詩 世界終焉の時に自分らしく
「この世界の終わりまであと一日」
「その運命は、どうやっても避けられそうにない」
「それでも……」
世界は滅びるだろう
すべて 灰塵と化すだろう
私も死んでしまう
あなたも死んでしまう
後に残るものなどない
それでも
まだ戦い続ける
まだ守るものがあるなら
まだ生きているのなら
立ち上がり
拳をふるう理由としては十分だから
最後まで 戦う者でありたい
最後まで 絶望を知らぬ存在でありたい
無力な終わり方にはしたくない
現実に膝を屈したくはない
最後の最後が来た時に
自分らしく終われるように
読了ありがとうございます。
ネタバレとかでうっかり自爆するのと、活動できない時間が多いとか、もろもろの事情があるため、感想の返信はできませんが、もらったら全て読ませてもらっています。
ありがとうございます。