表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】出戻り転生傭兵の俺のモットーは『やられたらやり返しすぎる』です  作者: 楽市
番外編 タクマとシイナのお茶濁しRADIO

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

211/621

第198話 タクマとシイナのお茶濁しRADIO/1

 ――宙色市内『異階』スタジオ。


 シイナ:ジィ~~~~。(至近距離でタクマを凝視)


 タクマ:…………。


 シイナ:ジィ~~~~~~~~。(至近距離でタクマを凝視)


 タクマ:…………。


 シイナ:ジィ~~~~~~~~~~~~。(至近距離でタクマを凝視)


 タクマ:…………あの、シイナ?


 シイナ:タクマさん。


 タクマ:ぉ、おう、何よ……?


 シイナ:ありましたよ、日本。


 タクマ:…………は?


 シイナ:だから、タクマさんの目の地球に、日本がありましたよ!


 タクマ:おまえ、ずっとそれ確かめてたんか!?


 シイナ:何がですか? そうに決まってるじゃないですか! 気になるでしょ~!


 タクマ:知らん知らん! 何してるのかと思ってたわ!


 シイナ:え~、そんなのおかしいですよ~。気になりますよ~!


 タクマ:いや、知らんて……。


 シイナ:ところでタクマさん――、


 タクマ:何だよ。まだ何かあるのかよ……?


 シイナ:次、ハワイ諸島探したいんで、もう少しジッとしててもらえますか?


 タクマ:とりゃ。


 シイナ:あッ! ちょっと! 頭のアンテナを掴まないでくださいよ!?


 タクマ:とりゃああああああああ~~~~!


 シイナ:あ~~! 頭を左右にシェイクしないでください~! あ~~~~!?


 シイナ:あ、あ、あ、あ、こ、こ、こんなときに電波がァァァァァ~~~~!


 シイナ:メタネタ満載『お茶濁しRADIO』、始まります~! あ~~~~!



  ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 シイナ:はい、始まってしまいました『お茶濁しRADIO』です。


 シイナ:どうも皆さん、小市民的なメインパーソナリティーのシイナです。


 タクマ:同じくメインパーソナリティーのタクマだけどさ、シイナ。


 シイナ:はい、何ですか、タクマさん。


 タクマ:これ、何?


 シイナ:時間稼ぎです。


 タクマ:は?


 シイナ:だから、時間稼ぎです。


 タクマ:何の?


 シイナ:作者サンが次の話のネタを考えつくまでの時間稼ぎ企画です。


 タクマ:うっわ……(ドンビキ)。


 シイナ:だってしょうがないじゃないですか。

     この作品、毎度毎度自転車操業でお送りしてるんですから……。

     ノンプロットで毎日2~3回更新ですよ?

     そりゃあネタの消費速度だって音を超え、光を越え、時を超え、ですよ。


 タクマ:赤裸々だなぁ、オイ……。で、何で父ちゃん達じゃなくて、俺らなん?


 シイナ:(自分の頭のアンテナを指さす)


 タクマ:スゲェ納得したわ……。


 シイナ:クッソ~、みんな異能態はカッコいいのに、何で私だけアンテナ……。


 タクマ:シイナはそういう役回りっしょ。うっける~!


 シイナ:うるさいんですよ、この陽キャ! 地球アイ素敵ですねぇ! いいなぁ!


 タクマ:罵倒になってねぇっての。いやぁ、でもさぁ、シイナさぁ~。


 シイナ:何ですか! 言っておきますけどかなりダメージ喰らってますよ、私!


 タクマ:俺は好きだぜ、シイナのアンテナ。


 シイナ:えっ。


 タクマ:だって可愛いじゃねぇか。カッコいいとは違うけど、俺は好きだなー。


 シイナ:えっ!


 タクマ:何だよ、その反応は……?


 シイナ:だってアンテナですよ? こんな、頭からみょんみょん生えてる感じの!


 タクマ:可愛いじゃん。そりゃセクシーとかじゃねぇけど、キュートじゃん?


 シイナ:…………。


 タクマ:え、何で急に真顔……?


 シイナ:タクマさん。


 タクマ:な、何?


 シイナ:絶対にほかの女の子口説いちゃダメですからね……?


 タクマ:何でそういう話になんだよッ!?


 シイナ:そうやってほら! 全然自覚ない! この男、自覚してないですよ!


 タクマ:だから、何のだよ!?


 シイナ:自分のカッコよさにきまってるでしょ~! ナメてるんですかぁ!?


 タクマ:うわぁ、この女、何か理解できねぇキレ方してくんだけど!?


 シイナ:あのですね、タクマさんの今の言い方、すごくカッコよかったんですよ!


 タクマ:……はぁ、それは、まぁ、どうも?


 シイナ:心配になるでしょ。やきもち妬くでしょ。妄想の果てにキレるでしょ!?


 タクマ:知るかよッ!


 シイナ:やだー! タクマさんは私のなんですー! 他の子に言っちゃやだー!


 タクマ:言うかァ~!? おまえだけに決まってんだろうがッ!


 シイナ:え、ホントです?


 タクマ:いや、それは当然だろうがよ……。


 シイナ:え、そ、そっかぁ~……、エヘヘ、嬉しいです……。


 タクマ:こいつ、コロッと笑顔になりやがって……!


 シイナ:はい、それじゃ張り切って『お茶濁しRADIO』、やってきましょー!


 タクマ:っつっても、何すんだよ、この企画……。


 シイナ:適当にトークして時間と文字数を稼いで終了です。


 タクマ:ぶっちゃけすぎにも程がある。


 シイナ:私に言わないで、私に電波トバしてる作者サンに言ってくださいよ。


 タクマ:『くう疲』じゃねぇんだからさぁ、こういうのどうなんよ、マジで。


 シイナ:痛々しさは似たようなものだと思いますけどねー。

     あ、『くう疲』については検索すれば出てくると思いますよ~。


 タクマ:誰に言ってんだよ……。


 シイナ:もちろん、読者サンです。


 タクマ:あ~、メタいメタい。


 シイナ:それが私の異能態の能力ですから。非常に不本意ではありますが……。


 タクマ:つかよー、ラジオとか銘打つからには何かコーナーとかあるのかよ?


 シイナ:いえ、特にはそういった予定はないです、何か思いついたらやる程度?


 タクマ:ふわっふわじゃねぇか……。


 シイナ:所詮、昨日の夜に思いついた突発企画ですからね。


 タクマ:これ、本当に大丈夫か? 色々と自殺行為じゃねぇのか?


 シイナ:やですねー、タクマさん。

     清水の舞台からダイナマイト抱きしめて飛び降りるレベルですよー。


 タクマ:自殺に自爆を加算すんな! ただのオーバーキルだわ!?


 シイナ:でも、確かにラジオって名前なんですから、何かしたいですよね。


 タクマ:何かって、例えば何よ?


 シイナ:そうですね~。読者サンからお便りを募集するとか?


 タクマ:……来るか、それ?


 シイナ:わかりません。来るといいなぁ~、レベル?


 タクマ:だよなー。さすがに『そういうのはあんまり……』って人も多いだろ。


 シイナ:ま、ま、何事も試してみるのがいいですよ!


 タクマ:俺は知らねーからなー。


 シイナ:これで特に何もこなかったら、設定の話とかでお茶を濁しましょう!


 タクマ:ま、実際、そういう趣旨の企画ではあるんだろうけどよー……。


 シイナ:と、いうワケで、読者の皆サンからお便り募集しま~す!

     カクヨムなら『応援コメント』で、

     カクヨム以外のサイトなら『感想』で、

     この作品について聞きたいことなんかを適当に募集しまーす! 適当に!


 タクマ:適当を強調するなよ!


 シイナ:だって、企画自体が適当なんだから仕方がないじゃないですか!

     悪いのは私じゃなくネタを固めきれてない作者サンです、私悪くない!


 タクマ:仮に、お便りとか来なかったら?


 シイナ:そのときは適当に何かします。


 タクマ:マジで、徹頭徹尾適当なんだな……。


 シイナ:あ、この企画へお便りを送る場合は、そうとわかるように、

     頭に【お便り】ってつけてくれると嬉しいかなーとか! 

     ちなみにどういうお便りを送ればいいかわからないなら、あれです。

     作者サンの心臓を抉る『ここおかしくない?』とかでもいいですよー。


 タクマ:いいんか……?


 シイナ:いいんじゃないですか? だってこの作品、ガバだらけですよ?


 タクマ:ま、そりゃプロットもなしで毎日毎話、即興で書いてるらしいからなー。


 シイナ:そりゃあ、ガバだらけにもなりますよねー。あははははは。


 タクマ:わろとるわろとる。


 シイナ:はい、それでは第一回目はこの辺でお別れで~す。


 タクマ:ところでこれ、何回続く予定なんだよ?


 シイナ:1~10回のうちのどれかで。


 タクマ:範囲ひっろ……!


 シイナ:作者サン次第ですね~。ま、次のネタが組み上がれば終わるでしょ。


 タクマ:あ、次回は『バーンズ家の諸々ランキング』の話の予定だってよ。

     お便りがマジで来たらそれに合わせて順次調整するらしいぜー。


 シイナ:以上、シイナ・バーンズとタクマ・バーンズがお届けしましたー!


 タクマ:(適当に手を振る)


 シイナ:次回に続く! です!


 タクマ:続かねぇでいい気もするけどなー……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ