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英雄が過去へと戻り、未来を変える  作者: 神谷 蓮
第2章 迷いの森
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第11話 迷いの森①

「ここはどこだ?なんか見たことがある場所だが。」


最初に周りの確認する。壁は石造りになっており、1人用のベッドと机が設置されている。そして机の上に手紙が置いてあった。


『蓮、そこは迷いの森です。以前使っていた洞窟の中です。あっ封印されているので一回ステータス確認してくださいね。』


「ちょっ。迷いの森の中で力制限されたらヤバイ。ステータス」


――――――――――――――――――――――――


名前:神谷 蓮 [レン=クロスフィールド]

レベル:75[ー]冒険者ランクSSS

体力:7,500[ー]魔力7,500[ー]


称号:異世界を救いし者、女神の加護、魔導師、剣士

[勇者、英雄、限界突破者]


スキル:剣術、属性魔法、武器作成[聖剣魔剣召喚、神眼] 観察眼、気配察知、隠密

――――――――――――――――――――――――

たぶんカッコ内が自分にしか見えないようになっているのだろう。これで制限されているのか?魔王倒す前ぐらいのステータスじゃん。これ大丈夫なのか?そう考えていたらグゥ〜と腹が鳴った。そういえば飯食べる前に飛ばされたんだった。

とりあえずは食い物の確保してくるか…。そう思ってドアに手をかけたら、外から叫び声が聞こえた。


「きゃー!だ、誰か、た、助けてー!」


声からしたら女の子の声だ。急いで向かわないと!ここの魔物は強すぎるから、並の冒険者では勝てない。ましては女の子では無理だ。俺は超えがする方へと急いだ。駆けつけた場所にあったのは王家の紋章を付けた馬車だった。その周りには緑色した鬼みたいなのが30匹いた。もちろん緑色の鬼はゴブリンだ。


(ゴブリンを倒すのは簡単だが、王族を助けるのは面倒だな…。まぁシャルと約束したのだ。助けますかね。)


心の中ではそんなことを思いながら、状況を確認する。雑魚のゴブリンでも群れになると厄介だ。馬車の扉は壊されているが、内部の人は無事。それを守るように騎士が3名応戦している。3名とも誰が見ても分かるぐらい大怪我をしている。このままでは全滅する。


(正体を隠す為に仮面とマントでいいか…。武器は久しぶりに刀にしよう。)


俺はアイテムボックスから目元を隠す仮面と黒衣のマントを出して装備する。そして武器作成のスキルで刀を作る。刃渡り120cmの黒刀だ。


「助太刀いたす。火炎球[ファイヤーボール]」


俺は騎士たちに聞こえるように大きい声で伝え、ゴブリンに火炎球を撃ち込んでいく。


「感謝します!姫様の護衛をお願いしたい。」


1人の騎士が俺の声に応えて返してくる。見た目は髪が金髪で身長が高く、身体がしっかりと鍛えられいる。顔も整っている。つまりイケメンだ。


(こいつが隊長か?まぁ良い…。)


「ゴブリンは任せておけ。お前たちは姫を守れ。」


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