5/8
二日目。
やはり木々の合い間から漏れる陽の光で目を覚ます。
これだけ立派な木があれば、川も近いはずなんだが……。
この森の中を昨日一日歩いたが、川一つ、水一滴見当たらない。
何故だ。
おかしい。
動こうとするも、喉は渇き、腹の中はすっからかんだった。
だが、結局なにか食べなくては始まらない。
俺は体を起こすと、また歩き始めた。
ーーーーーーーーーー
ドサッと地面に倒れる。
あれからどれだけ歩いたのだろう。
日は既に傾いていた。
今日も何も食べてないし何も飲んでいない。
さすがに限界が訪れようとしていた。
むしろこれだけ動けたのが奇跡に近い。
もう……寝よう。
寝れば何も考えずに済むはずだ。
こうして俺は何も考えないようにするために、無理やり眠りについた。




