表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
領土奪還戦争  作者: マンチカン
第一章 日本の目覚め
14/105

韓国海兵隊竹島上陸訓練

2027年の一月、緊張の海でまた一つ大きな事件が発生した。韓国が軍事演習と

して海兵隊による竹島上陸訓練を強行したのであった。このことに対して韓国政府は

「独島は韓国領であり、軍事演習も国内事情にしか過ぎない。」

と延べ日本に対しては

「日本は従軍慰安婦など過去自分たちが犯した過ちを反省するどころか我が国を再び

侵略しようとしている。このような行為は非常に愚かであり国際的な信頼を著しく

落とすことになるであろう」

と日本を強くけん制した。この発言に対し氷室首相自ら緊急記者会見を開き

「竹島は日本領であることは明白であり議論する余地もありません。しかし竹島は

日本が武力を有する前の1952年に韓国が軍事侵攻により日本が不法占拠された

領土でもあります。この歴史的事実から見れば韓国側が日本に謝罪し竹島を返還する

のが道義であります。」

ここまではいつもどおり落ち着いた口調だった。だがここからが普段と違った。

「だいたい、いつまでも旧日本軍を政治利用するのをいい加減にしてもらいたい。そんなことがいつまでもまかり通ると思っているのか。ふざけるのも大概にしてもらいたい。」

ついに首相がキレた。日本は戦後、韓国への多額の援助だけでなく幾度も謝罪を

繰り返してきた。その結果が竹島、対馬、五島を失なうこととなった。

録音することすら気が引ける首相の罵詈雑言が続き、ようやく首相が落ち着きを

取り戻したかと思うと

「最後に一つだけ言い忘れてました。本日閣僚会議において本日から10年間限定で

憲法九条の凍結を決定いたしました。以上。」

この最後の発言が今までも暴言を吹き飛ばした。この発言に対し韓国側は

「平和憲法の凍結は日本が軍国主義に戻った最大の証であり我が国に対する

宣戦布告とみなす。」

と発言。そして韓国議会は日本が宣戦布告をしてきたと判断し、日本に対し攻撃を

容認したのだった。ついに決戦の火蓋が切られるのである。

2027年1月29日のことである


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ