異世界にも、くそ野郎はいたようです
GW中はあまり更新できないかもです。
彼女は10分ほど泣いたら泣き止んだ。
「助けてくれてありがとうございます。私はリンと申します。そして私の隣にいるのがシリナといいます。そして馬車の中で寝てるのが右からアイナ,キアンといいます。
「どうぞよろしく。」
面倒見がよさそうな彼女はこちらに一礼をした。
「こちらこそよろしく。俺の名前は斉藤だ。で隣にいるのが田中であそこにいるのが佐々木と金田だ
まぁそろそろ移動しよう。早めに行かないと夜になるからな」
「そうですね。門の閉門は確か6時でしたので」
「4時なのか。意外に早いんだな」
俺は腕につけてた腕時計を見た。腕時計は3時ぐらいを指してた。
俺は意外とはやい閉門時間にすこし驚いていると
「??知らなかったんですか?」
「ん?ああ。俺らは旅をしていてなここら辺に来るのは初めてなんだよ。」
俺はとっさに噓をついた。この子らに異世界人といえば怖がられると思ったからだ。
「そうでしたか。今は冬なので閉門が早いんですよ。夏になると6時ぐらいになるんですけど。」
「そなのか。俺らはここら辺のことを全然知らなくてな、移動しながらここら辺のことを教えてもらっていいかな」
「いいですよ。」
「ありがとう。」
俺は歩きながらリンにたくさんのことを聞いた。
まず今俺たちがいるのがエンデス王国といい西は海に囲まれていて東には沢山の国があり隣国カーロイナ帝国ありその帝国はこの大陸でベスト3に入るぐらい強い国家らしい。対してエンデス王国は豊かで漁業が盛んで帝国には多少劣るものの大陸内では強い部類に入るらしい。そして俺らが今向かっているガインズ街は国内で2つ目に大きい街だということ。ちなみに一番大きいのはエンデス王国の中央に位置するエンデス王都でそこには国王もいるとゆううこと。また金銭に関しては分かり易く銅貨が10枚で銀貨、銀貨が10枚で金貨、金貨が10枚で白金貨、白金貨10枚で黒金貨で銅貨一枚で日本円でいう100円みたいな感覚らしい。
ここまで聞いた俺は彼女らにガインズ街までの案内を頼んだ。なぜ頼んだかというと俺らはマップがあるので迷うことはないけどリンが何かお礼をしたいと言われたので案内役をさせてもらってるとゆうことだ。
「なぁこの子ら助けたのはいいけど、この後どうするんだよ?」
歩き始めてから40分ほどたったら田中が急に小声でそう聞いてきた。
「どうしたもんかねー、町で何処かに預けるとなっても奴隷だからなー預けた後どんな扱いされるか溜まったもんじゃないからな。。。」
彼女らは奴隷だ。さっきの様子を見るに何処かに預けた後またひどいことされたら俺らが助けたのも意味がない。そんなことを考えていたら、
「あ。あそこに見えるのがガインズ街ですよ」
「うわ、すご、、、」
そこには30メートルはある石の壁が町を取り囲むようにつづいていた。
俺たちはその後門の入り口から伸びてる列に並んでみんなと雑談してたら
「おい、そこのクソガキども邪魔だどけ」
突然後ろから3人組のヤクザみたいなやつが強引に俺たちの並んでいる所に割り込んできやがった。
「おい。お前ら急に来たと思ったらなに割り込んでるんだよ」
「あぁん。お前殺されたいのか?」
「どうゆうことだ?」
「ちぇ。俺様を知らんとは相当の田舎野郎だなこいつ。お、いい上玉持ってんじゃん」
そいつはリンやシリナ達のこと気持ち悪い目つきで見ていた
「その奴隷らを俺様に渡してくれたらこの件は水に流してやろうじゃないか。」
俺はちらっと彼女らを見てみると酷くおびえていた。その眼には全員恐怖の目をしていた。
てかそもそもなんなんだこのくそ野郎は。急に列に割り込んできたと思ったら彼女らを差し出せなんて。
「お断りだな」
その言葉を聞いたこいつらはまさか断れると思ってはいなかったそうで最初驚いていたがすぐに落ち着くとバカでかい声で笑い、
「マジかよこいつら、本気で死にたいみたいだな」
「俺たちは死にたいとは言ってない。ただお前の提案に対して拒否っただけだ」
するとそいつは、鞘からロングソード抜きこちらに近づいて
「俺様の提案を拒否る事と死にたいと言うのはおなじなんだよぉ!」
するとそいつらは俺らを囲んできた。ほかに並んでる奴は見て見ぬふりをしていた。そんなにつよいんだろうか。まぁ相手が強かろうが弱かろうがやることは同じだがな。
「おらぁ!死ねー!!」
相手が俺らに突っ込んできたので俺は拳銃入れから9mm拳銃を瞬時に取り出し向かってくる敵の脇腹を撃ちぬいた。
「いってぇー!!お前!俺になにをしたぁ!!」
突っ込んできたやつは地べたを這いつくばい、撃たれたところを手で押さえながら叫んだ。
その様子を見た他の2人も俺らに突っ込んできたが佐々木と金田だが脇腹に撃ちこんだ。
「いいか!!お前らを殺さなかったのは俺らの情けだ、殺そうと思えばすぐ殺せれるからな!!これに勘弁したらこんなこともうやめろ。そして俺らに金輪際ちかずくな!!」
こいつらは涙目にながらも助けに来たこいつらに肩を貸してもらえながらこっちを恨むような眼でこちらをみながらこの場を去った。
「いやーとんだ迷惑野郎だったな」
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