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3−2 「リア充死ね」

前回の粗筋。


借金がプリンになって返ってきた相川は、見返りとして助っ人部の内部情報を探ろうとする。全てを学に押し付ける事にした野田。相川は始業開始ギリギリだと言うのに、すぐさま取材を敢行しようとする。彼女は実は、中々部活熱心な女だったらしい。 

 そして時は加速して、その日の昼休みの事である。俺はお袋の弁当を摘みながら、またしても前の席に座った相川の、今度は愚痴聞きの相手をする羽目になっていた。ちなみに剛志は昼練である。いつか過労死するんじゃなかろうか。


「ねぇ、だからさぁ……シッキー、聞いてんの?」

「ん?何が?」


 生憎卵焼きに夢中で相川の話を聞いていなかった。好きなんだよなぁ、これ。厚みもあるし、歯触りも良い。いっそ清々しい位甘ったるい味付け。卵焼きはこれがベストだ、ベストオブタマゴヤキだ。流石お袋、俺の好みを分かっていらっしゃる。

 完全に相川を度外視した俺の態度に、彼女は呆れた様子でこちらを見て溜め息をついた。


「だからさぁ、根本先輩っつったっけ?

 さっき教室見に行ったけど、あの人、昼は助っ人部の部室に居るらしいじゃん」

「……あぁ、部長が確かそんな事言ってたっけなぁ。よく昼に顔出すって」

「ちょっと行くのは怖かったけど……勇気を出して訪問したのよ、部室に」

「お、それで?」

「……えっと、その、そこには桐生先輩も居て……」

「部長も居て?」


 何故か言葉に詰まった相川。弁当から顔を上げると、相川が顔を俯けていた。下から覗き込むと、頬を赤く染めている。部室で彼女に何があったんだろうか。


「あの、なんて言うか……その……二人で……あれ……エ」

「あぁ。部長が居たら話は聞けねぇか」

「そ、そうじゃないんだけど……いや!そうなのよ!

 桐生先輩が居たから怖くて聞けなかったのよ!」


 うんうん、としつこいまでに頭を縦に振る相川。殆どヘッドバンキングみたいな頷きを俺は両手で止めてやった。いくら何でも挙動不審すぎるだろ、お前。


「……本当にそれだけ?」

「いや、えっと……ソウダヨ?」


 コイツはそんな片言で肯定されて、信用する人間がいると思っているのか?俺は信じないね。ならば何を隠しているか。相川の態度から察するにだ。直には言い辛い事なのだろう。

 さて、部長と学先輩の二人が今部室で二人っきりな訳だ。これはつまり、そう言う事だろう。先日の件もあるし……あながち俺の予想は間違っちゃいない筈だ。具体的に言うと読者の幅を狭める事になると予想されるため、そこは省略。

 全く、純朴な学徒集うこの神聖なる学び舎で何たる事をイタスのだあの人らは。実にけしからん。


「もしかしてよ。アレか?」

「み、見てないからね!?声が聞こえてきたから慌てて」

「え?」

「え?あ……。…………!」

「おっと危ない」


 ポロリと漏れた俺の言葉に、相川はビクリと肩を大きく跳ねさせる。刹那、猛スピードで俺の顔面左に襲い来る相川の右フックを、俺はギリギリ身を引いて避けた。中々腰の入った良いパンチだが、その間合いでは拳半分届かないな。

 フーッ、フーッと気性の荒い猫みたいな唸り声を上げて涙目になる相川。……思っていたより神経過敏になっているご様子である。


「スケベ!」

「な!何も言ってないだろ!」

「お、女の子にそんな言葉言うなんて信じられない!」

「だから何も言ってねーっての!」


 言いがかりにも程がある。それと、大声出すのは止めてくんねぇかなぁ。クラスメイトがめっちゃこっち睨んでんだけど。女子からは蔑みの目。男子からは疑惑の目。一部の男子からは憎悪の目。どうやら相川は意外とクラスの男子には人気な様子だ。黙って突っ立ってる分には可愛げもあるけどな。

 しかし、これはそんな呑気な事を考えている場合ではない。俺のクラスでの立ち位置が脅かされようとしているのだ。今までの俺はただの『馬鹿』であったが今後は『馬鹿』で『スケベ』な『セクハラ男』になるかもしれん。今後の学校生活に於いて『スケベ』はともかく『セクハラ男』のレッテルは頂けない。頂けなさ過ぎる。

 スケベとは男としては当然の称号である。むしろステータスだ。スケベじゃなきゃ子孫繁栄なんて不可能なのだ。そう、スケベは自然。

 セクハラとはご存知の通り、セクシャルハラスメントの略語。性的な嫌がらせ。……嫌がらせに性を絡めるとなると、それはもう子孫繁栄って次元じゃない。もっと別の、忌々しい何かを連想させる退廃的な言葉とすら言えるだろう。なんかこう、そういうのは特殊な性癖の領域に達するものである。そう、セクハラは不自然。

 つまりスケベと違ってセクハラは自然界から駆逐されるべき存在であり、セクハラ男と呼ばれる事はコレ即ち社会不適合者の烙印を押されるのと同義なのだ。このまま放置すれば、クラスはおろか学年全体の女子との関わりが断絶される未来が俺を待っている。

 でもこれ、俺に非があるのだろうか。口が勝手に動いてしまっただけなのに。しかも具体的には何も言ってない。勝手に想像して勝手に勘違いしてるのはお前だ。


「あれ?どこやったかな……」


 何となく視界の端っこに映った、さっきまで教室で女子たちと楽しげに談笑しながら飯食っていた筈の茶香子の小さな呟きが俺の耳に届く。茶香子はこちらを見ず、自分の席まで歩いて行って、そこにある鞄の中をひたすらに漁っているようだった。

 チラリと覗く彼女の目には光が宿っていない。……何かあの目見た事あるな。

 答えはそう遠くない過去の記憶にあった。日曜日、学先輩にエアガンを向けた時の死んだ魚の様な目。女の敵を排除すべく立ち上がった殺戮マシーンの様な無感情でいて冷徹なあの目だ。

 ……やべぇよ、エアガンだよ。

 だが待て。こんな大衆の面前でアレを出すか?普段は温厚で気弱な茶香子の事、そこまでの冷静さをやすやすと失うとは思っていない。きっとスタンガンとかバールの様な物とかそんなレベルのものに決まっている。なに?十分ヤバい?ハチの巣よりマシだとは思わんか?


「あったあった……」


 スラリと長い日本刀の美しい刀身が鞄から姿を現した。……それどうやって鞄に入れたんだ?物理法則仕事しろよ。


「ごめん、相川さん!許してくれ!この通りだ!死にたくない!」


 椅子から飛び上がって後方宙返りからそのまま美しい軌道を描きつつ床に平伏、土下座へ以降。これぞ野田識奥義、サマーソルトDOGEZAである。

 ……なんか俺の身体能力の活躍の場って、今の所こんなんばっかな気がするな。

 俺のあまりの突拍子も無い行動に、相川も怒りを忘れて惚けている。


「は?死にって……何を物騒な事を」

「『誤解だったから許す』って言って!後生だから!なんでもするから!」

「え?……じゃぁ……ごかいだったからゆるす」


 顔を上げて茶香子の方を見る。良かった、刀を仕舞ってくれた。他の生徒には……見られてないな。全員こっちを見ている。目を引きつける程の土下座をしておいて良かったぜ。

 ……なぁ茶香子お前、残念そうな顔してないか?俺の気のせいだよな?なんで目ぇ逸らすんだよ!気のせいだよな!?気のせいって言って!もしかして趣味の試し斬りってマジだったの!?

 俺と茶香子のアイコンタクトは、そんな高度なやり取りが行なわれているとは露程も知らない相川に中断された。


「と、とにかく恥ずかしいから土下座は止めてよ」

「……そうだな」


 そろそろ俺もクラスメイトの奇異な視線もしんどくなってきた所だ。色々と疑問は残ったが無事騒動も解決した訳だし、俺は再び弁当の攻略に戻らさせて頂こう。


「……ね、やっぱり頼れるのはシッキーしかいないよ。

 これも世の為人の為私の為だよ?」

「お前も大概しつこいなぁ。話せないもんは話せないの」

「うー……ケチだなぁシッキーは。そんなに心が狭いとは思わなかったよ」


 別に心が狭いとまで言われる筋合いはないんじゃないかな。人間誰にだって言えない事の一つや二つや三つくらいまでならあるだろうが。

 例えばお前は自分のスリーサイズをこのクラス全員に大声で発表出来るか?ほれ、出来ないだろ?


「……マジでセクハラだし……シッキーサイテー」

「お前と同じだよ。人のデリケートな部分は聞いちゃいけないの」

「なぁにがデリケートだか……どうせ大層な理由もないんでしょ?

 あの部長さんが考えそうな事だわ。

 底が知れると怖れられなくなるからって、情報を隠してるんだわ、きっと」


 底を知ってビビって泣きながら平謝りして命乞いするのはお前の方だよ。なんて思いつつもそんな事口には出さずに、俺はひたすらに強い口調で拒否を続けた。


「だから頼られても俺は何にも出来ないです!以上!この話おしまい!」

「ちょっとー、そんなんで納得いく訳ないでしょー?」

「何度も言ってるし、何言われても俺は何も話しません!」

「バーカ、甲斐性なし、赤貧プリン高校生、セクハラ野郎」

「それはただの罵倒」

「あーもう、イライラするわね」


 いい加減相川の相手をするのも面倒臭くなってきた。俺は腹が減ってるんだ。昨日からことあるごとに顔を合わせる羽目になってその都度取材じゃぁ溜まったもんじゃねぇ。……あ、興龍では取材はなかったっけ。

 それは置いといてだ、なんで弁当のお預け喰らった上に殺されかけてまで話を進めなければならんのだ。

 弁当箱を傾けて中身を掻き込む俺を見て、相川は机を指でこんこんと苛立たしげに叩く。何でお前がご立腹なんだ。しつこく問いただされる俺の身にもなってみやがれ馬鹿野郎。俺はそれを完全に見ない振りしながら弁当を完食し、鞄に仕舞うべく机の上の相川の指をどけさせ、開いた鞄を机に置く。

 と、腹を立てているとろくな事がないな。俺は鞄を机に叩き付けるように投げ出したため、勢い余って中身を盛大にぶちまける羽目になった。教室の一角に舞うノートと教科書、午前中返ってきた出来の悪い宿題プリント、配られて親に見せるのを忘れて入れっぱなしの連絡プリント。

 くそ、尚の事腹が立ってくる。

 床に這いつくばって落ちたプリント類を集めている俺の、なんと情けない様か。腹立たしいったらないな。あらかた拾い終わった後に見上げると、相川がその内の一つ、藁半紙の厚い冊子を手に取って眺めていた。拾うのを手伝ってくれる程度には苛立ちも収まってくれたのだと思って俺はお礼を言った後、それを受け取ろうとしたが。


「すまんな、拾ってくれて」

「シッキー、これ……」


 相川は俺の手を躱して、俺に表紙を見せつけた。そこに書かれていたのはえらく堅い字体で書かれた四つの漢字。

 部員名簿。

 表紙の謎の生命体がヒヒーンと鳴く、日曜日に渡された例の書類である。俺の記憶が正しければ一ページ捲った先にはこんなのが書いてあった筈だ。


『この冊子は我が部活に於ける最重要機密を記してある。

 決して部外者に見せる事無き様、部員諸君には厳重な情報管理を義務づける。

 万が一にも情報漏洩の痕跡が発見された場合、現万能人材派遣部部長、杵柄高校二年桐生隼弥が漏洩元に厳重な処罰を申し渡すであろう』


 今まで血よ湧け肉よ踊れとばかりに立っていた腹とカッカ来てた頭が、一気に絶対零度まで冷たくなった。

 まずい。相川にその存在を知られる程度ならまだしも、中を見られたら?そして相川は新聞部だ、ここぞとばかりにこの書類を利用して記事を作るだろう。部長は漏洩元を探すに決まっている。そして一瞬で俺だとバレるだろう。

 Q、俺の明日はどっちだ?

A、アッチ(仏教的な意味の地獄)に逝くかコッチ(社会的な意味の地獄)送検(いく)か、それが問題だ。


「あ、相川!それを早く寄越せ!」

「なんでそんなに慌ててんの?……あ、これまさか」


 捲り出そうとする相川の手を、俺は持ち前の反射神経を活かして寸での所で強引に取った。そして反対の手で名簿をむしり取り、鞄の中に丸めて押し込んだ。


「お前、中見たか!?」

「……見ようと思ったのに」


 セーフ。脳内で野球帽を被った審判が両手を水平に振っている。高飛びの後に無人島サバイバル生活を送るプランだけは免れる事が出来そうだ。

 つーかいつまでこんな機密書類を鞄に入れっぱなしにしてるんだよ、俺は。さっさと家の押し入れの奥にでも突っ込んでおくか、いっその事燃やしてしまえば良いんだ、こんな危ないもの。


「あの、シッキー」

「ん?」

「手、痛いんだけど」


 俺の右手の行方を探ると、確かにまだ相川の手を握り潰すようにがっしり掴んでいた。夢中だったから忘れていたよ。しっかしこいつの手、冷たいな。心の優しい人は手が冷たいと言うが、なるほど、迷信は所詮迷信か。

 手を離してやると、相川は手をブンブン振る。


「イテテテ……シッキー握力幾つ?」

「んぅ……新鮮な林檎を絞れるくらい。試すか?」

「手が粉砕骨折するわ!」

「ほんの冗談のつもりだったんだけど。あ、林檎はマジで潰れるよ?

 真面目に測ろうとしても、計測器がぶっ壊れちまうから、正確な数値は分からないけど」

「聞いてないから!」


 相川は握られていた右手をかばうように胸の前に持っていって叫んだ。だからあんまり大声出すなよ。皆こっち見るだろ。

 ほら、女子の一団なんかこっち見てクスクス笑ってるぞ。アラアラウフフって感じで。

 男子なんかこっち睨んでギリギリ歯ぎしりしてるぞ。イライラウギギって感じで

 おい、今「リア充死ね」って呟いたの誰だ。そんなんじゃないから。中学生かよ。


「で、何で隠すのよ?見られてヤバいもんでも書いてあんの?」

「え?いや、そんな事は」

「じゃ見せてくれてもいいじゃん?」

「いや、これは……アレだ」


 咄嗟の言い訳が成功する事は、俺の人生で今まで無かった。言い訳とは、瞬時に且つ如何に真実味の有る嘘をつけるかどうかで巧拙が決定する。正直者で頭の回転の遅い俺には辛い種目だ。

 だが経験は嘘をつかない。塵の様な経験でも、積もればそれは山の様な経験となるのだ。経験値は溜まっている!ならば今ここで見せてやろうではないか!今俺の言い訳人生の全てをかけた一世一代の言い訳を!


「どうせ嘘でしょ」

「まだ何も言ってないんだけど」


 玉砕!散華!大・打・撃!

 ……まぁ、思いついた言い訳も『自作のポエムがメモってあるから』と言うものなんだけど。こんな事言ったら余計俺のクラスでの立ち位置が怪しくなりそうだから、これで良かったのかな。

 いや、ちっとも良くねぇだろ。何一つ解決しちゃいない。


「とにかく、これは企業秘密、いや部活だから部活秘密ってやつだ」

「新聞部の部員がそんな面白そうなもん見つけて黙って見過ごすとでも?

 私、RPGでもダンジョン内の宝箱は全部開けていくタイプなのよね。

 中身が薬草か最強装備か、とか関係なく、知らないまんまってのが許せないのよ」


 お前が今開けようとしている宝箱は、人食い箱とかミミックとかなんだけどな。俺が親切にもインパス唱えてやったんだから、真っ赤に光ってる宝箱開けようとするなよ。

 ドラクエジョークを交えた俺の丁寧な説明等どこ吹く風。魔王相川の侵略の手はこちらに着々と伸びてきている。


「なんでもいいからその冊子をこっちに……」


 キーンコーン……


 普段は忌々しい昼休み終了の鐘も、今日だけは福音のベルに聞こえた。未だ席替えを行なわない我がクラスに於いて、相川と俺は出席番号の関係上かなり席が遠い。

 暫く顔を合わせずに済みそうだ。


「さーて、四時限目はなんだっけなぁ」

「……白々し」

「おー、体育かー……体育!?おい、相川、急ぐぞ!」

「げ!マジで!?ヤッバ!」


 教室を見渡せば、他の生徒は既に教室には居なかった。さっきまで居た筈なのに、いつの間に消えたんだよ、おい。何故か杵柄高校は体育の授業だけは別格で、始業前には既に体育館で準備運動を始めているのが普通である。つまり今から行っても遅刻扱いになってしまう訳で、厳しい罰が待っている。

 体育担当の檜山は年中ジャージで過ごす厳格を絵に描いた様な男臭い男であり、竹刀まで完備した古典的なコテコテの鬼教師だ。

 俺も相川も一瞬顔を見合わせて頷き合い、全く同時に教室を飛び出して、ほぼ同時にロッカーを開け体操服を取り出し、大体同時に走り出した。どうせ罰を受ける事になるのに必死になるなって自分でも思うけど、まぁ、そこはほら。一縷の望みに全てを託すって事で。

思いっきりコメディのつもりです。ていうかパロディの嵐です。これはひどいです。で、何処で切れば良いか分かんないんで、全部纏めて載せた結果がこの長さです。そしてちょっとエロイです。でも具体的じゃないからきっと大丈夫です。

これから先はあんまりコメディしないです。シリアスします。ずっとシリアスのターンです。キーワードにシリアス追加しておきます。ただしエロくないです。残念です。

次回は二宮のターン。体育の授業でのお話です。

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