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【元世界ランキング1位】がモンスター育成ゲーム、主人公の【歴代最弱ライバル枠】に転生する  作者: 流石ユユシタ
第1章 地ノ国編

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第30話 スイカ

 エレモンでコラボをすると言う話になったがどうだろうか?


 うーん、どうなんだろうか。やってみてもいいのだろうか? まぁ、人気がある彼女達を背中に乗せて空を飛んだら最高の安全パフォーマンスにはなるかもしれないけども。




「ちょっと、苗木とか買ってくる」

「行ってらっしゃい! アムダ様」





 優勝後、ボーン剣士の二刀流が流行るということがあり、それにて結果を出すテイマーが増えているらしい。



 今までコードを集められなかったが、新たにゲットできたなどである。




 俺を見て真似できるって、持っているボーン剣士が優秀なんだろうな。それに加えて、テイマーもセンスがあるんだろう。




「さて、苗木を買ってくるか」




 テレポートで島から脱出した。その後、適当な町に立ち寄る。今日行くのはDIY系の機材などが売っている場所である。


 ここならば、苗木が買えるだろう。



 大会の優勝賞金があるので買えるうちに買っておきたい。それに今は島に森を作りたいのだ。植物系エレモンが住むための森である。





「えっと苗木は……」




 黒フードに黒マスク、流石にアムダであるとバレることはないだろう。あ、苗木だけでなく、花の種子とかもあったほうがいいだろうか。




 ここのお店は結構広い。花の種、野菜の種、ずらりと並んでいる。えっと、花ね、花、あった!!




「……あ」





 思わず手を伸ばそうとしたら、反対側からの手が伸びてきた。ちらりと振り返ると、俺よりかなり背が高い女の人だった。白いフードに白いマスク、目が紅ことだけわかる。




「あ、えっと、先どうぞ」

「…………」




 無言だが一礼して、彼女はタネを手に取った。その後、俺も手に取った。無言だけどども悪い人ではないのだろう。


 頭は下げてるし。



「……」




 その後、彼女は立ち去るのかと思ったらじっとこちらを見ている。身長は180を超えているような感じがする……。


 ちょ、ちょっと怖いな。



 早く立ち去ったほうがいいだろう。



 しかし、彼女は俺の肩を叩いてきた。




「あ? え?」

「……」



 再び無言、しかし、何かを訴える目でこちらを見ている。そして、エレフォンを差し出してきた。



「あえ?」



 そこにはアムリラちゃんねるが表示されている。な、なぜこれを俺に見せてくるのだろうか?



「……」




 クイクイ、なんども指でスマホの画面を指差す。まさか、俺の完璧な変装がバレてしまっているのか?



「あ、えと、お、俺が、アムダってわかってますか?」

「……そう」




 あ、初めて声を聞いた。高い声だな。




「あ、そうですか。えっと、サインとか?」

「……そう」




 あ、二回目声聞いた。どうやらこの人は俺のファンらしい……。ええと、サインとか練習してないから、ただ名前を書くだけなんだよね……




「こ、これに書きますね?」

「……うん」



 アムダと書いて彼女に返した。ふー、これで終わったぜ



「じゃ、こ、これで」

「……」



  しかし、彼女はまだ肩を叩いている。お、おい、まだあるのか? と言うかこの人はなさすぎではないだろうか?



 お、俺と同類? 会話が苦手なのだろうか?





「え、えと」

「……コラボ」

「ん?」

「……コラボ」



 そう言って、フルーツ系アイドル『ミックスジュース』の動画を見せてきた。あぁ、これね、前にもきたことあるし、なんなら検討をしてるけど



「……す、するかは分かりませんけど……」

「……そう」




 そう言って、エレフォンを彼女はしまった。そして、また一礼して去っていった。




 な、なんだったんだろう?








◾️◾️




 わたくしはモエ、駆け出しテイマーである。




「モエー、アムダくん、優勝してるよー」

「そのようですわね。いきなりデカイチゴを売り出して農家になるかもしれないと思った時は焦りましたが安心しましたわ」

「モエはアムダくん目標にしてるもんねー」

「そうですわね」




 あのお父様が認めているテイマー。しかも、完敗をしたとまで言っていたのだから気にならないはずがない。



 思えばわたくしはお父様よりも強いテイマーを見たことはなかった。



 つまりは彼が1番最初ということになる。お父様よりも強いテイマーは。




「はぁー、ぼくね、そろそろ一緒にお出かけに誘おうと思ってるんだよねぇ」

「そうですの?」

「うん、でもほら、誘っていいかさ? わからないっていうか?」

「へぇー、そうですのね、さっさと誘えば良くありません?」

「……あーね、モエはそういう感じだよね」




 幼馴染のチカは最近、ずっとこんな感じだ。アムダ君の動画をずっと見たり、と思ったらラリラ博士と距離感が近いことに怒ったり




「2人で会うってね、ほら、勇気いるじゃん?」

「あーそうですの? それならわたくしと3人で会いますか? アムダくんの予定がどうなっているかは分かりませんが」

「そう! それがいい! 最初はそれがいい!!」




 最初はそれがいいって、塾の時はそんな感じだったではありませんの? 変なことになってますわね。




「あ!? アムリラちゃんねるがフルーツ系アイドルとコラボ!? はぁ!? 女をアムダ君に寄らせるなよ! レモンとかアムダ君狙いだろ! ブロックしろよ!」

「落ち着きなさい」

「まぁ、いいけどさ? アムダ君て絶対ぼくみたいな女の子の方が好みだしね、同い年だし?」

「……まぁ、それは知りませんが。取り敢えず誘っておきましたわ。今度お家に招待したいみたいな感じで」

「ナイス!」




 もしかして、チカはアムダ君が好きなのでしょうか?



 まぁ、それは今考えなくてもいいですわね。わたくしも彼に会いたい気持ちに嘘はありません。色々とエレモンについては、勉強になりますし。








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