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Devil's Life  作者: ブリル・バーナード
第1章 二つの瞳編
15/15

第15話 半吸血鬼

お待たせしました。

書き始めたらあっさりと書き終わりました。

 

 まだ日が高い昼。神楽とリアは女性の吸血鬼と対峙していた。駅へ向かう道。自動車が一台通れるくらいの細い道。人通りは少なく、今はリアたち三人しかいない。

 変装を解いた金髪の美女が神楽に話しかける。


「怪我は大丈夫? 見た感じ治っていそうね。優秀な治癒術者がいたのかしら? それともそういう能力者かしら?」


 神楽はその問いには答えられない。疑問のほうが大きく質問に答えるという選択肢が思いつかなかったのだ。リアとグラに鍛えられ、無意識に女に向かって構えながら逆に質問を返す。


「どうして吸血鬼が昼間に行動できるの!?」


 美女は艶美に微笑む。

 吸血鬼は種族の中でも一番の魔力と魔法耐性を持っている。再生力にも優れており、血を定期的に摂取すれば、永遠に生きられると言われている。しかし、太陽の下で生活することができない。日の光を浴びると皮膚が火傷をしたように腫れあがるのだ。それでも無理に浴び続けると焼け爛れ再生できなくなるという。吸血鬼とは夜しか行動できない種族なのだ。

 それなのに、この女は日の光を浴びても平然としている。


「ふふふ。ワタシが特別な吸血鬼だからよ」


 白い肌を太陽の下にさらけ出し、全く変化がないその肌を見せつける。火傷をした様子は見られない。

 神楽は驚愕する。今まで太陽の下で行動できる吸血鬼など聞いたことがない。


「もしかして、今までずっと昼に行動していたの!?」

「そうねぇ。基本的に昼間だったわねぇ。時々夜中に散歩していたけれど。陰陽師ったらちっとも見つけてくれないんだから」


 無差別殺人の犯人の吸血鬼が昼間動けるなんて考えていない。夜に警戒していた陰陽師たちはほとんど意味がなかったのだろう。吸血鬼が昼に犯行に及んでいるとはだれも考えない。なので、被害が拡大したのだろう。

 神楽は黙っているリアに問いかける。


「昼間に動ける吸血鬼なんて存在しているの?」


 リアはあっさりと答える。


「ええ。いますよ。真祖『鮮血の女帝(スカーレット)』は昼夜問わず行動できますね。その他にも何人かいます。しかし、片手で数えられるくらいでしょう。皆、何千年も生きている長老たちです」


 リアは一旦言葉を切り、女を興味深そうにじっくりと眺める。


「しかし、貴女はそんなに強くない。年齢も若いですね。なぜ太陽の下で行動できるのでしょうか?」


 リアもなぜだかわからないらしい。興味深い、と言って余裕そうに女を観察している。

 リアの眺める視線が気に喰わなかったのか、女が殺気を飛ばす。


「男がワタシを見つめないで! ワタシ、男が大っ嫌いなの!」

「おっと、これは失礼しました」


 リアは礼儀正しく謝り、観察するのを止める。彼女はリアをずっと睨みつけている。


「坊や、今すぐそこのお嬢さんをワタシにくれるなら見逃してあげるわ。さっさと逃げなさい」

「そう言われても、僕は手を出すつもりはないですよ。僕は傍観者です。貴女から手を出してこない限り、僕は何もしません。彼女は僕も気に入っていまして、最後まで見届けさせてもらいますよ」


 両手をあげて何もしないとアピールする。女は訝し気にリアのことを睨みつけている。


「男って最低ね。お嬢さんもそう思わないかしら?」


 神楽のことを助けようとせず、何もしないと宣言したリアに蔑んだ視線を向け、女は神楽に同意を求める。神楽も少し複雑そうな顔をしている。


「私も女の子だから少し期待したところもあったけれど、あなたと戦うと決めたのは私よ。彼には手を出すなって言ったの。それに彼は最低だってことはとっくに知っているわ」

「ちょっと! それは聞き捨てなりませんね!」

「何よ! 私のことを容赦なく虐めておいて! 少しは女の子に気を遣いなさい!」

「貴女が許可しましたよね!?」

「私のあの声を聞いていいなんて言ってないわ! この変態! 女誑し!」


 神楽がリアに叫んだ時、神楽の意識から女のことが消えてしまった。その隙を見逃さず、女が動いた。一瞬で距離を詰めると神楽の身体を蹴り飛ばす。リアにも殴り掛かるがあっさりと避けられてしまう。

 神楽の身体は百メートルほど吹き飛び、道路にバウンドして転がる。魔力循環はしていたため身体能力は上昇していたが、それでもダメージは大きい。喉にせりあがってきた血を吐きだし、立ち上がる。


「敵が目の前にいるのに気を抜いたらダメですよ。何回も言いましたよね?」


 いつの間にか塀の上に立っているリアが神楽を見下ろしながら注意する。神楽は口の血を拭いながらリアに叫び返す。


「わかってるわ!」


 神楽の上昇した動体視力で迫りくる女の姿を捉えることができていた。笑い声をあげながら殴り掛かってくる女の攻撃をよけ、カウンターを放つ。避けられると思っていなかった女の腹部に神楽の拳が入った。その勢いを利用して神楽から一旦距離をあけた女が嬉しそうに唇を吊り上げる。


「いいわ! すごくいいわ! もっと…もっとアナタを魅せてちょうだい!」


 空気を斬り裂いて飛んでくる突きや蹴りを神楽はことごとく避けていく。

 リアとグラから最初に教わったのは攻撃から避けることだ。相手の動きを読み、攻撃をできるだけ受けない。これが基本中の基本だと言う。神楽は必死に攻撃を躱していく。

 神楽は彼女の攻撃を捌き避け、隙があれば反撃していく。反撃を軽々とよけ、昨夜とは大違いの神楽を見て女の気分が高揚していく。


「キャハハハ!」


 女のスピードが一段階上がった。狂った笑い声をあげて爆風を伴った攻撃が神楽を襲う。まだ何とか対応することができている。しかし、避けるので精一杯だ。避けても風が襲い、神楽の態勢が崩れる。そこを狙って攻撃が飛んでくる。

 また、女のスピードが一段階上がった。神楽の身体に攻撃がかすり始める。服が裂け、皮膚に裂傷が走る。身体のあちこちから血が滲み始めた。

 血の匂いを嗅ぎ、女の気分がさらに高揚する。トロンとした陶酔した笑みを浮かべて猛烈な攻撃を繰り出す。

 とうとう神楽に攻撃が直撃した。女の拳を両手で何とかガードする。そして、力に逆らわず、受け流し、後ろに吹き飛ばされる。受け身を取ったのでダメージは少ない。手は少し痺れているが折れていない。

 少し距離がひらいたことで二人は睨み合う。


「キャハ! いいわね! 一晩で強くなったわぁ! それでこそ喰らい甲斐がある!」


 女が両手を広げると、彼女の周りに圧縮された空気の槍が大量に現れる。神楽に狙いを定めると、一斉に発射された。

 神楽は両手と両足に魔力を纏うと殺到する魔法を全て弾き、叩き落す。リアたちに魔法の対処法の基礎を叩きこまれた。幸い一方向からの攻撃だったので全て捌ききった。神楽には一切魔法が当たっていない。神楽の周囲は道路が抉れ、塀が崩れ落ちている。


「へぇ。魔法を弾くとはね。でも、これはどうかしら? 『空気地雷(エアマイン)』」

「なぁっ!?」


 空中に圧縮された空気弾が大量に現れた。これが全て爆発したら周囲は吹き飛ぶだろう。周りは住宅街だ。被害は甚大なものになる。

 顔を青くした神楽を見て、女が笑い声をあげる。


「キャハハハハハハキャハハハハハハハハハハハ!」


 魔法が徐々に落ちてくる。神楽ができることはない。神楽が絶望しかけた時、全ての魔法が消え去った。


「キャハハハハハハ…は?」

「やれやれ。周りまで巻き込まないでくださいよ。大人しく戦ってくれませんかね。それか場所を変えて欲しいです」


 いつの間に女の背後にいたリアが全ての魔法を消したらしい。手のひらにあった黒い球体を握りつぶす。


「お前か? 魔法を消したのは?」

「ええ。僕ですね。流石に周囲まで吹き飛ばすのは看過できません。少しばかり介入させて頂きました」

「殺す!」


 大量の魔法がリアに殺到するが、届く前に全て消え去ってしまう。女は近接戦闘を挑むが、リアは余裕そうに全てを躱してく。


「コロスコロスコロスコロス」

「ふむ。今の神楽さんには少し荷が重いですかね」


 女の攻撃を避けながらじっくりと観察する。拳や突き、蹴りが襲い掛かってくるがリアの身体には一切当たらない。余裕なリアの態度を見て女が激高する。音速を超えた攻撃を放つが簡単に躱される。

 リアの姿が掻き消え、女はリアを見失う。


「どこダ!」

「僕を相手してていいのですか?」


 どこからともなくリアの声が聞こえてくる。しかし、姿は見えない。ハッと女が神楽の存在を思い出すが、その時にはすでに神楽は女の懐に入り込んでいた。女が驚愕して目を見開く。


「ハッ!」


 鋭い気合の声とともに繰り出された神楽の拳が女の鳩尾に喰い込んでいく。捻りを加えられた拳に内臓が破裂し、あばら骨が砕かれる感触が伝わってくる。


「ガハッ」


 肺の空気が押し出されながら女の身体が吹き飛んでいった。数十メートル吹き飛んで、地面に叩きつけられた。胸を押さえながらよろよろと立ち上がる。口から何度も血を吐きだす。


「や、るわね…ゴボッ」


 女の口から大量の血液が零れ落ちた。しかし、それは地面に落ちることはなく空中に浮かんでいる。鮮血で赤く染まった唇をニヤリと吊り上げる。血が無数の雫となって神楽に撃ち出される。


「『血の弾丸(ブラッドバレット)』」


 神楽は冷静に迫りくる血の弾丸を眺め、身体から大量の魔力を溢れさせる。膨大な魔力を身に纏い、物理的なバリアとなる。血の弾丸は魔力に弾かれ神楽には届かない。しかし、女は笑みを崩さない。


「うわわぁぁあああああああああ!」


 神楽の背後で男の悲鳴が響き渡った。思わず神楽は背後を振り返る。そこには迫りくる血の弾丸を前にして、腰を抜かしている男性の姿があった。

 危ない、と神楽が叫ぶ前に、男の前にリアの姿が現れ、血を全て弾き返す。

 一般人に被害がなかったことに神楽が安心した時、リアの胸から手が生えた。


「えっ?」


 神楽は理解できない。リアの胸から血まみれの手が突き出ている。手が握っているのはリアの心臓。


「グフッ」


 リアの口から大量の血塊が吐きだされる。心臓を掴んでいる手がゆっくりと引き抜かれていく。


「へぇ。いい男だね。心臓もこんなに綺麗なんて」


 リアの胸を貫いたのはリアが助けた男性。左目にガーゼをつけた大学生くらいの若い男性だ。リアから抜き取った心臓を太陽に掲げてうっとりと眺めている。リアの身体を打ち捨て、神楽と女のほうへ歩いてくる。男は神楽を無視して女のほうへ近づいていった。


「リア・クルス!」


 神楽は敵がいるにもかかわらず、血の海に沈んているリアの下へ駆け寄る。心臓を抜かれたというのにまだ息はある。血で濡れるのも気にせず、リアの身体を抱きしめる。


「しっかりしなさい!」

「無駄よ。お嬢さん。心臓を抜かれたら死ぬしかないわ」


 キッと神楽は女を睨みつける。女はその視線を涼し気に受け流して神楽を愛おしげに眺める。口には血の跡が残っているが、もうすでに再生を終えたようだ。痛みを感じている様子はない。


「姉さん。この心臓綺麗だよ」

「ワタシは男の心臓なんて興味ないわ」


 女は男に向かって冷たく告げた。神楽は男の姿を見て気づいた。


「あなたはこの前道に迷ってた観光客の!」


 神楽は男に見覚えがあった。左目にガーゼをつけた若い男性。少し前に、道に迷っていた彼を駅まで道案内したのだ。男も神楽に気づいたようだ。狂気の笑みを浮かべながら血まみれの手で神楽に挨拶をする。


「やあ、こんにちは。あの時は助かったよ。おかげで姉さんと合流できた」

「あら? 知り合いだったの?」

「道に迷ってたところを助けてくれたんだ」

「そうだったの。弟を助けてくれて感謝するわ」

「えっ? 姉と…弟?」


 神楽はリアを抱きしめながら訝しむ。女は左目に眼帯をつけているが、右目は真紅に染まっている。しかし、弟と呼ばれた男性は左目にガーゼつけて、右目は普通の黒だ。紅くない。顔立ちは似ているが詳しく視ないとわからないほどだ。


「グッ…なるほど…」


 痛みを堪えたリアが血を吐きながら声を出す。しっかり姉弟を見つめながら声を絞り出す。


「…日に浴びても…動ける吸血鬼が…………いましたね…ガハッ」

「リア・クルス!」

「あら? ワタシたちの正体に気づいたかしら?」

「えぇ…………貴女たちは…『半吸血鬼(ダンピール)』…ですね?」

「正解よ」


 女と男は付けていた眼帯やガーゼを外す。女は漆黒の瞳が、男には真紅の瞳が現れる。真紅と漆黒の二つの瞳(オッドアイ)半吸血鬼(ダンピール)の特徴だ。

 半吸血鬼(ダンピール)。それは人間と吸血鬼の間に極々稀に生まれる種族だ。人間と吸血鬼の力を半分ずつ受け継いだ種族だ。力や魔力は吸血鬼に及ばないが太陽の下でも行動することができる。

 普通、吸血鬼は自らの血を与えた眷属との間にしか子供ができない。吸血鬼と眷属との子供は吸血鬼として生まれてくる。しかし、極々稀に吸血鬼と眷属ではない人間との間に子供ができる。その二人から生まれてくるのが半吸血鬼(ダンピール)だ。


「ワタシたちは双子の半吸血鬼(ダンピール)。珍しいでしょう?」


 二つの瞳(オッドアイ)を輝かせる。


「確かに…珍しいです……出会ったのは…………十組目です」


 リアが今までに出会った双子の半吸血鬼(ダンピール)の数を思い出した。確かに珍しい存在だが、半吸血鬼(ダンピール)の存在はそこまで驚くことはない。魔眼持ちの特異能力者である神楽のほうがもっと珍しい。


「リア・クルスもう喋らないで!」


 血が溢れ出す傷口を必死に押さえて止血しながら神楽が叫ぶ。目には涙を浮かべている。その様子を見て女の半吸血鬼(ダンピール)が艶美な笑みを浮かべる。彼女の感情の高まりに伴って魔力が溢れ出し、魅了のオーラをまき散らす。


「いいわ! スゴクいいわ! 涙を浮かべる可憐な少女。男を抱きしめているのは気に入らないけど、大丈夫、すぐにアナタを喰らってあげるから!」

「姉さん。あの男はボクがもらうからね」


 心臓をうっとりと眺めていた男がリアに視線を向ける。手に持っていた心臓を握りつぶし、血の雫を真っ赤な舌で舐めとる。


「ウゲッ! ペッペッ! マズ! 何だこの血は!」


 男は顔をしかめ、舐めた血を吐き出す。何度も何度も唾を吐き出して口の中の血を洗い流す。


「あら? そんなに不味かったの?」

「腐った血みたいだ。まだ口の中に味が残ってる」


 余程リアの血が不味かったのだろう。ペッペッと吐き出している。顔を歪ませ、怒りに燃えた男がリアを睨みつける。リアは浅く息をしながらボーっと虚空を眺めている。


「絶対に殺してやる!」

「女の子には手を出しちゃダメよ。あれはワタシのだから」


 半吸血鬼(ダンピール)の二人が構える。神楽はリアを抱きしめて庇う。諦めかけたその時、反射光が目に入ってきた。太陽の光に反射していたのはリアから送られた銀色のブレスレット。転移の魔具だ。

 一筋の光が差し込んだ神楽は、体中から魔力を放出する。後先考えない魔力放出だ。


「なっ! 何よこの魔力は!」


 神楽の身体から噴き出る魔力の多さに半吸血鬼(ダンピール)たちが言葉を失う。周囲の魔力濃度が急激に上昇し、空気が陽炎のように歪んで見える。膨大な魔力に、周囲を漂っていた精霊たちが可視化し始める。


「何だよあれは!」


 色とりどりの光の塊が周囲に漂っている。神楽は直感で黄色い光の塊に命じる。


「光の精霊よ! 私に力を貸しなさい!」


 神楽の魔力を受け取って光の精霊が気まぐれで言うことを聞いた。精霊の光が強くなる。神楽の言葉を聞いた女の半吸血鬼(ダンピール)が驚愕する。


「精霊ですって!」


 今よ、と神楽の命令を聞いた光の精霊が魔法を放つ。周囲が真っ白になるほどの強烈な光が敵味方見境なく襲う。神楽は血だらけの手でリアの目を隠す。予想して目を閉じていた神楽も真っ白になるほどの光だ。驚きで目を見開いていた半吸血鬼(ダンピール)たちは精霊の光を直に見てしまった。彼らの目が見えなくなった。


「目がぁ~! 目がぁぁぁぁぁあああああああああ!」


 男は目を押さえてのたうち回っているらしい。暴れる音が聞こえてくる。

 神楽は気にせず、残っている魔力を銀のブレスレットに注ぎ込む。魔力を流し込まれて魔具が発動した。神楽とリアの足元に緻密な魔法陣が描かれる。

 目を押さえている半吸血鬼(ダンピール)を置き去りにして、神楽とリアの姿が掻き消えた。


お読みいただきありがとうございました。


何か神楽が主人公みたいになってますね。

一応神楽がヒロインのはずなのですが。

第一章はヒロインが頑張る話と考えてくださいね。


また少しお待ちください。

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