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領土奪還戦争  作者: マンチカン
第二章 アジアの両雄激突
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防衛会議その3

防衛省二階会議室Cにおいて緊急防衛会議が開かれた。

「今回の中国側のサイバー攻撃、非常に許しがたいものがあります。さらに

沖縄問題もありますし」

飛鳥防衛大臣はいつになく強い口調だった。

「我が娘は凶弾に倒れ意識不明の重体であります。」

霧島海上幕僚長もいつになく憔悴しているようだった。

「霧島さん、会議は我々だけで行います。

霧島さんは娘さんのそばについていて挙げてください。」

「しかし・・・」

「即刻退席して下さい。大臣命令です。」

「かしこまりました。」

といって霧島は会議室から出て行った。

「すみません。はじましょう。今回の事件について山谷陸幕僚長、報告を

お願いします。」

「今回新宿で起きた事件において操作したところ爆発物等を含むあらゆる兵器は

確認されませんでした。そして管制室のコントロールを奪ったのは中国共産党

サイバー軍であることが鉄姫妖精たちによって判明しました。これがその証拠です。」

と山谷はサイバー軍のプロフィールが書き込まれている書類を提出した。

「またこの事件にあたり管制室にいた中国のスパイを一人射殺しました。しかし

我が軍も一人負傷者を出しました。」

「すみれさんの具合はどうなの」

「現在、意識は戻っておりませんが峠は越えた模様です。」

その報告を聞いて一同は安堵した。

「それを聞いて少し安心しました。それでは中国をどう落としましょうか」

これに対し山本統幕長は中国の軍事力は韓国と比べ物にならないくらい強大で

あること、わが国は質では勝るが量では絶対的に劣るということを説明した。

よって中国に対しては日本と同じく中国を敵対視している統一アセアン軍やインドと

連携を組むことが大事であると強調した。その上で中国攻略手段としてまずは

沖縄本島を奪還、次に諸島を奪還することだと飛鳥に説明した。

「大体のことは分かりました。外交のほうは我々にお任せください。あとさらなる兵器の改装に務めてください。」

     2027年9月18日

   

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