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終わったならまた始めればいいじゃないか-推敲Ver-  作者: 朝倉新五郎
第二章 国王と神
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13話 皇帝の計画と次期皇帝

 スウェンは日に日に強くなっていた。始めの頃は木剣を振るだけで足元がふらついていたのだが。


 オサムがハンビィ相手に剣を振るっているのを眺めていた。

 するとスウェンのステータスが見えた。

 ノービスレベル20 HP250


 「え?HP250だと?ストレングスや他のステータスも子供のもんじゃないぞ?」

 オサムは城に戻りカトラス、カッツバルゲル、ファルシオンやスモールソード等の初級装備を持ってきた。


 「ハンビィ、スウェンを連れてちょっとこっちへ来てくれるか?」二人を呼んだ。

 そして

 「スウェン、この剣の中から自分で使えそうなものを選べるか?」と訊くと

 スウェンはスモールソードを選んだ。

 「これが一番軽いです、父上」と言って鞘から抜いた。


 「うわぁ本物の剣ですね、他のも持ってみます」とカトラスとファルシオンも持った。

 「私には少し大きいですけど、使っても良いですか?父上」

 スウェンは試したがっているようだった。

 

 オサムは

 「ハンビィちょっとこの楯を装備して受けてやってくれるか?」オサムが言うと


 「殿下に真剣は危険では無いですか?」と言われた。

 「良いから、ちょっとだけやってみてくれ」オサムはハンビィに楯を渡した。


 ハンビィに向かってスウェンがスモールソードで打ち込むと

 「え?殿下、かなりお強くなってますよ?木剣ではわかりませんでしたが」とスウェンに言った。

 剣に振り回されている様子は無く、打ち込みは基本通りに出来ている。


 「じゃあ、次はファルシオンとカトラスも使ってみろ」オサムがスウェンに言うと

 「はい!」と剣を取った。そしてまたハンビィに打ち込んだ。

 スウェンはどうやら3本とも扱えるようだ。


 「それで暫く戦ってみろファルシオンでだ」オサムがそう言って見ていると、大人用の重い剣に振り回されている様子はない。

 スウェンは楽しみながら30分ほど振り回していた。


 ノービスレベル25?「次はカッツバルゲルを使ってみろ」スウェンに鞘ごと投げた。


 カッツバルゲルも使いこなしている。

 「ハンビィ、すまんが俺が返ってくるまでスウェンの相手をしてやってくれ、すぐ戻る」

 そう言ってオサムは換金所へ向かった。


 そして受付の娘に

 「ノービスとはどういうクラスなんだ?」と訊くと

 受付の娘は

 「剣士にもなっていない初級者です。レベルは50まで、そこからは自動で殆どが剣士、極稀に魔法士になります」

 そんな説明だった。

 「武器は剣士のレベル1ならなんでも使えるのか?」オサムがまた尋ねると

 「レベル50からは剣士レベル10になりますのでレベルに合った剣士用の剣が扱えます」と答えられた。


 「わかった、すまぬな」と言い残してオサムはビーツの工房へ行った。


 「剣士用のレベル10、20、30、40、50の魔剣は打てるか?」とビーツに訊くと

 「そりゃあ簡単ですが、陛下のデザインした片手用の剣で良いですか?」

 ビーツは答えたので「息子用だ。すまんが早速取り掛かってくれ、出来るだけ良いものを。黒じゃなく装飾のあるもので。あと甲冑も頼むが子供用だ」

 オサムは注文した。


 「わかりました、剣の方は1週間もあれば出来上がると思います」そう言われてオサムは城へ戻った。


 「帰ったぞ、スウェンどうだ?ハンビィもどう思う?」と二人に訊くと

 スウェンは

 「この剣は使いやすいです、自由に扱えます」と言う。

 ハンビィは

 「殿下のレベルがどんどん上っていきます」と言って驚いていた。


 『グレートドラゴンも倒すインペリアルセイヴァー相手だからか?』オサムは考え。

 「ノービスレベルが50になると自動でレベル10の剣士になるらしい、そこまで鍛えてみてくれ」

 オサムはハンビィに頼んだ。


 「わかりました、陛下」と言ってスウェンが疲れるまで鍛錬が続いた。

 

 次の日も、その次の日も、ビーツに頼んだ5振りの剣が届く頃にはスウェンはレベル10の剣士になっていた。


 オサムが「スウェン、この5振りの剣はお前のために作らせた。かなり良い剣だ」スウェンに見せると

 「父上、ありがとうございます」と言って剣を抜き「うわぁすごい綺麗な剣ですね、スキルもある」嬉しそうなスウェンを見ると

 レベル10の剣士でHPが700を超えていた。


 「スウェン、自分のステータスは見えるか?」と言うと「剣士の10です、あれ?ノービスだったのにな」

 スウェンは不思議がった。

 

 オサムもハンビィも驚いていた。

 「スウェン、この剣を持てるか?」と言って子供では到底持ち上げられないクレイモアを地面に置いた。

 スウェンは柄を両手で握り「父上、これは使えません」と言いながらも構えてはいた。


 「ストレングスがかなり上がってるな」オサムはそう言ってスウェンから剣を受け取った。

 そして

 「疲れたか?」と訊くと「いいえ、まだ鍛錬できます」スウェンは答えた。


 「わかった、これからは毎日じゃなく週に2、3回で良い、お前は十分強い」とスウェンを褒めた

 「強くなりましたか?ハンビィがよく教えてくれますから」そう言って5本の剣を両手で抱え上げた。


 「お城の部屋に置いてても良いですか?父上」スウェンが訊ねたが

 オサムは

 「ミシュルや他の小さい子が触ると危ないから、俺のクローゼットに置いておく」

 「必要な時は渡すからそれを全部今から入れてきなさい」と言った。


 スウェンは

 「わかりました父上」と言って5本の剣を持って城へ戻っていった。


 オサムはハンビィに

 「どういうことだ?あんな子供がレベル10の剣士だと?」と言うと

 「わかりません、考えられません」ハンビィは黙ってしまった。


 

 それから週に一度オサムはスウェンを夜の辺境へ連れ出した。

 「ゴブリンが出てくるから狩ってみなさい」オサムはスウェンにモンスターを狩らせた。

 みるみるうちにレベルが上っていく。ゴブリンナイトも倒してしまった。


 「父上、この剣はよく切れます」スウェンが持っているのは剣士レベル20、ビーツの魔剣だ。

 オサムは

 「もうこれでいい、次はもう暫くしてからにしよう」オサムはスウェンに言った。


 スウェンも十分楽しんだので当分はいいや、と考えていた。

 


 オサムがスウェンを夜に連れ出していることをリムルは知っていたが、心配はしていなかった。

 「あいつはどんどん強くなる、普通は15歳位から剣士になるのにもう剣士の20レベルだ」


 オサムはロレーヌも呼んでリムルと話していた。

 「レベルアップが早すぎる、スウェンのような子供が他にも居るのか?」

 オサムが不思議がると

 「王や貴族の男子は10歳にもなれば剣の稽古をしますが、殿下のように魔剣まで操れると言うのは聞きません。それにレベルアップが早すぎます」

 「もしかすると陛下から何かしら受け継いでるのかも知れません」ロレーヌが言う。


 「そうだな、特殊な能力を持つのかもしれんなぁ」

 オサムはスウェンをもう少し鍛えてみることにした。


 「明日からもう少し鍛えてみる、その後グランパープルに連れて行く」

 オサムはそう決めた。


 それから2週間程スウェンとダンジョンに入った。

 天性のものか、ハンビィの教え方が上手かったのか、最弱のゴブリンダンジョンをクリアしてしまった。

 少しづつ強目のダンジョンに連れて行ったが、スウェンは楽しみながらクリアしていった。

 

 そして2週間が過ぎる頃にはスウェンは剣士レベル40を超えていた。

 早速スウェンを連れてグランパープルに飛んだ。


 ”守護者”に見せると「この者は特別なる者、神々に選ばれた御子であるぞ」と言われた。

 理由を聞いたが、アキバ・オサム・グレイスよ、そなたが関係する。とのことだった。


 「父上、不思議な国でしたね。リーファも綺麗です、この者は父上を好いています」

 スウェンはリーファがただの獣では無いこともわかっているようだった。


 何かが違う。オサムはそう感じ始めていた。


 

 通常の倍以上の早さでレベルを上げていくスウェンを更にオサムは鍛えることにした。

 限界を見てみたい。


 リジェネリターンの魔石を持たせ様々なダンジョンを親子でクリアしていった。

 危険だと思われる敵もあっさりと倒してしまった。


 オサムはスウェンのためにビーツに会わせて剣と甲冑を作らせていた。

 特に甲冑を作らせた時は

 「こんなに小さな甲冑を作るのは初めてです、殿下はもう冒険に?」と訊かれて

 オサムは

 「そうだ、出来るだけ軽く丈夫な物を頼む。成長に会わせて」と言って二人で帰った。


 その後注文した物がビーツから届いた。剣は10レベルごとに90まで有った。

 甲冑も3種類、全て普通の色の装備だった。

 今後様子を見ながらスウェンを鍛えていくことに決めた。



 オサムは船を建造し始めた。既に5隻の蒸気船が完成していたが、今回はディーゼル機関の船だ。

 クライアンの協力を得て、小さなものから初め、徐々に大きなエンジンを作れるようになった。

 この最新の船を30隻建造することにした。


 排水量10万トン、全長350メルト、幅80メルト。乗員500名、1万人を運べる巨大船だ。


 オサムは各大陸に移民を考えていた。

 この大陸は他の大陸と比較して人口が多すぎる。

 最終的には2割程の人口を各大陸に移せる準備を整えようとしていた。


 戦乱がほとんどなくなったため人口が増えすぎて、いずれ耕作地も足りなくなるだろう。

 既に各大陸は平定しているので、言い聞かせれば受け入れるだろう。

 それに地下資源は手付かずのはずで、将来的に繁栄も見込める。


 巨大船が停泊できる港を各大陸に2~3箇所ずつ作ることにした。

 これはほとんどオサム達9人で行っている。


 また、港から近くに10万人が住める城塞都市を作る準備をした。

 港は直ぐに作れるが、都市まで含めると1年はかかる事業になるだろう。


 期間はあるためオサムは急ぐことはなかった。

 港用の資材を現地調達しながらゆっくりと作っていった。

 

 小さな港もある程度作ることにした。

 これには現地人を刺激しないため穀物や塩等で建設に雇い、同時に文明化も進めていった。

 従事する8名全員にもオサムと同じ白い甲冑を使うようにさせた。

 これはオサムが神聖視されているため、同じ姿とさせるためだ。



 船の建造もかなりの期間を使って同時建造させていた。

 グレイス沿岸には製鉄所などを含めて巨大な工場群が並んでいた。

 帝都にはオサムが監督出来るようにするため貨幣工場を作っていた。


 最終的には年間50億枚ずつの白銅貨、青銅貨や黄銅貨を作り、銀貨と両替して行くことにした。

 金貨も年間5000万枚作り高額貨幣として流通させた。

 しかしまだまだ金や銀、銅やその他非鉄金属はとてつもない量を保有している。

 この結果、大陸に撒かれた銀貨はグレイス帝国の国庫に還流し、国庫に封印される銀貨は400億枚に達した。

 グレイスの貨幣は徐々に大陸貨幣になっていった。


 

 そして、西グレイス帝国に接するミスリル大公国、カトル王国、トムル王国、サイス王国、チャスコ王国、

 これらがグレイス帝国に国を譲渡し、オサムはこれら各国の王を家臣とし譲渡された領地をそのまま与えた。


 これによりロムドール大陸は東西グレイス帝国を中心に南にグリーシア帝国、ムールラント帝国の2国

 グレイス帝国に挟まれる形で

 クライン帝国とムルトワ、レーラリア、ウィンディア。

 西南の端にジェイド、コスティカ、スロヴィアの各王国にまとめられた。

 ウィンディア王国もグレイス帝国に国土を譲渡するか考えており、それが叶えば他の西側南の王国

 ジェイド王国、コスティカ王国、スロヴィア王国も同様に動くだろう。

 中央北のムルトワ王国やレーラリア王国は未だに態度を決めかねているが突然決める可能性が有った。


 小国であったグレイス王国は10年余りでロムドール大陸の7割、世界の97%以上を持つ巨大帝国になっていった。

 オサムは「少しやり過ぎだな」と今更ながら帝国の急膨張に対して考えていた。


 グレイス帝国は機を見て、世界の3大陸のことを発表した。

 手付かずの大陸は今後各国の侵略の対象となる危険が有ったため、領有権の確認を行った。


 オサムはアフリカ大陸の奴隷貿易やオーストラリアの白豪主義によるアボリジニの大量虐殺

 南北アメリカ大陸の侵略など悲惨な出来事を知っていたため、そうなる前に布石を打ったのだった。


 グレイス帝国が領有しているならどの国家も手出しはできない。

 まだ実効支配はしていないが、まずは知らしめる必要があった。


 その間もカオスキーパーとモンスターの群れが各地に出現したが、クラウド達が片付けて回った。

 ほとんど東西グレイスであったが、ウィンディア、ジェイド、コスティカ、スロヴィアも襲われた。


 グリーシア帝国やクライツ帝国、ムルトワ王国、レーラリア王国には現れなかった。


 これを受けて、ウィンディア、ジェイド、コスティカ、スロヴィアの各王国が一斉に動き出した。

 西グレイス帝国に国土を譲渡し、オサムの家臣に列せれれることとなった。

 各王の領地は安堵され、グレイス帝国は12人の王を家臣に持つこととなった。


 これにより独立を保つ王国はムルトワとレーラリアのみになる。

 クライツ帝国となる前のライツェン王国と戦っていた両国は、クライツ王国に下ることを良しとしない。

 グレイス帝国に打診してきた。


 安全と安心をまだ手に出来ない2国の民衆や兵士は西グレイス帝国へ去っていっている。

 西グレイスならどのような仕事も可能であるし、税もかなり低い。兵役も無く身分差もほぼ無い。

 貴族や土地所有者以外の者はグレイス帝国に行かない理由を見い出せなかった。


 結局ムルトワとレーラりア両王国は西グレイス帝国に領土を譲り渡した。

 オサムは同じく王を家臣とし、両国の領地はそのままとした。


 クライツ帝国、グリーシア帝国、ムールラント帝国とは国境不可侵条約を結んでいるため、

 戦闘が行われるのであればグリーシア帝国とムールラント帝国だけだが

 この両帝国も独自に条約を結んでいるために大陸から戦闘は一掃された。


 「ほぼ終わったな」

 オサムがクイード達8人を夕食に呼んでいた。

 別の部屋では10人の夫人たちが夕食と言う名の茶会を開いていた。

 

 「そうですね、この大陸から暫く戦はなくなるでしょう」

 クイードはそういった後

 「それで陛下、次に我々がやるべきことは?他の大陸の整備でしょうか?」

 と続けた。


 オサムは

 「戦が無くなり遅かれ早かれこの大陸は人で埋まる、そうなれば移民を行わざるを得なくなる」

 「無人の荒野に放り出すことも出来んしな、準備はしておこう」


 グレイス帝国は造船の最終段階をむかえていた。

 1万人以上を運べる船を40隻。試運転で完全な安全性を確認し、軍艦としての使用にすら耐えると判断した。

 燃料も確保し、移民の準備はほぼ整った。



 オサムは南の大陸に進出するにあたって途中にある流刑島を見に降りた。

 「なんだこりゃあ」

 以前見た時よりかなり荒れていた。


 「黒騎士か、誰だ?」元傭兵らしき流刑者が声を掛けてきた。


 「グレイスだが?この荒れ様は一体何をした?」男に尋ねた。


 「前の1000人と戦よ。弓と矢は作れるし革鎧や石斧だって作れる、流石に剣は無理だがな」


 オサムは「そうか」と言って、前の者達は?と訊くと半分は戦いで死んだという

 「こっちにも若干被害は出たがな、今は1300人ってとこだ。街の再建をさせてる」

 オサムは男に向かって

 「お前が新しい流刑者を統率したのか?」と言うと。


 「お前じゃねえ、ステファンだ、元黒狼傭兵団団長さ、一応騎士なんでな。あんたのとこの黒狼騎士団にはウチの元団員が結構居るぜ?良い奴らだよ」

 そう言い返してきた。


 「最強最大の傭兵団だったな、村を荒らさない規律の取れた集団だったが。わかった、お前が頭領で構わん、好きにしろ」

 そう言い残してオサムは南の大陸に向かった。


 新大陸の港は全て人の居ない場所の湾内に作っていっている。

 桟橋は巨大な石を積み重ね、水面からの高さを10mにも上げた。

 コンクリートで仕上げ、いつでも使用可能である。

 しかし最初の都市がまだ無かった。


 候補地を幾つか決め、技術者と労働者を本国から募ることにした。

 技術者は月に銀貨200枚、労働者は50枚。期間は1年。

 そうして帝国全土から募集すると40万人が集まった。

 オサムは全員を雇い、まずはグレートドラゴンで各地に運んだ。


 最初に準備したのは一時駐留する帝国直轄の騎士のや兵士、文官等の家や屋敷、銀行の役目をする換金所や神殿等だ。

 それらは帝都で殆どを作ってそのまま運び、その中に商店を作った。

 開発者達の衣食住は無料にし、ロウが副都に持っていた大量の北方騎馬民族の簡易住居を建てさせた。

 これだけで50万人以上は住居に困らない。

 家屋を整備し、不要になれば簡単に撤去できる。


 事業は軌道に乗った。

 城壁材料や基礎用の岩、舗装用の岩等はグレートドラゴンで既に大量に運んでいる。

 材木もただ斬り倒しただけの状態だが、各大陸の建築場所に数十万本は運んだ。

 準備は出来ており、後は建てるだけにしてある。

 1年も掛からず最初の街は形作られた。


 移住者集めだが、建設開始と同時に農民の末子や下級騎士家の三男や四男、定住出来ない貧しい者などが集まった。

 ロウやジャグアにも人を集めさせ移住希望者の中から合計で30万人の老若男女が選ばれた。


 移住者第一陣は言葉や文字、民族の壁を取り払うためにグレイス帝都の南西、港近くに新しく作られた城塞都市に集められた。

 ここは半年の間移民を教育し、交流を持たせるための都市である。

 衣食住は無料で一人あたり月銀貨1枚を支給される。全ての民を平等に扱い、言語はグレイスに統一した。

 同時に兵士数千人を集め、警備に当たらせるための訓練と教育を施した。


 新大陸で都市建築がある程度済むと、移民船団は一斉に新天地へと向かっていった。

 向かう先はほぼ無人の荒野である。建設や建築、土木工事や開拓の仕事は移民任せではなくオサムの計画に則り行われることになった。


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