と、ここでカディルグナがキリオに一つの提案を持ちかける。


『少し話してみてはどうなのよ?』

「話す? 誰とでありますか?」


 話しているではないか。

 こうして、カディルグナと。と思いつつ、キリオは問い返す。


『決まっているでしょ、アキラ・バーンズなのよ』


 カディルグナは、何気ない声でキリオに向かってその名を出した。


「ち、父上殿でありますか!?」

『ミフユ・バビロニャでもいいのよ? 魂はこちらでお預かりしてるし』


「それは、確かに。し、しかし、お二人は、今……」

『そうなのよ。あの二人は今、自らの希望によって無間地獄に墜ちて死に続けているのよ。でもそれは、あなたに会ってはいけないということではないのよ』

「父上殿、母上殿……」


 突然降って湧いた再会のチャンスに、キリオはその身を震わせた。

 話をしたいという想いもあるが、それより無性に顔が見たかった。二人の顔が。


「カディルグナ神、恥を忍んでお願いいたします」


 頭を下げるキリオに、カディルグナも鷹揚に笑ってうなずいた。


『わかっているのよ。少しだけ、待つのよ』


 そして鏡の向こうにいた幼女の姿が消えて、激しいノイズに満たされる。

 それが終われば、アキラとミフユが出てきてくれるのだろうか。


「父上殿、母上殿――」


 半ば縋るような思いで、キリオは待ち続ける。

 そして、ノイズが晴れて、映し出されたのは赤い地面が果てなく続く荒野。


 これがアキラとミフユが墜ちたという無間地獄の光景、なのか。

 キリオが鏡に顔を近づけ、思った瞬間、声は響き渡った。


『クカカカカ! カハハハハハハハハハハハハハハハ! ハァッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ! ギヒャハハハハハハハハハハハハハハハハッ!』


 世界の全てを嘲るようなその笑い方は、まさにアキラ・バーンズのそれ。

 しかし、キリオは驚く。笑い方はアキラなのに、声が違う。全然違う。


『ィヨォォォォォ~~~~ウ、キリオ・バーンズ! バーンズ家真ん中辺りのクソガキッ! 呼ばれたから来てやったぜェ? ありがたく思え、感謝して! こうべを垂れて! 涙を溢れさせて、鼻水垂れ流して、再会の感激に泣きむせぶンだよォ~!』

「おまえは――」


 鏡の向こうに現れたのは、鋼鉄の色をした巨躯の異形だった。

 人の筋肉を模した漆黒の装甲で全身を覆った、赤い瞳を輝かせる鉄仮面の大男。


「ま、兇貌(マガツラ)……!?」

『クハッハハハハハハハハハハハハハハハ! そうさ、俺よ、マガツラ様よォ!』


 現れたのは、アキラの異面体である『兇貌(マガツラ)』。

 それが、明らかな自我をもって、キリオのことをクソガキと呼んでいる。


「な、き、貴殿が、何故ここに!」

『クハハハハハハハハハハハハハハハ! 決まってンだろうがよォォォォォォォ!』


 けたたましく哄笑を響かせて、マガツラがこの場に現れた理由を語る。


本体(アキラ)がまだおまえに合わす顔がないから、急遽俺が代役になったのよッ!』

「ち、父上殿ォォォォォォォ――――!?」


『ちなみに俺の後ろにもう一方の代役のNULLもいるぜェェェェェ――――ッ!』

「あ、本当であります。フヨフヨ浮いてるであります……」


 NULLは喋れないようだが、キリオは見えているらしく軽く触手を振っている。


「え、何でどっちも自律行動してるんでありますか……?」

『本体が殺され続けてたら、できるようになっちまったみたいだぜ! 笑うわ!』

「そのフレーズも久々に聞くでありますなぁ……」


 雄々しく腕を組むマガツラの周りを漂うNULLが、チカチカと光を瞬かせる。


『フン! こっちのクラゲは『笑えないわねぇ』、だってよ! クハハハハハッ!』

「光信号で意思疎通してるのすげーでありますな……」

『さて、そんなことよりもだ、オイ、キリオ。クソガキよぉ』


 アキラの代役であるマガツラがキリオを呼ぶ。何故か中指おっ立てながら。


『事情は神のヤツから聞いてる。おまえよ、『真念』に至れそうにないんだってな』

「ぐ、それは……」


『俺の本体がそれを知らねぇってこたぁ、アレか。本体が死んだあとに何かあったな? おまえのメンタルの底の底まで響いちまうような、デケェ何かがよ!』

「まさしく、その通りでありますよ、マガツラ」


 自分の皇位簒奪とマリエの死は、確かにアキラが死んだあとでの出来事。

 それが、キリオの『真念』到達を阻む大きな障害となっている。


「それがしは、一体どうすればよいのか……」


 深い懊悩に顔を歪ませるキリオに、マガツラはただ一言、


『おまえ、何、欲張ってんだァ?』

「……へ?」


 全くの想定外の答えに、マガツラはまたも中指おっ立てて鏡にどアップになる。


『マジかよ、気づいてねぇのか? はぁ? マジか? オイオイオイオイ、オイオイオイオイオイオイオイオイ! そりゃあねぇぜクソガキちゃんよォ! じゃあおまえのこれまでの悩みは何だったんだよって話になるぜ!? はぁ~、笑うわ~!』


 あ、こいつ、間違いなく根っこは父上殿でありますな……。

 飛び交う悪口雑言に、キリオは頭ではなく肌でそれを理解し、実感する。


「で、えー、その、どういうことでありますか……?」

『テメェで考えろ、バ~カ! 自分で掴むのが大切だって本体も言ったろうが!』


「それができねぇから、こうしてきいてるんでありますよぉ~~~~!」

『世話がかかるクソガキだぜ! クハハハハハハハハハ! 仕方ねぇなぁ、この優しい優しいマガツラさんが一つだけ教えてやるから、今後は俺を様付けで呼びなァ!』

「わかったでありますから、教えてほしいでありますよ、マガツラ様」


 キリオは躊躇なく、マガツラを様付けする。


『クックック、いや、そんな、本気にしなくていいんだよ……?』

「嬉しそうにしつつもそこはかとなく謙虚になるのやめろでありますよッ!?」


 傲岸不遜な見た目とキャラのクセにそういうのはどうなんだ。

 そう思わなくもないキリオへ、マガツラが告げる。


『いいか、クソガキ。『おまえの心はおまえのものだ』』

「それは……」


 黒装の大男から告げられたのは、幾度となく聞かされたバーンズ家の教育方針。

 キリオにとっては、自らの価値観の根底をなしているものの一つだ。


『おそらく、おまえが『真念』に至れない理由はそこにあるんだろうぜ。と、本体は思ってるようだぜェ? 間違ってたら? 知るかボケ、甘えんじゃねぇ!』

「言ってねーであります! 言ってねーでありますよ!?」


 手を振って否定するキリオに、今度はNULLがチカチカと光を瞬かせる。


『フン、『がんばりなさいよぉ』だってよ!』

「変な芸風が確立されてる気がするでありますが、がんばるでありますよ!」

『そいつが聞けりゃ、十分だ。ククク、クハハハハハハハハハ!』


 マガツラが笑い声を響かせると、また鏡の表面がノイズに満たされる。


「な、マガツラ! ……父上殿、母上殿!」

『う~ん、ごめんなさいなのよ……』


 鏡の向こうに、パッとカディルグナの姿が現れる。何故か申し訳なさそうだ。


「カディルグナ様、今のは、一体……?」

『異能態の影響なのよ』

「え――」


 そんなバカな。冥界の神カディルグナは、異能態といえども影響を受けないはず。


『我は異能態の影響を受けないのよ。でもね、我が依り代に使っているこの鏡は別なのよ。異能態によって現実が完全に侵蝕され尽くしたら、鏡もそれに呑まれるのよ』

「つまり、鏡に宿っているカディルグナ様も……?」

『例外ではいられなくなるのよ』


 何たること。異世界でも最上位の『特神格』のカディルグナ、までもが……?


『いかに最上位の神といえど、所詮我はこの世界では異物なのよ。この世界の現実を改変する力があれば、それの影響は免れないのよ。それが正史になれば、だけれど』

「なるほど。また一つ、負けられない理由ができたでありますな……」


 さっきまで感じていた疲労感は、嘘のように消えていた。

 むしろ今は、やらねばならぬという気概が全身に満ちているように感じられる。


「ひとまず、サティを探しに行くでありますか」

『いくのね』

「はい、カディルグナ様。色々と感謝しているであります」


 思いがけず実現した、アキラとの対話。

 それはマガツラを代役とする間接的なものであったが、キリオには十分だった。


「……そうか。そうだったでありますな。ああ、本当に」


 まだ彼は『真念』には至れていない。

 しかし、何となく、おぼろげながらもそこに至るための道が見えた気がした。


 アキラのおかげだ。

 ミフユのおかげだ。

 父と母、誇るべき両親のおかげだ。


『それでは、キリオ・バーンズよ、おいきなさい。あなたの道行きに幸あれ』

「行ってくるであります」


 そして、キリオは一礼をしたのち、観神之宮をあとにした。



  ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 思ったのは、やはり自分自身のことは自分ではわかりにくいということだ。

 マガツラに言われて、やっと気づけた。

 キリオ・バーンズの傲慢。その肥大化したバカげたエゴについて。


「いや、それは今は置いておくであります。まずはサティを探さねば……」


 宙船坂家での滞在時間は、およそ三十分ほど。

 時刻はそろそろ九時を回ろうとしている。


 疲れなどは、今は感じていない。

 むしろ元気が溢れている。徹夜によるハイテンション、というワケではない。


「一度、サティの部屋に戻るか。それともスダレの姉貴殿に連絡するか……」


 道を歩きながら、キリオは顔を俯かせて歩いている。

 朝の住宅地。道を歩くのは彼だけで、他に人影はない。周りも静かなものだ。


「サティに電話してみるでありますかね――」


 と、彼が立ち止まった、そのときだった。

 急に、見えている範囲が陰った。前方に何か大きなものが置かれているようだ。


「……ん?」


 気づいて、俯かせていた顔を見上げてみる。

 菅谷真理恵(すがや まりえ)が、キリオの目の前に立っていた。


 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が、

 菅谷真理恵が――!


 十個の菅谷真理恵の頭部を持った怪物が、キリオの目の前に立っていた。

 頭はマリエのまま、首は蛇の如く長くうねり、それが十本、巨体に繋がっている。


 その部分だけを見れば、見た目は伝説に出てくるヒュドラのようだ。

 だが、肉体は人の形をかけ離れてメチャクチャな造形をしている。


 右肩から、三本の腕と、無数の触手が生えている。

 左肩から、六本の腕と、ワニのような巨大なアギトを持った首が生えている。


 背には巨大な一対の翼。

 蝙蝠の羽根をさらに巨大化させ、禍々しい形状にしたかのようなイメージ。


 肉体は黒く太い血管を束ねてこねくり回したような、死者の腐った臓腑のようだ。

 キリオが見ている前で、それはドクン、ドクンと不気味に脈動し続けている。


 そして自然公園でも見せた、太く長い尾。

 金属質の強固な装甲に覆われたそれが、ビタンと道路を打って陥没させる。


「キリオ様」


 十個ある顔のうちの一つがキリオを呼び、口が裂けそうなくらいの笑みを作る。


「キリオ様。キリオ様。ギリヴォざま。ギィリ、ゥオォ、ざまァ、ぁ、ああァ……」


 名を呼ぶ彼女の顔は、両目をギョロギョロ動かし、口から濁った体液を滴らせる。

 あごを伝い落ちた一滴が、キリオの頬にかかった。


「マ、リ、エ――」

「キリオ様」「キリオ様」「キリオ様」「キキ、キ」「リィィォオオ」「ォォ、ォオ」「様、ささ、ざ、ば」「ルィィイイ」「ミ、スタ、ァ」「ミスター、殺、す」


 そして、二十あるマリエの瞳が、全てキリオへと向けられる。


「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!」


 キリオの心は、一瞬で限界に達した。

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