1.ご主人さまに変わっておしおきよ!
GM:さて、旅の途中。突然の雨に降られ、雨宿りをできる場所を探していたところ、山小屋を発見しました。それを幸運とばかりに入った所……。異形の化け物と、一人の女騎士が話をしているのに遭遇しました。
GM/女騎士:「……誰だっ!?」
GM:女騎士は剣を手にかけ、皆さんを睨み付けます。……というシーンから始まります。
バニラ:「……あれ? お邪魔、しちゃったのかな……」
GM:セージチェックをどうぞとか言って見る。
バニラ:イキナリなの(笑)。平目! (コロコロ、ダイスを振って「5」が出る)
エクレア:(判定の結果「16」が出る)
GM:ゎーぉ。弱点まで分かる。ラミアだね。
バニラ:さすがエクレア(笑)。
GM:でも土属性ってめったにない……げふげふん。
エクレア:「あたし達は冥土服美少女戦士よ! 悪いモンスターね、覚悟しなさい! ほら、バニラ、2人で名乗りをあげるわよ!」
バニラ:「……え、で、でもっ……(もじもじ)。……恥ずかしすぎるんだけど……?」
エクレア:「もう、ほら! しっかりしてよ!」
バニラ:「……わ、わかったよ。……」
エクレア:「ここはね、こう……脚をまげて……セクシーに! 『悪い蛮族は許さない!』」
バニラ:「……む、無理だから!! セクシーとか無理っ……」
エクレア:ポーズ!
バニラ:「……ゆるさないっ(ぼそっ)」。……遠慮がちにポーズ。
エクレア:「あたし達、冥土服美少女戦士メイドースターズが!」
バニラ:「……ご主人様に変わって……、そ、その……」
エクレア:「おしおきよ!」(ぴしっ)
バニラ:「お、お仕置きするんだからっ……」
GM:「…………」。困った表情の二人。
エクレア:「よくできました! さてと、待たせたわね!」
バニラ:「……ぅぁぁぁぁぁああ。 もう、恥ずかしい!! 私、明日から表、歩けないっ!!」
エクレア:「駄目よっ!! あたし達2人で、メイドースターズはなりたってるんだから! 抜けたら、解散しちゃうじゃない!」
バニラ:「……もういい。倒す」。くすん、とやりながら武器を構える(笑)。
エクレア:「ところでね?」
バニラ:「……うん?」
エクレア:「ラミアって、必ずしも悪いモンスターじゃないだよ。ということで……お仕置きされたくなければ、理由! とりあえず、理由、話してもらえるかな?」
バニラ:「そうなの!?」
エクレア:「うんうん。蛮族であることは間違いないんだけどね~」
GM/ラミア「……あ」
エクレア:「うん?」
バニラ:「……もしも、これが悪いラミアさんじゃなかったら、私達、相当あほみたいだね……」
エクレア:「何言ってるのよ! 正義の味方が登場するときは、名乗りをあげるのが常識でしょ!」
バニラ:「出会う人皆にあんな風に名乗るのはどうかと思う……」
エクレア:「うーん、そうかなぁ……名乗りは常識なんだけど……」(ぶつぶつと難しい顔)
GM/女騎士「……君達は一体……何がしたいんだ?」。どこか毒気を抜かれた顔。
エクレア:「とりあえず、事情が知りたいわ」
GM/ラミア「……その」
エクレア:「なあに?」。交易共通語で。
GM/ラミア「旅を……していて……雨が降ったから……雨宿りしようとして……」
GM:女騎士は黙ったまま何かを考え込んでる。
エクレア:「あら……。…………」
バニラ:「エクレア~~~~」
エクレア:「えっと……誰にでも失敗はあるわよ!」(笑ってごまかす)。
GM:冒険者+知力で判定してもらおっかな
エクレア:(ダイスを振って「13」と出る)
GM:結構ある。というわけで二人の正体にふと気付きます。
バニラ:(ダイスを振って「12」と出る)
GM:二人とも分かるね。女騎士はミディア。元冒険者で、そこそこ有名だった人。ラミアの方は知らない。
エクレア:「あら? あなた、あのミディアさん?」
GM:ぎくり、とした表情。ポーカーフェイスは苦手な様子。
エクレア:「どうして、ラミアと2人旅なんて、しているの?」
バニラ:「ミディアさんっていうと……冒険者の……?」
GM/ミディア:「……確かに私はミディアという。まずは、名前を聞かせてくれないか?」
GM:なお、お二人はそこそこのレベルなのでそこそこ有名人ね。名誉点を配り忘れてたけど。
エクレア:「あたしは冥土服美少女戦士メイドースターズのエクレア、エクレア・バームクーヘンよ」
バニラ「……ご、ごめんなさい。ついさっきから気が動転してるの」
エクレア:「うんうん、大丈夫だから、おちついて、ねっ?」
バニラ「……私は、ヴァニラ=ミルフィーユ……。冒険者。……メイドスターズっていうのは、エクレアの付き合いで……」。恥ずかしそうに名乗った!!
GM/ミディア:「ああ……変り種の冒険者か。行く先で正義の味方を名乗っている……」
バニラ:「あぅあぅあぅ……。……やっぱり変な噂が広がってるっ……(涙目)」
エクレア:名誉点もらえるの?
GM:100点くらい持ってるものと考えてー。
エクレア:わーい♪。
バニラ:この称号で有名になってても嫌~。
エクレア:何でよ!! 2人で正義のヒロインを目指すのよ!
GM:何か欲しいものあったら合間にゲットしてくれてOKです。
エクレア:はーい。
と、ここで、セッションの途中ですけど、一人、部屋に入ってきた人がいました。
TRPG友達のSGLさんです。