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7/8

四日目。

四日目の朝は、曇り空だった。



昨日から体一つぴくりとも動かしていない。いや、動かない。



何故か知らないが、目が覚めた。



目が覚めてもやることは空を見ることだけだというのが、なんだか滑稽で笑えてくる。笑う体力などありもしないのだが。



少しすると、視界がぼやけ始めた。



それと同時だろうか。



それともずいぶんたってからだろうか。



もう時間感覚すらなくなっていた。



とにかくそれくらいの時。



左の頬に、ぽつりと何かが当たった。



それはだんだんと強くなり、俺の体を穿とうと何発も何発も落ちてくる。



雨だ。



この世界に来て、初めての雨だ。



俺の左頬から何かが垂れた。



それが涙なのか雨なのか。それすらも知る術はなかった。



「ははは……遅いんだよ……」



唇も動かないほど力尽きているはずなのに、喉から声が漏れたような気がした。



そうして俺は、深い深い永遠の眠りについた……。







end

ここまでお付き合いいただきありがとうございました笑

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