表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

小説「日本有事戦記」

作者:島石浩司
最新エピソード掲載日:2026/02/01
 我々が向かう「北の列島」は、かつて世界有数の経済大国「日本国」だった。

 その「日本国」の状況は十年程前に一変した。領海に侵入してきたP国漁船との小さな争いが、あっという間に全面戦争へと拡大し、P国の核ミサイルが、自衛隊基地と都市部に向けて発射された。自衛隊は壊滅し、都市部は数千万人の死傷者を出す惨憺たる状況となった。在日米軍基地に被害はなく、米国はP国との核戦争を回避する選択をした。さらに、P国軍は日本海沿岸に侵攻し、日本住民を一方的に殺戮し始めた。国連安保理が一致した対応を取れない中、「日本国」の地獄の様な惨状が続いた。

 そして二か月が過ぎようとした時、東アジアの大国であるC国が大規模な停戦監視団と軍隊を日本に送り込み、本州地域の日本住民を保護するという名目で、事実上の占領統治を開始した。そして一年後、C国は、米国との合意のもと、新たな自治政府「東海人民共和国」を発足させ、本州・四国を実効支配する事となった。C国の占領統治を望まない多くの国民は北海道へ、九州へ、海外へと脱出した。

 あれから九年の時が過ぎたが、沖縄は今も本土から来た多くの日本人難民で溢れている。そんな中、沖縄の青年ワタルは、テレビで「離島への冒険参加者募集」の書き込みを見つけて応募する。そして三か月の訓練の後、十一名の「レキオス部隊」の一員として参加し、「北の列島」へ向かう事になる。

 レキオス部隊を乗せたレキオス号は、五月に沖縄中部の辺野古港を出発し、黒潮に乗って北上し、まず四国沖でC国軍のドローンと接触し、方向転換して次に本州和歌山へ上陸した。その地で、ある隊員の裏切りにより、三人の隊員を失ったレキオス部隊は、伊豆諸島の八丈島へと撤退した。

 隊員達は衝撃を受けたが、「C国に囚われている女性芸能人を救出する」という計画のもとに再結集し、八丈島の八重根港を出港し、再び本州の米軍横須賀基地方面に上陸する。その横須賀基地には、米軍ではなく、C国軍の艦船が停泊していた。周辺調査の後、ワタル達五人の隊員は、港で調達した食品会社の冷凍車で東京に向かい、残る二人はレキオス号で東京湾に向かい、五人の帰還を待つ事となる。
第1話 起
2025/12/17 17:49
第2話 出発
2025/12/17 17:53
第3話 和歌山
2025/12/17 17:58
第4話 八丈島
2025/12/17 17:59
第5話 横須賀
2025/12/17 18:00
第7話 山賊
2025/12/17 18:06
第8話「連盟」
2025/12/17 18:08
第9話 救出
2025/12/17 18:09
第10話 南へ
2025/12/17 18:10
第11話 日本海
2025/12/17 18:12
第12話 苗場山
2026/01/29 16:07
第15話 浅間山
2026/02/01 16:25
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ