過剰ラッキースケベサービス(過剰)
「いっきまーす!」
そして、先頭の女の子(絶世の美女)ががむしゃらに突っ込んできた。槍のようにまっすぐ飛び出し、
「いっただっきまーす!」
といい、自分のおっぱいを思いっきりあなたに押し付けてきた。うん! ラッキー要素はもうない!
「いやん。乳房が勝手にー!」
そんな生々しい言い方すな。
彼女の乳房はまるでのたうつ大蛇。右に左に身をよじりながら俺の顔の上を這い回る。おっぱいの脂肪で窒息しかかったあなたはなんとか振り切った。
「よし! 次!」
二人目の女の子が鼻息荒く、躍り出た。黒髪ショートで超絶可愛い。例えるなら黒い花のよう。この女の子も絶世の美女だ。そして、
「きゃあ! そこどいてー!」
あなたは彼女の言う通りどくことにした。右に避けておっぱいの弾丸を躱す。すると、女の子もあなたの方向に綺麗な軌跡を描いた。あなたはそれを見て左に避ける。
「どいて! どいてー!」
と、言いながら黒髪ショートも左にカーブ。こいつホーミングミサイルか?
「どいたじゃねーかよっ!」
そして、再びラッキースケベ。おっぱいの山の間に顔がめり込んだ。
だんだん一周回って楽しくなってきた。起き上がると、
「さあ! きな! 次はどんなラッキースケベだ?」
次の女の子は腰まで長い髪の毛を伸ばす。耳はピンと空に向かって伸びている。ここにきて初めて人外! この子はエルフだ! いや、絶世の美女のエルフだ!
「はい。行きます!」
「多分、魔法かなんかで優雅にラッキースケベとかだろ!」
そして、エルフはクラウチングスタートの構えから猛ダッシュでタックル。
「ひいいいいいいいいい」
あまりの体育会系っぷりにひるんだあなたはダッシュで逃げた。
振り返って一目散に逃げる。背後からは獣のようなエルフが追ってくる。このままじゃ死ぬ!
そしてあなたはなにもないところで転んでしまった。瞬間、視界が猛スピードで地面に叩きつけられた。そして、地面の上を顔面でスライディング!
目を開けると、
「きゃあーエッチぃー!」
なんと目の前にはエルフの巨乳があった。
「え? なんで、君回り込んで地面で俺のこと受け止めたの? それとも地面から生えてきた?」
「転生者様のエッチー!」
と言いつつ、全く抵抗を見せないエルフ。
「ラッキースケベってすげーんだな」
そして、
「私もー!」
栗色の髪の毛をした絶世の女の子があなたに向かって水泳の飛び込みのように、突っ込む。さっきから絶世の美女ばっかりだな。そして、
「いやーんっ! どこ触ってんのよー!」
栗色の髪の毛の子は、あなたとエルフの巨乳の間に体を挿入してきた。エルフとあなたで栗色をサンドイッチしている状況だ。
「ラッキースケベってすごい!」
「あたしも混ぜてー!」
そして背後からさらに絶世銀髪女が突っ込んでくる。もちろん超エロいラッキースケベが発動した。今、エルフ、栗色、銀髪が全員俺の下敷きだ。
「もー。エッチー!」
っていうかなんでこいつら自分から突っ込んできておいて被害者ヅラするんだ? でもまいっか!
「ラッキースケベ最高!」
そして、
「みんなばっかりずるーい!」
背後から今度はちょっとロリっぽい子が可愛らしく突っ込んでくる。この子も絶世の美女だ。問、なんで美女しかいないの? 答、異世界だから。
そして、ロリッ子はなにもない地面に向かって一人で頭からスライディング。顔面で床を舐める。俺はその様子をただただ横で見ていた。
「きゃあああああ。転生者様のどエッチー!」
「なんでだよっ? 今、君がただ一人でこけただけだよね? 俺なんもしてないよね?」
これラッキースケベか? ただロリッ子が何もないところで顔面スライディングしただけだろ。




