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一日目。(2)
いや、待てよ?
俺、もしかして転生したんじゃないか?
よくあるじゃないか。死んだら違う世界にいましたなんてこと。
きっとそうだ。そう、前向きに考えよう。
「ははは! 俺はラッキーだな! 二回目の人生があるなんて!」
地面を一度、左手で強く叩くと、勢いよく立ち上がった。
もしかして魔法とか使えちゃったりして?
そんな馬鹿な考えが浮かんだので、俺は右手を前に出すと、
「ハァ!」
と叫んだ。
沈黙。
何も出ない。
「ま、まぁ才能は魔法じゃないかもしれないし? とりあえず食料でも探しに行こうかな」
俺はそう呟くと、森の中を歩き始めた。
こころなしか、独り言が多くなっているような気がした。




