経済帝国の内実
「星澤翠幸さん
(中略)
僕はいつか世界的な財閥を作りたいです
(中略)
今度暇な時に会いましょう
三鴻善俊」
この異世界を牛耳ることになる組織、三鴻商会を中心とした三鴻財閥は、このなんの変哲もない、一見幼い子供が純粋に夢を書いたような書簡から始まった。
三鴻善俊本人はそんな純粋な願望ではなく、子供心に真面目に考えていたのであるが、ここだけを見てしまうと、そのような壮大な夢をこのような文体で書いてしまう彼は、やはり彼の頭から何かネジのようなものが一つ抜けているのではないかと思えてしまう。
おっと、「(中略)」に何か重要なものが書いてあるんじゃないかって??その内容は読者の皆様にはお楽しみである。(実はまだ作者は書いていないのである(あほちゃうか、言わなきゃいいのに))
三鴻財閥、それは、異世界の先進国から後進国、未開発地域、そして洋上、海底から天空に至るまで、その財的支配権を確立することに成功した、巨大な経済帝国である。
金融業の三鴻商会を中核とし、鉄道、海運、小売、工業、資源、その他諸々を営む企業集団であり、三鴻善俊を頂点とし、数人の人物が半年から数年周期で個々の企業の経営にあたっている。
この不定期な交代がなぜ起こるのかというと、三鴻商会が株式の過半数を所有しており、その三鴻商会の株式の過半を三鴻善俊その人が所有しているため、彼らは、もし、彼が満足する働きを見せられなかった場合、十分な退職金を与えられて解雇されるか、降格させられるからだ。(これはおそろしい。。)
中核となる三鴻商会の会長はもちろん、三鴻善俊その人であり、商会の最上部を十名ほどのパートナーと呼ばれる共同創設者の一行である共同経営者が占めている。
つまり、この経済帝国で一番の権力者は、三鴻本人以外に複数いる。先ほどの経営者たちとは別に、彼と親しい人だけで開かれる常逸会と呼ばれるあつまりがあり、それが彼らである。彼らは、三鴻がいくつかの起業をした時からの付き合いで、腹心の部下というよりかは、対等に話し合える、仲間かつ、同僚であり、友人である。冒頭の手紙の宛先の人物はその最初の一人である。
このグループの中では経済帝国を拡大させるための新たな事業を考え、話し合い、実行に移すことが行われている。
つまり、三鴻財閥は、三鴻~~とかかれた会社以外も傘下、もしくは同盟会社なのである。例えば、瑞原キャピタルと呼ばれるベンチャーキャピタルの支社である中華の王宮風の建物が堀島の三鴻商会の本社の隣にそびえているが、その立地から、彼らの親密さが垣間見られる。
参考文献
https://books.google.co.jp/books/about/%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E5%AE%B6.html?id=OWn80AEACAAJ&redir_esc=y
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%BB%E6%B1%A0%E8%B2%A1%E9%96%A5




