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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

仕事が遅い奴等は大体ウルサイ

作者: 孤独
掲載日:2026/06/02

あ~あ、言っちまったよ。

ここでは滅茶苦茶なお客様達のお話ばかり取り上げているが、たまには職場のお話に切り替えようかなって思った頃。


「もう絶交だーー!!」

「こっちこそーー!!」


職場の雰囲気とは案外馬鹿にできないものであり、その地獄にいた経験というのは大事である。その時に思うのは、転職もまた、アリだよねって思う。


「「………………」」


人によって、評価は様々ではあるけれど。


「よく騒げるなー、あいつ等」

「喧嘩するほどなんとやらですよ」


同じ仕事をするにしても、遠い場所での人間関係に興味がない矢木配達員と実配達員。地獄のような配達エリアを任されている面々からすれば、そんなの構ってられねぇーわって話。


「私達と一緒で歳が近いと大変よね、兵多くん」

「俺に仲裁しろってか?隅田川さん(あんたは俺より大分年上だろうが、婆)」

「おい、テメェの心の中で思ってることを、蹴りと一緒にアテてやろうか?」

「見た目の若作りはできてるだろ(婆は若い子と話をして、自分が若いことをアピールしたがるよな)」


誰だって職場にいる誰かの悪口は言っていいんだよ。

そーいう風に思ってる人って、相手から言われても気にしないというか、余裕がないからである。

どーどー、落ち着けや。そーいう段階の職場であるのなら、可愛いもんだと思っているけれど。一線を越えてしまうと、ドロドロ展開である。

そのラインの1つに


「はい?熱が出た?」


体調不良と言いながら、診断書を持ってこない休みである。

別にそりゃあいいんだよ。

職場内で何が起こるか。


「お前さー。朝の忙しい時間帯にそんなことで連絡するなよ。区分してるんだぞ」


…………働いていない人達には伝わり辛いかもしれない。

会社というのは、休むときは連絡を入れてくれなきゃ困るんだけど。

管理者達は、そんな電話に出たくねぇーんだわ。

暇じゃねぇーからであって、職場の人間関係とかでの休みとかくだらねぇーし(体調不良じゃないのは、もう分かってる)


「いいよ、いいよ、休んで。身体は大事だから、職場に来なくていいよ」


もうこの対応になるとそれで、


「江渡副班長、あいつがまた来ないけど頑張ってな」


現場で働く面々が休んだ人の業務を行う。

これを言われたら気の毒だろうって思うだろう。


「まだ仕事辞めないの?」


江渡副班長達は戦力として考えてないから、すでにいない前提で業務運行をし


「だははははは、ツイてるなー。江渡副班長はよー」

「木下さんが変わりに手伝いに来てくれるのは助かります」


他所のしっかりした配達員に応援をこさせる手筈をうっているのである。


この間の人事異動で厄介な奴がいなくなった途端。

業績が大きく向上したのは内緒である。


(現場の人数は減ったのにね)

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