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短編エッセイ集

3.11 -東日本大震災から丸6年-

作者: 楠木 翡翠

 2011年3月11日14時46分――。


 あなたはこの年月日と時間をご覧になって何の日か覚えていますか?

 今日は東日本大震災と原発事故が立て続けに発生してから丸6年が経ちました。


 あの時のマグニチュード9.0、最大震度7という地震の大きな揺れ、津波への恐怖を体験させられたり、今まで過ごしてきた我が家や思い出、大切にしてきた人をなくしたという人はたくさんいるでしょう。


 また、大規模で停電が起き、街を照らす街灯はつかず、自動車で職場から自宅までかなり時間がかかってしまったり、電気を使って動いている電車は完全に止まってしまい、帰宅困難になってしまった人もたくさんいました。


 連絡手段として電話をかけたとしても全く繋がらない、メールを送ったとしても受信されたのは数日後だった人も中にはいたと思います。


 さらには、原発事故の影響に伴い、住み慣れた我が家から遠方に避難せざるを得なかった人も多くいました。


 時には道路の寸断などの絡みで支援物資がなかなか届かなかったこともありましたし……。


 それらのことを挙げれば挙げるほどキリがないことが分かりますね。

 それほど私達の生活は便利なものに溢れていたのですから。


 さて、私達は東日本大震災と原発事故の影響で便利で何気ない日常生活を一瞬にして失われましたが、その後はいかがでしょうか?


 今現在、様々なところで復興活動を行われています。

 しかし、仮設の店舗にての営業再開したところが原発事故による立ち入り制限の関係で震災当時のままというところがあるみたいです。

 よって、復興は順調に進んでいるところがあれば、全く進んでいないところがあることが分かります。


 被災地で採れた農作物を食べていますか?


 これは風評被害に惑わされずに消費しているかということです。

 被災地で採れた作物を購入して摂取することにより、ある意味復興支援になるのではないかと私は思います。

 その土地で採れたものは美味しいですしね。


 子供達は楽しく日々の生活を送れていますか?


 原発事故やその震災の影響で避難所やその土地を離れ、遠方で避難生活を送っている人は今でもたくさんいます。

 特に子供は慣れない環境に敏感になっているかもしれませんし、学校でいじめを受けている子供達がいるというニュースを見かけることがあります。


 そのようなことを書くときれいごとになってしまいますが、どうか子供達にそっと寄り添ってあげてください。

 子供達(かれら)はどんなに辛くても今まで頑張ってきたと思うので、まずはどうか落ち着くまで――。


 最後に、東日本大震災から丸6年を迎えた今日。

 様々な複雑な思いが交錯するとは思いますが、あなたはどのような思いでこの日を迎えましたか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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