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領土奪還戦争  作者: マンチカン
第一章 日本の目覚め
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偵察

深度200メートル。日本初の原子力潜水艦深龍がサイパンに静かに近づいていった。

目的は米軍の動きを偵察することだ。途中には中国、韓国の潜水艦もうろうろしている

だろうが時代をはるか先を行く深龍の隠密行動は彼らの真後ろに張り付いても

気が付かれることはなかった。そのまま誰にも気が付かれることなくサイパン近くまで

たどり着いた。

「これでは今後の訓練に困るな」

と艦長の前田明はつぶやいた。目的海域に何事もなくたどり着いた。米空母の

ほぼ真下である。そこにはオハイオ級特殊原潜の姿があった。

オハイオ級、しかも3隻も。アメリカは本気ということか。さて仕事に取り掛かるか。

まずオハイオ級の写真を気が疲れないように写真を撮った。スクリューや潜水艦名の

表記、そしてトマホーク用VLSなどだ。次にロボットアームを用い聴診器のような

ものをつけた。その先からはなにやら笑い声が聞こえた。ポーカーだろうか。

それを録音し本日の任務はこれで終了した。深龍は誰にも見つからず呉基地に

帰港した。

   2027年5月


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