井伊直虎
某公共放送で
１年に渡りまして
計５０話放送されます
歴史ドラマが
今日。
１２月１３日で最終話を迎えることになりまして
来年は真田幸村をベースに話が展開されることになるのでありますが
そのドラマにおきまして
主役に起用される人物。
となりますと
天下人となられましたかた
でありましたり、
時代の寵児
と称されましたかたが
多く起用されているのでありますが
一方、家臣の立場で
主役に抜擢されました人物を見ていきますと
特に近世以前に見られる傾向なのでありますが
天下人になられたかたの部下は
あまり取り上げられることが無いように感じるところがありまして
どちらかと言いますと
織田信長のように
（……信長だけかな？）
中途半端な処で挫折を余儀なくされました人物の家臣が
取り上げられる機会が多いように感じるところがあります。
そんなドラマシリーズに置きまして
再来年の主人公となりましたのが
井伊直虎
でありまして
正直な話。
（……どなたでしょう？）
と言うところがあるのでありますし、
彼女は
生涯に置きまして
どうやら
いくさに勝ったことが無い模様。
何度も本拠地であります
井伊谷を逐われるも
自らの力では無い要因により
奪回することを
計３度繰り返された。
と言う珍しい武将でありまして
興味深いと言えば
興味深い人物であるのでありますが
（……５分もあれば済んでしまうような気がする）
かたを
一時期。半年単位の時もありましたが
半年でも大変だと思われるところを
１年に渡りまして
井伊直虎をプッシュし続ける。
テニスラケット持って歌い踊られているかたよりも
（……ゴリ押し感満載になる危険性を秘めている人物）
であることに加えまして
どうやら井伊直虎は
生涯
遠江の国で過ごした人物でありますので
山口から不意に群馬。
とか
大奥に場面展開することも出来ない
（ほぼ知名度ゼロの人物でありますし、
ドラマでありますので
どのような形にしても問題は無いのでありますが）
……どうするのかな？
と無責任に思いを巡らせて見ましたところ
私ならこうする。
と言うのを述べさせて頂きますと
クレオパトラ。
彼女も
権力争いに敗れ、
不利な状況に追い込まれることしばし
の人物でありまして
この苦境を打破すべく
時の権力者。
ローマの指導者を
籠絡することによりまして
局面の打開を図り
２度に渡り
危機を乗り切るも……。
をたたき台にしまして
井伊直虎が
ありとあらゆる
贅を尽くした
接待をすることにより、
如何にして
徳川家康を籠絡することに成功したのか？
を描いて行く。
計３度に渡り、
しかもその接待の材料の全てを
井伊谷周辺で調達しなければならない。
と言う制約を設けた上で。
私の能力では
１年どころか
４５分に引き延ばすことも
（……不可能であります。）
