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領土奪還戦争  作者: マンチカン
第二章 アジアの両雄激突
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部隊新編成

有人火星探査が成功したからといって日本を取り巻く状況は、あまり変化が

あるわけではなかった。度重なる外交敗北で日本の対中国戦略は完全に

行き詰まっていたからだ。そこで氷室首相は飛鳥防衛大臣を呼びだし協議を行った。

「突然呼び出してすまない飛鳥大臣。」

「いえ、大丈夫ですよ総理。何用でしょうか」

おっとりとした口調は健在である。

「わが国は外交的戦略において失敗の連続です。このままでは国際的に孤立します。

そこで私は自衛隊を正式に国軍にして中国に牽制をかけたいのですがどうでしょう

飛鳥大臣。私は防衛のスペシャリストとしての見解を聞きたい。」

「そうですね、まず自衛隊は海外からは軍隊として見られていますので

多くの国はそれほど興味を示さないと思います。しかし中国は激しく反発を

してくると思います。しかしそれはいつものパターンなどで放っておいて

いいでしょう。むしろ日本の本気度を見せるほうが国際的にはいいかと思います。

日本が侵略戦争をしていないことは前回の韓国との戦争からも明らかですし」

確かにそうだ。韓国との戦争は軍事基地の攻撃はしたがそれ以外には行っていない。

さらに韓国を占領などもしてはいない。侵略するならば占領するのが普通だろう。

なら問題ないか。

「ありがとう飛鳥大臣。私の腹は決まりました。日本は自衛隊を国防軍に

昇格させることに。」

数日後、自衛隊は日本国防軍に昇格となった。中国、ロシアは日本の右傾化は

極東アジアの平和乱すと非常に強く反発したが氷室はこれを内政干渉だと一蹴した。

2028年2月7日


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