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3.よろしくお願いします、お嬢様♪

◆3.よろしくお願いします、お嬢様♪


前々章の続き、

バニラ:「あぅあぅあぅ……。……やっぱり変な噂が広がってるっ……(涙目)」

このやり取りの後からです!

早速、BBさんも自然な流れで話しに加わって来ます!

ここら辺はさすがベテランPLさん、上手いです!


BB:「なくのであれば最初からそのような格好はしないことだ」

GM:BBさん、冒険者+知力でダイスお願いします

エクレア:「変な噂じゃないよ! あたし達の名声が知られてるだけだよ!」

BB:(ダイスをコロコロ振る)14だ。

GM:ちょっと高め、ラミアの顔に心当たりある。この先の地方領主の娘。

BB:フム。

GM:最近、病で療養地(これまで通ってきた道の方)へ行ってたはず。

エクレア:「ほら、ビービーも泣く必要はない、と言ってるし」

バニラ:「コレ以上知られない事を神様にお祈りしたくなってきた……」

エクレア:「ぶーっ、バニラの意地悪~」

バニラ:「……BBには私の気持ちなんて分からないんだ。……今度執事服、来てもらおうかなっ……」

BB:「残念ながら私にはそういった類の嗜好はない。謹んで遠慮させてもらう」

バニラ:「(私にだって、こんな格好する趣味、ないのになぁ……)」(遠い眼をした)

エクレア:「それで、えっと、ビービー? ミディアのこと、知ってるの?」

GM:ラミアはセリスって名前ね。BBはミディアのことも知っている。

BB:「エクレアとは違った意味で正統派に有名な冒険者だな。できればエクレア達にもみ習ってほしいところだ。ところで、こちらの山小屋で私たちは雨宿りをしても構わないのだろうか?」

エクレア:「もう、それ、どういう意味よ~」(ぶーぶー)

GM/ミディア:「……雨宿りは構わないが、その……」

バニラ:「……良かった。このまま外にいたら、夏場でもカゼ、引いちゃうもんね」

GM/ミディア:「敵対するつもりはない、と受け取っていいのだろうか?」

BB:「文字通りの意味だ」

エクレア:「敵対するつもり? メイドースターズは悪しか倒さないよ!」

BB:「我々に危害を加えるというのであれば話は別だが、その意思がないのであれば、私に敵対する理由はない」

エクレア:「むーっ……」(頬を膨らます)

バニラ:「……うん。本当に見習って欲しい…。格好とか格好とか格好とか。」

エクレア:「いいじゃない!! この格好のおかげで有名になれたんだし! 皆がいじめる~」(セリスさんに抱きつく)

GM/セリス:「まあ……」。困ったような表情。おろおろしてる。

エクレア:「ひどいよね? 似合ってるよね?」(うるうる目でセリスさんを見上げる)

GM/セリス:「人の趣味はそれぞれですから(ついっと目を逸らし)」

エクレア:「あう……」(がっくり)

バニラ:「……えと。なるべくお邪魔しないようにするから、雨宿りさせてもらえないかなぁ?」

BB:「有名になればいいというモノではない。悪名も名声であり、エクレア達の衣装もそれに類するものであると私の頭脳回路は認識している」

バニラ:「エクレアにも静かにするようにって言う……」

GM/ミディア:「……毛布が常備されています。あなた方もどうぞ」

エクレア:「そんなことないと思うんだけどなぁ……って、あ、ごめんなさーい」(口を両手で塞ぐ)。「ふごごごふごごふごご」

バニラ:「うん。ありがとう。――エクレア。毛布出すの手伝って」

エクレア:「ふごー!」(手伝う)

バニラ:「もう~!両手ふさがってたら手伝えないよぉ」

エクレア:「あ、はーい」(手を離して毛布を持つ)

バニラ:「普通にしてれば大丈夫だって」

エクレア:「うん♪」

GM/ミディア:「……愉快な方々ですね」(BBに向かって)

バニラ:「BBも毛布使う?」

エクレア:「ビービーも毛布必要だよ~。ちゃんと5枚、出そう」

バニラ:「そっか。うん!」エクレアに頷いて一生懸命毛布を(笑)。

エクレア:ちょこまか動きながら手伝う

BB:「1枚でいい……非常にユニークであるということは否定しない(後半はミディアに)」

エクレア:「うん。ユニークで個性的。それがメイドースターズの長所だよ♪」(にこにこしながら毛布を敷く)

BB:「それが長所であるとは、私は言っていないが」

エクレア:「えー。言外の含みを感じたんだよ~」

バニラ:「あははは……。まあ、やってて退屈“だけ”はしないのは認めるかも……」(力なく笑う)

エクレア:「でしょでしょ♪。やっとバニラもメイドースターズの自覚でたんだね♪」

バニラ:「それはない」(即答)

エクレア:「もう! バニラってば、ツンデレなんだから……」(がっくり)

BB:「ところで、知的好奇心から聞くが、(セリスに)貴女によく似た顔の人物を私は記憶しているのだが、同一人物であろうか?」

エクレア:「それでね、ミディアさん? どうしてこんなところにラミアと一緒に? 事情聞いてもいい?」

GM/セリス:「……私がいけないんです……」

バニラ:「……うん? 何かあったの?」

エクレア:「いけない?? 何かあったの~?」

GM/ミディア:「……私はルーディ様……セリスさまの養父、この先の領主様から護衛の任務を受けました」

エクレア:「うんうん」

GM/セリス:「ちょっと風邪を引いただけなんです。それが、お父様は大げさに反応して……山の空気のいいところへ、と」

エクレア:「うん」

GM/ミディア:「……そこで、私の不注意で療養地の村の者にセリス様の正体がバレてしまい、逃げもどるところです」

バニラ:「やっぱり、ラミアだってわかったら村の人も怖がっちゃうよね……」

エクレア:「一応、蛮族だしね……」

エクレア:「え、えっと……そのルーディさまもラミアなの?」

GM/セリス:「いいえ。私が幼い頃、お父様……ルーディ様は拾ってくださったのです。お父様は正真正銘の人族。……ミディア、やはりお父様にご迷惑をかけるわけには……」

エクレア:「そっかぁ……ルーディさまって、他にご家族は?」

GM/ミディア:「ルーディ様は一人身です」

エクレア:「じゃあ、セリスが将来、領主になるの?」

GM/ミディア:「……今となっては、それも不可能でしょう」

エクレア:「そっかぁ……。うーん、行くあてはあるの?」

GM/ミディア:「まずは、ルーディ様の所へ戻ってから考えようと……」

エクレア:「ねえ、あたし達、雇わない? 折角の縁だし。ねっ、いいでしょ、ビービー? バニラ?」

GM/ミディア:「……雇う?」

エクレア:「うん。護衛として♪」

GM/ミディア:「護衛を手伝っていただけるなら嬉しいのですが……」

エクレア:「療養に行く前なら、護衛は1人だけでよかったかもしれないけど、今は非常事態でしょ?」

エクレア:「ミディアは何ができる?」

GM/セリス:「お願いしても、よろしいのでしょうか」

バニラ:「エクレアが行くなら私も行くよ」

エクレア:「きゃ♪。有難う、バニラ♪」(手をぎゅむと握る)

バニラ:「……言い出したこと、ひっこめないもんね。エクレアは。それに、私がついてないと色々不安だし」まんざらでもなさそうに手を握り返す(笑)。

GM/ミディア:「魔法と剣に多少の腕に覚えがあります」

エクレア:「魔法は何を使う?」

GM:コンジャラーっぽい。

エクレア:「あとはビービーがいいなら、勿論引き受けるよ」といってビービーの方を見る。

BB:「護衛の依頼を受けるのであれば、報酬の話を明確にしてくれ、いつぞやのようにただ同然で受けていてはパーティーの予算は干上がってしまう」」

エクレア:「あ、そっか。報酬は幾ら、もらえる?」(身を乗り出し)

バニラ:「そうだよね。いつもいつもノリと勢いで悪人退治しているから、ただ働き多いからなぁ……」

GM/ミディア:「今は持ち合わせがあまり……」

GM/セリス:「……これでいかがでしょう?」

エクレア:「だって、悪人は見逃せないじゃない! って、これ? どれどれ……」

GM:と、セリスは自分のつけていたネックレスを差し出します。

エクレア:鑑定!

GM:セージでどぞ

エクレア:(ダイス振る)11で。

BB:(ダイス振る)同じく11だ

バニラ:平目!(ダイス振り「8」が出る)

GM:11だとー。銀のトップペンダントがついたネックレスだと思った。値段は高いかも!

BB:目的地までの距離はどれくらい?

GM:徒歩で10時間くらい? 療養地は三日くらい。

BB:「拘束時間を考えるに報酬としては悪くない。私は現状では異論はないな。ただし、今後何かが起きた場合は追加報酬を後から請求するかもしれないが」

エクレア:「うん、ビービーも賛成しているし……まかせて!」

バニラ:外は雨ですよね。

GM:うん。豪雨になってきてる。

バニラ:天候感知できる人~(笑)。

エクレア:セージでできるから、振る~。(ダイス振る。「15」と出る)

GM:少なくとも丸一日くらい雨は続く、と、予測した。

エクレア:「雨、1日は降りそうだね……」

バニラ:「生憎のお天気かぁ。……まあ、とりあえず今夜は休んだほうがいいかな」

GM:あ、ネックレスで追加情報。セリスが効果しってるから説明。回復魔法の効果が+1だそうです。誰が持つかも決めといてー。

エクレア:「あ、これはバニラがもっててね」

バニラ:「うん。わかった。ところで、療養地の方から追手とか来てるの?」

エクレア:「追手は当然来てると思った」

GM/ミディア:「……村に戦える人間は特にいなかったと思う」

エクレア:「というか、服、濡れちゃった。乾かさないと……」小屋の中を見回す。お風呂とかあればいいな、いいな。

GM:お風呂とかはない感じ。

BB:「私が夜半は見張りに立とう。エクレアとセリフはぬれた服を着替えてくれ。風邪をひかれては困る」

エクレア:「うん、次の見張りは代わるね。最後はバニラで」(服脱ぎ脱ぎ、着替え着替え)。こんなこともあろうかと、メイド服は3枚予備がある! バニラの分もばっちり♪。

バニラ:「順番で見張りだね。……じゃあ、休む人は今の内に……」。私もメイド服は3枚ある! きっとエクレアに3枚はいるよ~とかって乗せられて買ったんだろうな!!

エクレア:うん(笑)。

GM:はい、では休むって事でOK?

BB:「余計な無駄は省いてもらいたいのだがな」

エクレア:「余計な無駄??」

BB:「私は君たち二人の実務支援、戦術助言にはじまり、生活管理、安全確認、および人生設計を担当している」

エクレア:「う、う、うん……?」

バニラ:「……私達の人生、抜本的な改革が必要だと思う……」

BB:「生活費の配分も私の仕事だ、最近は、ただ働きが多くチームの予算が十分とはいえない」

エクレア:「むーーーっ……」

BB:「私の設計通りにことが進んでいないことは、遺憾ながらも認めよう」

エクレア:「あうあうあう……。うーん、わかった!」

バニラ:「うん?」

エクレア:「つまり、お金が必要だ、ということだね!」

BB:「端的にいうとそのとおりだ」

バニラ:「まあ、そうだよねぇ」

エクレア:「うん! じゃあ……この仕事、何としても完成させよう!」

バニラ:「(クスっと微笑んで)うん。頑張ろう」

BB:「……常に前向きなのは君のいいところだな。同時にその前向きさゆえに省みられないことが多々あることについて、バニラに深く同情する」

エクレア:「何で同情?? バニラはあたしと一緒で幸せだよ♪。それはともかく、ということで……今回はセリスとミディアがご主人さまね♪。じゃない、女の子だから、お嬢さま♪」

バニラ:「あー……。いつもアレかっ……」

エクレア:「そうだよ~」

バニラ:「ではよろしくおねがいしますおじょうさまー」(棒読み口調でセリスさんとミディアさんに)

エクレア:「宜しくお願いします、お嬢さま♪」

バニラ:「……あの。適当に話あわせておいてくれますと、満足するから……」(セリスさんたちにぼそぼそ)

GM/ミディア:「私は雇い主じゃなくて、君達と同じ雇われる側だから……お嬢様の事だけお嬢様と呼んで下さい」。あせあせ。

GM/セリス:「あ、はい(ぼそぼそ)」

エクレア:「じゃあ、ミディアはミディアで。それで、早速お願いだけど、じゃあ、ミディアは三番目にバニラと一緒に見張りしてね」

GM/ミディア:「あ、ああ。うん。分かった。では先に休ませてもらうよ」

エクレア:「うん、あたしも休む~」(ぱたん)

バニラ:「じゃあ、私も。……(セリスさんに)お休みなさいませ、お嬢さま」。律儀に言って、寝る!!

GM/セリス:「は、はいー」

BB:「……(無言でみはりにたつ)」


いよいよ冒険のはじまりです♪。

わたし達がどのような冒険するか、あたし達の戦いはまだまだ続く!

第1部完……ということはなく直ぐ続きます♪。

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