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すれちがい

作者: 佐々木 龍

薄情で、ごめんな

ぼくは君の何なのだろうって

君に怒られたあと、考えていた


たぶん、君のことそんなに好きじゃない

殴っていいよ気が済むまで

君がそれでぼくを忘れられるのなら


いつまでも一人の人のことばかり話すのは

気持ちが悪い事なんだよ

分かってもらえないかも、しれないけど


いつか誰かが君のことを好きになる

君は素敵なひとなんだ、たぶん

ぼくには分からないけれど


ひとでなし

ろくでなし

愛想なし

いいよ気が済むまで

殴ったらいい


やさしい嘘がうまかったならこんなに

かなしい思いをしなくてよかったのに

あなたの悲しみを悲しむことができたなら

憎しみを生まなかったのに


君がぼくを好きなように

ぼくはあのひとが好き

あのひとが誰を好きなのかは

知らないほうがいい


知らないほうがいい

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― 新着の感想 ―
[気になる点] ん? 最後ホラー? 三段論法での勝利? 「君」が自分だとしたら恐怖かな?
[良い点] うおー! すごくいいですね!! めっちゃ好みの詩でした。 好きな人以外に冷たいとこ最高! 素敵な詩をありがとうございます!
2021/06/04 12:51 退会済み
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