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加齢臭

(個人的な話から)

トレーニングジムに設置されています

台の上で

歩いたり走ったりする

ハムスターが運動会するような機械があるのでありますが

ある日。

そのマシンで私がランニングをしている時。

何台か同じ向きに横並びなっていますので

そのすぐ横の台に

一回りか二回り上の男性が入りまして

歩いたり走ったりされていたのでありましたが

その男性から

と思われるのでありますが

ドブみたいなニオイを発せられておりまして……。

そのような経験をお持ちのかた。

いらっしゃいませんでしょうか……。


一瞬。空調かな?

とも思ったのでありましたが

そのドブのようなニオイが漂うようになったのは

明らかに

そのかたが横に立たれてから

でありますので

多分、ニオイの発生源は

彼であると思うのでありまして


これが外を走っているのでありましたら

スピードに差をつけましたり

コースを変更するなどすることにより

ニオイのもとから離れることが出来るのでありますが

残念ながら

ジムのマシンが移動する

と言う機能は

一度、台から降りまして

力ずくで動かさない限り不可能でありますので

自分が走ることを辞めない限り

そのニオイから逃れることが出来ません。


……だからと言いまして

折角確保した台を離れるのも。

となりまして

時々、濡れタオルで鼻を抑えながら

走り続けるのでありますが


以前、読んだ漫画に

中国の女性のかたと結婚されましたかたの

コミックエッセイがありまして

その中で

加齢臭

が話題として取り上げられました回がありまして

なんでも

耳の後ろをしっかり洗いますと

加齢臭を発生させずに済みますよ。

と言う話を読んでから

と言うモノ。

(……私も中年に差し掛かっておりますので)

鼻毛の処理同様。注意事項の1つとしているのでありますが


はやく耳の後ろのケアが

一般化してくれる日を願いつつ、

ハムスター状態になっている

最近の俣彦さんであります。


(ここから信長が生きた時代)

はニオイについて

どのように考えられていたのか?

について思いを巡らせていきますと


当時はもちろん水洗では無く

穴に落とす方式でありまして、

そこに貯められました屎尿を汲み取るのでありますが

当時はバキュームカーなど無い時代でありましたので

桶2つになみなみと注がれました屎尿を

別にフタをするわけでもなく

ありのままのニオイを漂わせながら

天秤棒の両端で釣り上げまして

街中を闊歩することになったことからも分かりますように


今のように

ニオイに対し

頓着していなかったことが想像されます。


更に信長は

湿地が原風景でありましたので


その時代にやって来ました

ペストの経験を持つ

ヨーロッパのかたからしますと

(……恐ろしい国に見えたのでありましょうね……)

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