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49/60

CAAが伝説となった日

クラブは最終プロジェクトを発表する。あるアクシデントがきっかけとなり、それは歴史的な大成功へと繋がる。学校はCAAを不可欠なクラブとして正式に認める。

公演当日がやってきた。


体育館は満員だ。


他の部活は平凡な演目を披露する。


CAAは舞台裏で震えながら待っている。


楓は存在しない台本を確認する。


美奈は袋に息を吹き込む。


麗華はドレスを整える。


愛梨は興奮している。


ひかりはつまずく。


奈美は大喜びだ。


すずは微動だにしない。


ありさは深呼吸をする。


ゆめは「舞台へ!」と叫ぶ。


劇が始まる。


そしてそれは、華々しい大失敗となる。


奈美は早めに舞台に上がる。


愛梨は即興でロマンチックな告白をする。


ひかりは小道具の木を倒す。


楓は幕に巻き込まれる。


麗華は優雅に場面を救う。


美奈はパニックになる。


すずは完璧なセリフを言う。


アリサはできる限りのことをして、すべてを繋ぎ合わせようとする。


観客は困惑する…


事故が起こるまでは。


装飾ランプが(無事に)落下し、美しい視覚効果を生み出す。


回転する光、柔らかな影、予期せぬきらめき。


観客はそれがショーの一部だと思い込む。


拍手喝采。


笑い声。


感動。


CAAは即興で合唱のフィナーレを披露する。


アリサが最後のセリフを口にする。


「私たちは不完全…でも、一緒に輝ける。」


観客は拍手喝采に包まれる。


校長先生が立ち上がる。


「この部は…なくてはならない。」


CAAは教室を救った。


そして、学校の伝説となる。


シーズンは、9人の少女たちがライトの下で抱き合い、笑い、疲れ、そして幸せそうにしている場面で幕を閉じる。


ユメがささやく。


「シーズン終了。」


みんなが微笑む。

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