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領土奪還戦争  作者: マンチカン
第一章 日本の目覚め
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緊急閣僚会議

「本日皆様に集まっていただいた理由は他でもない。早急な邦人の保護と韓国に

対する行動についてです。」

と氷室武首相の発言で会議が始まった。集まったのは若松外務大臣、飛鳥防衛大臣、

藤本官房長官、そして氷室総理大臣の四人である。

「ソウル日本大使館前に20万人規模が集まり一部暴徒が出ており韓国の治安は

現在非常に不安定であります。よって日本大使館を閉鎖してはどうでしょうか」

「若松大臣、それでは手ぬるいです。海上自衛隊を竹島に送り、日本は

本気であるということを見せるべきです。」

「飛鳥大臣、さすがにそれはやりすぎでしょう。自衛隊を出せばすぐさま海軍が

出てきます。」

「問題ありません。海上自衛隊はすでに艦載レーザー砲を実戦配備しております。

韓国の世宗大王級駆逐艦のイージスシステムでは反撃は不可能です。」

「飛鳥大臣、竹島を含む領土問題は最終的には武力を用いる必要があると私は思う。もちろんこの事件も例外ではなく最終的にはそうなるだろう。しかし、突然軍事行動を

移しても国際社会から非難を受けるのまた事実でしょう。」

「そうですね、世界相手に勝てるほどわが国は強くありませんし。」

氷室の言葉で飛鳥は冷静さを取り戻したようだ。

「お三方の意見で一つのプランができました」

と今まで沈黙していた藤本官房長官が口を開いた。

「まず、韓国にいる邦人を政府命令で帰国させます。その後大使館の完全閉鎖。

その間に国内にいる韓国国籍を持つものを強制帰国させ韓国大使を追放しましょう。

その後、軍事演習を活発し、韓国を刺激させ竹島海域まで海軍を引っ張り出す

というのはどうでしょう?」

「国交断行まではこちらの判断しだいなので可能ですが。しかしそんな簡単に

軍は出さないでしょう。」

と総理が苦言を呈した。そして

「それよりもこちらから自衛隊を出して韓国に対し威圧し続けるほうがいいと思います。最終的には奪還するのが目的ですので。」

と続けた。

「では現時点では軍を派遣するが武力は行使せずということでしょうか?」

「そういうことです、飛鳥大臣。では皆さん、今後の対韓国として、まず国交断行そして自衛隊による威圧、竹島奪還、最後に停戦協議による戦争終結ということで

よろしいでしょうか?」

総理の問いに対して全員が賛成した。

「それでは緊急閣僚会議を終わりにします。」


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