第105話 蒼き星
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衝突。
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蒼。
剣。
魔術。
観測。
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そして。
ついに。
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最後の、
一撃。
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アルヴェルトの剣。
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セリスの斬撃。
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リュシアの光。
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ミナの炎。
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レインの蒼。
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すべてが、
上位観測へと収束する。
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大爆発。
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観測上位が、
崩れる。
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観測者達の影が、
消える。
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静寂。
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戦いが、
終わった。
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そして――
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静かな蒼。
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原脈の流れは、
安定し始めていた。
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レインは、
長く息を吐いた。
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「……分かった」
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黒が、
静かに言う。
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「決断」
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レインが、
微かに笑う。
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「守るって決めたからな」
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一拍。
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「俺、人間やめるわ」
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原脈の眩い光が、
ゆっくりと広がる。
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レインの体が、
光へ溶けていく。
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輪郭が、
ゆっくりと消える。
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そして。
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星の深層に、
一つの蒼い核が灯った。
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それは、
排出の中心。
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星の呼吸を整える、
新しい器官。
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蒼の守護者。
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。
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それから。
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世界は、
静かになった。
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ダンジョンの暴走は止まり、
大地の震えも消えた。
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人々は、
何が起きたのか知らない。
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ただ。
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世界が、
救われたことだけを知る。
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十年後。
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人の地図に、載らない場所があった。
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山を越え、
谷を越え、
深い霧の森を抜けた先。
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誰も住まない、
秘境。
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その大地の中央に、
一つの塔が立っていた。
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蒼い塔。
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天を貫くように、
静かに、
ただ静かに、
そびえ立っている。
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外壁には、
無数の蒼い紋様が流れている。
脈打つように。
呼吸するように。
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時折、
塔の上空へ蒼い光が昇る。
細く、
長く、
空へ溶けていく。
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それは、
この星が吐き出した古い力。
そして――
彼が、今も流し続けている証。
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塔の足元に、
四つの影が立っていた。
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セリス。
リュシア。
ミナ。
アルヴェルト。
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十年。
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長いようで、
あまりにも短い時間。
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セリスは、
塔を見上げたまま、
しばらく何も言わなかった。
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風が吹く。
長い髪が揺れる。
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ようやく、
彼女は、小さく息を吐いた。
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「……やっぱり、来ると分かるわね」
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リュシアが静かに問う。
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「何が?」
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セリスは、
少しだけ笑った。
でも、その目は濡れていた。
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「ちゃんと、ここにいるってこと」
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ミナが、唇を噛む。
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十年経っても、
その言葉だけは慣れない。
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「ずるいよね」
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ミナが言う。
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「勝手にいなくなって」
「勝手に世界なんか守って」
「なのに、文句を言いに来たら……」
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塔を見上げる。
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「……まだ、守ってるんだもん」
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声が、
少しだけ震えた。
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リュシアは、
杖を胸の前で軽く握る。
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「私も、最初は認めたくなかった」
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「間違いだと思おうとしてた」
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一拍。
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「でも違った」
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蒼い塔の紋様が、
淡く明滅する。
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「この流れ方……」
「この整え方……」
「これは、あの人のやり方そのもの」
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アルヴェルトは、
少し離れた場所で立っていた。
腕を組み、
塔の頂を見ている。
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「十年」
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低い声。
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「王も変わった」
「国も変わった」
「地図も変わった」
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一拍。
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「だが、世界は崩れなかった」
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それが答えだ、
と言うように。
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セリスが、目を伏せる。
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「……一度だけでよかったの」
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風に消えそうな声。
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「一度だけでよかったから」
「会いたかった」
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その言葉に、
ミナが顔を上げる。
何か言い返そうとして――
やめた。
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言えない。
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自分も同じだったから。
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リュシアも、
静かに目を閉じた。
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「“きっとまだどこかにいる”って、ずっと言ってきたけど」
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塔を見上げる。
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「……どこか、じゃなかったのね」
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「最初から、ずっとここにいた」
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蒼い光が、
塔の側面を伝い、上へ昇る。
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まるで、
返事みたいに。
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ミナが、拳を握る。
けれど、昔みたいな強がりは出なかった。
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「ねえ、レイン」
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塔に向かって言う。
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「そっちは、寂しくない?」
「辛くない?」
「ちゃんと、笑えてる?」
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返事はない。
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けれど。
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塔を流れる蒼が、
ほんの少しだけ、
あたたかく光った気がした。
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セリスが、
目を細める。
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「……今の」
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リュシアが、
小さく微笑んだ。
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「聞いてる」
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アルヴェルトは、
静かに言った。
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「彼はもう、人ではない」
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一拍。
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「だが」
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珍しく、
そこで言葉を切る。
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「人であったからこそ」
「これを選んだ」
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風が吹く。
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森が揺れる。
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遠くの湖面が、
蒼くきらめく。
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世界は、美しい。
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十年前より、
ずっと静かで、
ずっと穏やかで、
ずっと生きやすい。
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それは、
彼が今もどこかで、
流し続けているからだ。
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誰にも知られず。
誰にも褒められず。
ただ、
守るためだけに。
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セリスが、
そっと塔へ手を伸ばす。
触れられない距離で、
止める。
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「……ありがとう」
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リュシアも、
小さく続ける。
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「本当に」
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ミナは、
涙をこらえきれなかった。
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「ばか」
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笑いながら、
泣いた。
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「ほんとに、ばか」
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アルヴェルトは、
ただ一度だけ、
深く頭を垂れた。
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剣士としてではない。
王の臣下としてでもない。
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一人の男として。
守られた側として。
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蒼い塔は、
変わらずそこにある。
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高く。
静かに。
空へ届くほど高く。
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その光は、
今も流れている。
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まるで、
星が呼吸するように。
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人々の知らない場所で。
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この世界を、
今日も守りながら。
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(完)
読者の皆様、読んでいただき有難うございました!
この作品が少しでも皆様の生活の彩りになれたなら嬉しいです。
また、いつか、作品を通してお会いしましょう。
本当に有難うございました!




