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士農工商

江戸時代の身分制度として

のちの世に伝えられております

士農工商。

この並びになりました理由について考えていきますと

士は良いですね。

武士。

支配者階級に属するかたがたが

最も上の位に位置することにつきましては

……まぁそうでしょう。

なのでありますが

その後続きますのが

農であり、

その次に

更には

と続きまして

その四部門に属さないかたがたは

更に下の身分の扱いを受けることとなる。

これは日本に限らず

士農工商制度の参考にしました

中国の影響を受けた国々はもちろんのこと。

キリスト教世界にも見られる傾向でありまして

何故

このような分け方をされたのか?

でありますが

……たぶん

士の身分から見まして

税を設定する際の基準が見えやすい順なのではないのかな?

と……。


農業はハッキリすると思われます。

収穫量と言う形で。

その収穫量に対し、

一定のパーセンテージを徴収することが出来るのでありますが


そのほかの身分となりますと

工につきましては

作ったものから

と言うのも不可能ではありませんが

出来上がった和傘の4割を徴収したところで……

もちろん必要な品物ではありますが

だからと言いまして

100本出来た場合

40本搾取したところで。

となりまして

和傘を何か別の形に置き換えなければならない手間が生じることになる。


工に続きます

商になりますと

今。貨幣経済の世の中でありましても

うまくは言えませんが

(……赤字と言われてしまいますと)

とか

個人の給料としましては。

……の家族経営のところのように

現在でも

見えにくい部分が多々存在している。


ましてやこれが

中世の時代となりますと

もっとわかりにくかったことと思われますし、

当時は

貨幣に価値基準が集中していたわけでは必ずしも無い。

結果。

間口の広さとか

どこそこを改修するから

と触れを出しまして

あそこがこれだけ寄付したのだからウチは……

と言いました

見栄の張り合いに期待する

実際の商いとは無関係とも思えるところから

無理からに徴収せざるを得なかった。と……。


更に

士農工商から弾かれたかたがたとなりますと

穢れにまつわるかたがたにつきましては

実際には

であり

でありましたので

異なる部分ございますが


そのほか

例えば

芸能のかたがたに関しましては

そのものが何かを生産しているわけではありません。

スポンサーを得て

お得意様からの。

で生活を営まれておりますので

幕府や大名から見ました場合

あまり好ましくない仕事と位置付けられていた。と……。


これが今。

全て引っ繰り返ってしまっているのは

面白いと言えば面白いのでありますが


そうなりました原因は

価値基準が

『お金』

に集中したため。

でありまして

江戸時代当時。

大きな価値基準でありました

コメも

江戸時代でも武士はお金に換えていたのでありましたが

今はコメを生産されました農家のかたでありましても

お金に換えなければ

税金を払うことが出来ない世の中でありますし、

嗜好の多様化などありまして

コメの需要がそもそも減少しているため

国が下支えをしないことには

仕事として成り立たせることが難しい世の中になってしまっている。

正直。

サラリーマンをしていたほうが。


ただサラリーマンはサラリーマンで

全てを把握されてしまっているため

有無を言わさず

税金として持って行かれることが

難点と言えば難点であるのでありますが


収入が見えやすい

と言うことは

(……江戸時代の価値基準に照らし合わせますと

武士の次がサラリーマン

と言うことになるんだろうな……)

税金(年貢)さえ納めてしまえば

でありますので……

にしては

サラリーマンをいじめるような施策ばかり

押しつけられている様な気がするのでありますが……。


高齢者に対し

相続税を回避しながら

次の代に財産を移動する方法など

あれだけ手厚い保護政策が採用されているにも関わらず

サラリーマンに対しては。

になるのは

何故なのでしょうか……。


これは農業分野にも

ある意味通じることなのでありますが


要は

年代別業種別の

投票率

でありまして


実際のところわかりませんが

どこそこの村の投票率が

ほぼ100%であり、

かつ

その得票率の

ほぼ10割が

特定の政党を支持するものであったことが

影響してなのか

定かではありませんが

それまで無かった

舗装された道が

国からの資金により整備された。

なんてことも

あったりするらしいのでありますので


不在者投票が

本当に簡単になりました。

投票日当日。

指定された場所に行かなくとも

一票を投じることが出来る

それだけ選挙管理をされているかたがたが

しっかりされているからこそ

であることは言うまでもありませんが

便利な世の中になっております。


今は、多数決が力と見なされる時代であります。

その力を示すためにも

投票しない

の選択は

避けたほうが良いのかな……。

折角の権利でありますので

大事に活用されますことを願っております。


(……何を書こうとしたのか

どこかに飛んで行ってしまいました……。)

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