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魔王軍の日常

「ラスヴェート、お前を本日付けで_」

あぁ、クビになるのか.......

まぁ、あれだけの事やらかしたからな......

当然の結果だろう。しかし、次に紡がれた言葉はあまりにも現実味が無かった。


「魔王軍幹部に任命する。」



(ラスヴェート)_私はこの地でそんな名をつけられた。そして、今は遠征からの帰還後、遠征先でやらかしてしまった事について我が軍の統率者である、魔王様の部屋に呼び出され叱責を受けるはずだったのだが......

「お前が率いるのは第5兵団【厄災(ディザスター)】だ。幹部としての役割は第2兵団を率いる【(ヘイル)】が指導してくれる。では、我が軍のさらなる躍進目指して頑張ってくれたまえ。」

……………マジかよ。

まさかと思ったらほんとだった........夢じゃなかった........。ドッキリとかじゃないよな.......。

「..........君がラスヴェートさんですか?」

突然の呼び掛けに体が臨戦体勢をとってしまう。

「ちょっと待って、魔王様から話聞いてない?」

あぁ、そういう事か。

「……あなたがヘイル先輩ですか。」

「うん、そうだよ。よろしく。」

「…よろしくお願いします。」



「えーと…ヴェートさんは厄災(ディザスター)と、黄昏(ダスク)を率いて第2支部くらいに来てくれるかな?」

「先輩、くらいって何ですか、くらいって!」

「あぁ、ごめんね?解ったから怒らないで…?」

「だから、怒ってないですっ!」



「今日はこれで終わり。じゃあね、また明日~」

「さよならー」

手を振られたら振り返す。当たり前だと思ってたがどうやら違うらしい。



「2人仲良いね~」

「ふぁッ?!」

「でしょ?」

……仲良く見えるのか…?

「どうして……?」

「いっつも一緒にいるし、ヴェートちゃんヘイルに呼ばれて行くとき羽が見えるもん。」

「はぃい?!」

「へぇ~」



「ねぇ先輩」

「今、ねぇって言った?」

「あ、ごめんなさい...」

「もういいけどさ」

先輩はかわいいし優しいし私には勿体無いくらいの人だ。でも私は今先輩に居なくなられたら本当に泣いてしまうと思う。でも、私にはどうしてそんなに先輩が優しいのか理解できないのだ。

「先輩は私の事変だと思わないんですか?」

「いや、思わない。」

......キッパリと言い切られてしまった......

私の悩みとは一体.........

いや、でもまぁそうだよな、先輩だもん。そんな事思うわけ無いよな。うん。やっぱり先輩優しいな。かわいいし。頭良いし。

「.........先輩かわいいよなぁ...」

おっと心の声が。

「や...そんなこと無いよ.......?」

照れる先輩。本当にかわいい。

「大丈夫、ヴェートさんもかわいいから。」

「ッ!?」

それだから先輩は。不意打ちでそういうこと言うから。

「ズルいですよ、先輩」

「え、あ、ちょっと!?」

あ、またやってしまった。まぁ、先輩なら死にはしない。......はず。でも、死なれてしまったら私まで悲しさのあまり死んでしまうしやっぱり心配だから助けに行ってこよう。そして、先輩が無事救出できたらちゃんと謝って、先輩はいつも通りの笑顔で怒るのだ。

これが、私と先輩のもはや日常とは思えない日常なのである。

えーと、みなさんこんにちは、schelmおよび風鷺です。今回は初めて小説を投稿させていただきました。正直いってこれがどの程度のものに値するかわからないです。なので、これに対する評価、アドバイスなどが欲しいです...

本当に初心者なのでここまで読んでくれた方、ありがとうございます。心から感謝を述べたいと思います。そして、次話なのですが相当時間お待たせしてしまうと思います......それでも、待っていてくださる方がいると信じて、制作の方頑張ろうと思います。長々と失礼しました...

それでは!

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